フィールド外ではOpt優先(CLIEではCtrl優先)
- 概要
Memosの編集画面のように、入力フィールドで文章を入力しているときには通常のキーとして扱うが、その他の画面(たとえばMemosの一覧等)では何らかの機能を実行させるようなキーを設定する場合に使います。
また、CLIE標準のキーボード機能としてCtrl+カーソル上下等がジョグ動作に割当てられていることから、KeyQuickをCLIEへ導入したときにはジョグに関連するカーソルキーは「フィールド外ではCtrl優先」が設定されています。
- 例
Spaceキーを押下したとき、「入力フィールドで文章を入力しているときは、空白文字の入力」「その他の画面のときは、サイドメニュー1を表示させる」と動作するように設定。
- 操作
以下の操作を実施する前に Opt+Sapce にサイドメニュー1」を割当てます。詳しい設定は「サイドメニューのカスタマイズ」の例を参照してください。
Spaceキーにサイドメニュー1を割当てたら、再度拡張画面に戻りSpace項目を選択後、「編集」ボタンをタップ
「組合せ制御」ラベル横の「詳細」トリガーをタップ
「フィールド外ではOpt優先」項目にチェックして、OKボタンをタップする
Memosの編集画面等で入力フィールドで文章を入力しているとき Space
キーを押下すると、空白文字が入力されることを確認。※入力フィールドで文章を入力中でも、Opt+Space を押下すればサイドメニュー1が表示されます。
その他の画面(入力フィールドでない画面)を表示し Opt+Space を押下する
サイドメニュー1が表示されることを確認する
- 備考
キーボード入力に対応しているアプリケーション等では、「フィールド外ではOpt優先」指定によりキー入力が変更されると動作に影響が出る場合があります。そのような場合は、アプリ(DA)/フォーム毎のキーマップ等を参照して、対象アプリケーション用に「フィールド外ではOpt優先」のチェックを外したキー情報を作成するか、以下のように「機能の一時」停止を利用してください。
対象アプリケーション上でサイドメニューを表示し「機能の一時停止」項目を選択
確認のメッセージが表示されるので、内容を確認して進める。リストへの追加が完了した時点で、「フィールド外ではOpt優先」の機能が抑止されています。
なお、一時停止リストの内容は、以下の方法で確認/編集ができます。
KeyQuick
を開始してメニューから「機能の一時停止」項目を選択
表示されたリストから対象のアプリケーションを選択して、「編集」ボタンをタップ
対象アプリケーションの設定詳細が表示されます。
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