METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI | |
2002/8/10(土) 〜9/8(日) |
8月の企画展 |
“熱変”より |
仲嶋 貴将 展 |
会 期 |
2002年8月10日(土)〜9月8日(日) |
作家名 |
仲嶋 貴将(なかじま よしゆき) |
作家紹介 |
“ミニマルとイ−ジ−”の違いを深く考察する事から私の制作活動が始まった。作品と鑑賞者との距離を縮める為,例えばドアノブ・水道蛇口・イス等といった,見る側がおのずと“関係”を持ちたくなる型態を用い,しかし実用品としての機能を持たせず,一種パフォ−マンス的要素をも取り込んだ作品展開を行う。そして様々な表現が溢れる現代に於いて“彫刻”の再考,“コンテンポラリ−ア−トとファインア−ト”の振り子の中に己を置く事により自分が何者か,何処に向かうかを探りつつ,現在は主にブロンズを含めた金属を用いた彫刻制作と研究を行う。 |
作 品 |
内容 : 彫刻・平面 素材 : ブロンズ・アルミ・鉄 |
制作意図 |
誤解を恐れずに言えば,この世界及びそこに生きる人々,そして営みは全て熱と冷却の作用でなり立つ側面があると確信している。生命の誕生,終篶においても言えることと考える。鉄は熱帯性高気圧などがもたらす酸性雨で酸化,錆が生まれ,そして土に還る。ブロンズという合金は熱で溶け,冷却され形を成す。それら何らかの命の循環作用の流れの中から表出する理念をフォルムに込め,具現化し,作品制作,展開する。 |
略 歴 |
1969 北海道札幌市生まれ 2000 筑波大学大学院芸術研究科修了 1994〜98 札幌市私立札幌光星学園中等部美術・技術非常勤講師 1999 筑波大学芸術学群ティ−チング・アシスト 2001〜 北海道教育大学札幌校教育学部 芸術・文化課程(彫刻)非常勤講師 【個展】 1994 “食事の為の永き不在”/Space PRAHA(札幌) 1995 “界面”/Space PRAHA(札幌) 1996 “転位”/Recent Gallery(札幌) 2001 “仲嶋貴将〜造形の軌跡”展/Gallery Poem(東京) “熱変”/Galleryタピオ(札幌) 2002 “熱変”より/METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI (千葉・印旛沼湖畔) 【グル−プ展・受賞歴(抜粋)】 1992 北海道美術協会展 新人賞 1993〜96 札幌窓辺展 1994 札幌石山緑地公開制作シンポジウム 空知郡南幌村モニュメント設置 1995 「'95抽象の現在」展 阪神大震災救援作品展 1996 “Spontaneous Generation”展 1998 三好々丘彫刻フエスタ'98 マケット秀作賞 〜99 “Ende/neu”展 1999 洞爺国際彫刻ビエンナ−レ 入選買い上げ 三好々丘彫刻フェスタ'99 優秀模型賞 2000 ア−ト・タウン三好々丘彫刻フエスタ2000 優秀模型賞 新制作協会展 “地上インスタレ−ション計画 '00” 2001 北海道立体表現展 “地上インスタレ−ション計画 '01” 2002 “Relation−夕張”展 夏・芸術 |
![]() |
![]() |