Topics ( 最新:June 20th / 2012)


2012/06/20

私がリーダーを務めるブラスエクストリームトウキョウのシングルCDが2枚、リリースされました。

Rock of Brass Quintet 

山路敦史編:パープルヘイズ(ジミ・ヘンドリックス)一ノ瀬響編:移民の歌(レッド・ツェッペリン)鶴見幸代編:噴火(エマーソン・レイク&パーマー)

鶴見幸代編:タルカス組曲(エマーソン・レイク&パーマー)
itune music storeでも購入できます。[ロック・オブ・ブラス・クインテット][Rock of Brass Quintet]で検索して下さい。


2010/12

私の校訂による「アーバン 12の幻想曲とアリア」が、全音楽譜出版社から発売されました。


2010/5/15

パイパーズ4月号24ページ「楽器の機内持ち込み制限について」の記事に私の楽器ケースが紹介されました。


2010/4

私の校訂による「アーバン金管教則本」第2巻が、全音楽譜出版社から発売されました。


2年ぶりにNHK-FMに出演しました。

10/4 18:00~18:50 NHK-FM「現代の音楽」司会:猿谷紀郎

 1.山本裕之作曲「パルラータ II」(約3:00) 生演奏(トランペット・ソロ)
 2.川島素晴作曲「まつだいら家(け)」(約2:30)  NHKFMリサイタルライヴ(トランペット・ソロ)
※トランペットによる言葉発音の実演 ミュートの開き加減で母音を吹き分ける等
 3.デジェテール作曲 フォルマント兄弟編曲「インターナショナル )(5:45)(トランペット・コンピュータ)
 4.近藤譲作曲「冬の間に」(6:34)(トランペット・ヴァイオリン・ピアノ)
 5.嶋津武仁作曲「Signs(サインズ)」(約7:00) 生演奏(トランペット・ソロ)
 6.イーガル・ミルテンバウム作曲「CUT」から(約5:00) (イスラエルでのライブ録音)(トランペット・アコーディオン・電子音響)


10/11 18:00~18:50 NHK-FM「現代の音楽」

1.マウリシオ・カーゲル作曲「ファンファンファーレン 4」 (1:18)(トランペット4重奏)
2.ジョン・ハッセル作曲「ヴォイスプリント」(5:50)(ジョン・ハッセル:トランペット)
3.ヴィンコ・グロボカール作曲「交換」(5:44)(グロボカール:トロンボーン・ソロ)
4.後藤國彦作編曲「超人降臨−セブンvsツアラトストラ」(10:49)(トランペット・打楽器)
5.山根明季子作曲「Transcend-b」(11:00)(トランペット・バリトン (声)・ピアノ・打楽器)
6.ペール・モッテンソン作曲「易経変奏曲」から第1楽章(2:07)(金管5重奏)


2009/7/1

新「アーバン金管教則本」に関する記事が、雑誌「パイパーズ」に、掲載されました。


2009/4/15

私の校訂による「アーバン金管教則本」が、全音楽譜出版社から発売される事になりました。

帯あり

帯無し


2009/3/31

ベストブラス社から発売されていました曽我部モデルのマウスピースが、3月一杯で製造廃版となりました。今後は、特別注文に応じて下さるそうです。


2008

「邦楽と舞踊」9月号に、一昨年12月に紀尾井ホールで演奏した嶋津武仁作曲「兆し」を演奏している姿が掲載されました。共演の西川祐子さんが第5回目代賞創新賞「奨励賞」を受賞してのグラビア掲載です。

 表紙


遅くなりましたが、1月6日に、愛媛の地方紙に私の記事が載りましたので、お知らせします。


1月26日、イスラエルのハイファで行なう私のリサイタルの案内チラシが、1月初めにHaaRetzという新聞に挟み込まれるようです。

This will appear on the National Newspaper HaaRetz (as an insert - a brochure attached to the Newspaper) in the beginning of January.


2007年

久々に公共放送に登場します。

1月27日午前9時から10時57分のNHK−FM「名曲リサイタル」に出演します。ピアノは中川俊郎さんです。前半は、若手のバイオリニスト松田さんの演奏。私と中川さんもトークで絡みます。後半は私と中川さんの演奏で、カール・ピルスのソナタ、久木山直さんのスリップフレーム(はずれた<滑った>枠というような意味でしょうか?)第5番、川島素晴さんのまつだいら家、最後に佐藤聰明さんの光の4曲です。お聞き逃し無きよう!!


