METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI
2001年
 5月26日
 〜6月24日

5〜6月の企画展

ゴヤ・フリオ彫刻展
JULIO SHOW

懺悔ボックス
My Confessional Box


            後援:アルゼンチン大使館  芸術文化振興基金助成事業
Collaboration Art opening party 5/26(土)17:00 より
 ダンス:宮下恵美子 映像デザイン:ヒグマ春夫
 音楽:平石博一 衣装:時広真吾
Collaboration Art closing party 6/23(土)18:00 より
 ダンス:深谷正子 斉藤直子 武田英子 玉内集子 
 映像デザイン:ヒグマ春夫
 音楽:平石博一 衣装:時広真吾


題名 : ザンゲ ボックス
(アルミ,鉄,サンゴ,貝,
      ロウ,ライト)

会 期

 2001年5月26日(土)〜6月24日(日)

作家名

 ゴヤ・フリオ・エドワルド

作家紹介

 日本に移り住んで十数年になります。その間私の創作は様々な変化をし続け,まさに私自身の懷胎のようです。それは日本に来る以前から始まり,いくども肯定的変化をもたらしました。長い旅の中でなぜか故郷ではなく,ここの日本での制作活動よって大きな成長したことは,自分がアルゼンチン人という事実や二つの国を意識することによって,作品に新たな世界が生まれたようにも思います。あるいはそれらの意識ではなく,私自身の中に存在していた何かを自然に表現しているのかも知れません。

作 品

 内容 : 立体・インスタレ−ション
 素材 : 鉄・アルミ・銅・ろう・貝・サンゴ・ライト

制作意図

 ア−トは視覚的であるだけでなく感情的にも何か連想を伝えるものだと思う。私にとってリアルとは自我 (EGO)の人生(LIFE)と自身 (ONESELF)の戦い,心と体の対立関係を調和したいのです。観客が拒絶感を抱くのと同時に魅了されてしまうという作品,ちょうど美と拒絶の間にある緊張感のようなものです。作品は,神の家,鍾乳洞,懺悔ボックス,亀甲墓,母胎など,どの形でも取り合わせられる。これらには入り口のようにオリフィスを造り(鍵穴,口,穴)などいろいろなアイデアが観る人に連想させるようにした。

略 歴

1953 アルゼンチン共和国ブエノスアイレス市生まれ
1983 ブエノスアイレス国立芸術学校大学院卒業
1985 来日

2001 個展 Metal Art Museum Hikarinotani
       (千葉・印旛沼湖畔)
2000 ラテンカリブ現代美術展(三浦美術館,愛媛県)
2000 バルパライノ財団に制作(スペイン)
1999 舞台美術リュウボホ−ル(那覇市)
1998 2人展 スペ−スア−ト(那覇市)
1998 2人展 青城ギャラリ−(仙台市)
1998 2人展 サンマルティン文化センタ−(BUENOS AIRES)
1998 2人展 Promo-Arte Gallery(東京)
1998 2人展 日本アルゼンチン修好100周年記念
        モニュメント制作(BUENOS AIRES)
1997 第5回 NICAF'97に出品(東京)
1997 舞台美術 RICARDO ROIAS文化センタ−
        (BUENOS AIRES)
1997 舞台美術 錦糸町(東京)
1996 個展 画廊沖縄(那覇市)
1996 2人展 サンマルテイン文化センタ−(BUENOS AIRES)
1995 個展 Promo-Arte Gallery(東京)
1995 馬の彫刻コンク−ル入賞(岩手県)
1994 個展 Promo-Arte Gallery(東京)
1994 沖縄タイムス芸術撰賞奨励賞受賞(那覇市)