■Lesson 7
Lesson.7では、トレーニングとしてlong toneの練習をします。ダイナミックスはだいたいの目安ですが、可能な限り、その拍内で息はすべて吐ききるようにします。テンポの設定は、最初はできるテンポで。徐々に、遅くしていってください。時間がある時は、下に書いた音でもやってみましょう。最後のファ#は123の運指でやって下さい。

■Lesson 7B

唇の支え強化とブレスの安定の為に、fpの練習をします。唇を締め過ぎてfの際にピッチが変わらないように、pの時に安定した呼吸法になるように気をつけて下さい。テンポはできるだけゆっくりやりましょう。唇は息に対して受け身であるように心がけて下さい。

■Lesson 7C

低音域では、唇の両端の支えを意識しましょう。

■Lesson 8

lesson no.5でやったことをもう少し速いテンポと音域を拡げてやってみましょう。クレッシェンド・ディミニュエンドにも気を付けて下さい。

■Lesson 9

いよいよ、ウォーミングアップの最後に、難関のリップスラーをやります。1・3番ピストンを押して、ずっと同じ運指で行って下さい。なかなか音が上がれなかったり、下がれなかったりする人は、初めの内、0と2ピストンでやっても良いですが、この練習の目的は、運指を変えずに音がスムースに移動できるようになることです。この時もレッスン8と同様、クレッシェンド・ディミニュエンドにも気を付けて下さい。唇を巻き込んだりして、振動部分が変わらないように、気を付けましょう。

 ウォーミングアップとは、あくまでも、強化トレーニングの前に準備としてやる練習です。各自の能力に応じて、ほぐすつもりで行って下さい。ほぐれてきた後でなら、多少の無理をしてでも、これらの練習をおこなうことは悪いことではありません。つまり、筋肉というのは、負荷をかけることによって発達するからです。運動時のインターバルトレーニングの要領で、休みを取りながら、チャレンジして下さい。

 これらの練習曲は、逆にクールダウンにも使うことができます。順番を逆にして(9番から1番)行って下さい。

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