モジュールのキーフォーカス(Treo用)
- 概要
KeyQuickのモジュールには「キーフォーカス」という概念が導入されています。キーフォーカスに対応しているモジュールの場合、そのモジュールにフォーカスが
設定されているとき、モジュールをキーで操作できるようになります。たとえば、Treoの5WayNaviやカーソルキーのように4方向+1の操作ができるデバイスでは、Calendarアプリケーション等のようなナビゲーション表示(水色の枠で操作)と同じようなものと考えていただくと想像しやすいと思います。
※モジュールに対してキーフォーカスが設定されるには、モジュールがキーフォーカス処理に対応している必要があります。たとえば、ビルトインモジュールの「時計(アナログ)」モジュール等は対応していないのでキーフォーカスが設定されません。
- 例
「サイドメニューのモジュール」の例で表示したサイドメニューで、以下のキー操作を行う。
- カレンダーモジュールにキーフォーカスを切り替える
- 2006/10/2の日付を選択する
- 今日の予定モジュール上に、その日の予定が表示されていることを確認する
- 操作
「サイドメニューのモジュール」の例で設定したサイドメニュー0を表示後、5WayNaviまたはカーソルの下を押下します。※CLIEのジョグを回してもフォーカスは切り替わりません。
フォーカスが切り替わり、画面下部の項目(この例では「ホーム」)を選択していた表示が消え、カレンダーモジュールに枠が表示されます。ここで、5WayNaviの押下または改行キーを押下します。
カレンダー上の日付(この例では2006/9/30)上に枠が移動します。ここで、5WayNaviまたはカーソルの右を数回押下します。
2006/10/2
上を枠が選択します。このとき、画面左下に配置されている「今日の予定」モジュールでもカレンダーに合わせて 2006/10/2
の予定が表示されます。※ここでさらに、5WayNaviの押下または改行キーを押下を行うと、カレンダーモジュールの次のモジュール(この例では今日の予定モジュール)にキーフォーカスが移動し、表示されている項目をキーで選択することができます。
- 備考
多くの場合、上下左右キーによってフォーカスは切り替わっていきますが(上記例では下キーの押下を続けることで「カレンダー」「今日の予定」「ToDo」「項目」と切り替わっていきます)、どのような順番で切り替わるかはスキン上の定義とモジュールの動作によります。たとえば、上記例でモジュール1にキーフォーカスに対応していないモジュールが配置されていた場合は、下キーを押下しても、そのモジュールへのフォーカス切り替えはスキップされます。
4方向を選択できるキーを対象に操作性を考慮しています。たとえば、CLIEのジョグの場合は画面配置によってジョグの回転が上下移動のときもあれば左右移動のときもあるので、キーフォーカスの切り替えには向いていません。ジョグを主体として使う場合は、サイドメニュー操作設定あるいはモジュール設定のフォーカス切り替えキー等の併用を検討していただきますようお願いいたします。
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