■Lesson 5
lesson no.5では、音の位置エネルギーに注意しながら、音域を拡大して行きます。上向形では音の位置エネルギーが増えるので、少しずつクレッシェンドをします。逆に下降形では音の位置エネルギーは減少しますので、少しずつディミニュエンドしましょう。スラーのついた音形らしく、滑らかにクレッシェンドしたり、ディミニュエンドしてください。特に、倍音列が切り替わるソとラの間、ドとレの間は、楽器の抵抗が変化しますので、充分な注意が必要です。ソラシラソーの最後のソーの音が前の音より大きくならないように、ソラシドレドシラソーのレの音がドよりも大きく吹けるように、ソファミレドレミファソーのドの音が大きくならないように、それぞれ注意して、音量のコントロールをしてください。この事は、この後勉強するロングトーンのトレーニングの際にとても重要な技術になります。

■Lesson 6
Lesson.6ではこれまでに出てきた音を使って、速いタンギングと、5度までのインターバル練習をします。できる限り、唇の両端が動かないように注意しながら、リズム良く、歯切れの良いタンギングを心がけて、練習しましょう。慣れないうちは4段ごとに、短い休憩を入れても良いでしょう。もちろん、できる人は、インターバルを1オクターブに拡げて、練習を行ってください。位置のエネルギーから来る音量の変化にも注意しましょう。


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