久々にパイパーズに私の関連記事が掲載されました。8月20日発売の9月号にブラスエクストリームトウキョウの記事が載っています。


私のホームページの訪問者が10万人を達成しました!一重に皆さんが足繁く通って下さったお陰です。感謝!今後ともご贔屓に!!10万人目の訪問者はhyotanさんでした。hyotanさんにはサイン付き「トキノコダマ2」をお贈りします。


 ネットで拾ったと友人からメールがあり、写真が送られてきました。するとそこには・・・メーナード・ファーガソンがベストブラスの「曽我部さんのワウワウ(コパー)」を使っているではないですか!!もちろん、アメリカでは「曽我部さんのワウワウ」という名前では売ってないと思いますけど(笑)


バンド・ジャーナル誌に掲載された以下の記事に対して、抗議文を送ったところ、7月号に掲載されました。以下、引用します。皆さんのご意見を、掲示板に書き込んで下されば幸いです。

バンドジャーナル3月号---------

 曽我部清典がまたまた不思議なアルバムを作った。すべて日本の若手作曲家によるコンテンポラリー作品・・・というか、コラージュか自由なアレンジか?すべて元歌は知名曲だが、裸で出ることは殆どない。つまり、技巧とかメロディとかを期待せず、トランペットでこんな事をやるんだ・・・と思って聴くほかはない。「それで・・・?」というのが試聴感だが、まるで現在の作曲界を示しているようでもある。(梅沢敬一)

この記事に対して音楽の友社に抗議文を送りました。バンドジャーナル7月号111ページに紹介されています。以下、全文掲載。

梅沢氏の批評に対して(タイトル)

バンドジャーナル3月号のCD評欄に次のような文章が掲載されました。

 曽我部清典がまたまた不思議なアルバムを作った。(中略)まるで現在の作曲界を示しているようでもある。(梅沢敬一)

 この文の中には看過することのできない問題が含まれています。5点にわたって指摘します。
(1)ご指摘の通り、メロディーが裸で出てこないのは、3曲あります。同じ曲を最初と最後に、別のバージョンで取り上げているので、正確には、4曲あります。収録されている作品は全部で12曲です。普通4/12は「殆ど」と言うのでしょうか?「すべて元歌は知名曲だが、裸で出ることは殆どない。」の記述は、本CDに関して誤った認識を未聴の読者に与えかねず、不適切であると思います。
(2)また、「技巧とかメロディを期待せず」とあります。元歌が殆ど裸で出ないなら(それは誤った認識だと思いますが)、メロディを期待できないという主張は分かりますが、技巧は必ずしも元歌にのみ付随するものではなく、新しい編曲による技巧もあるのではないでしょうか?「トランペットでこんな事をやる」という中には、新しい技巧が必要であるとは思えないのでしょうか?梅沢氏はそのような部分は聴かないのでしょうか?
(3)次に「それで・・・?」とありますが、これはどういう意味なのでしょうか?私は自分の演奏やコンセプトに対して批判されるのは、一向にかまわないし、むしろ勉強になり有り難いことだとも思っています。しかし「それで・・・?」では、全く意味がわかりません。言外に「こんなものはごみ(とるにたらないもの)である」というようなニュアンスは受け取ることはできます。その文章の中に、音楽や音楽家に対する愛情が感じられれば、ごみならごみと書かれても、そのご批判を真摯に受け止めて、次への課題にする気持ちは、私にはあります。はっきり指摘する勇気がないのなら、書かなければ良いと思います。語尾をあいまいにするのは逃げ道を作っておくためでしょうか?批評家たる者、ただ、人をけなせばいいというものではないと思うし、無視するのなら、取り上げなければよいと思います。批評家は文を書いてお金を得ているわけですから、自分の書いたことに責任を持つべきです。
(4)「まるで現在の作曲界を示しているようでもある。」と書かれています。現在の作曲界がどうなのか、まずそれについて書かなければ、何のことかさっぱりわからないではありませんか?!紙面の制限で具体的な評論を展開できないにしても、梅沢氏の現在の作曲界に対する評価を端的にも示して頂かないと、CD評としても不十分だと思います。
(5)これが私が一番心配していることです。(4)までの理由だけなら、私はこの手紙を書かなかったかもしれません。バンド・ジャーナルは多くの中学生や高校生が読んでいると思います。教育的な影響の強い雑誌です。そして今、他に吹奏楽の情報誌はありません。自分自身も、中高生の頃、バンドジャーナルは愛読誌の一つでしたし、地方に住む者にとって、唯一の吹奏楽の情報誌でした。私は、将来のある若い人たちに、変な先入観を与えたくはないのです。梅沢氏の文章は、不正確かつ無内容ながら、結果的にはCDの印象を貶めるだけのものでしかないとしか言いようがありません。私憤などではなく、読者のこと、バンドジャーナル誌への信頼度への影響などへの心配から、 大変思い悩んだあげく、思い切って書かせていただきました。


 トキノコダマ2がタワーレコードのtop recommend に選ばれました。タワーレコードの情報誌「musee vol.47」63pに紹介記事が出ています。

曽我部清典 オマージュという名の先駆音楽 

 ポップスの世界でもない限り、こと現代音楽について言えば、そういった自己プロデュース能力(とでも言おうか)を持ち合わせた作曲家は希有である。演奏家となればなおさらである。しかし、そういった能力を持ち合わせた演奏家は、自分の興味の向いた作曲家にどんどん声をかけ、作品を委嘱し、自己の演奏能力や表現力を刺激し、聴衆を楽しませるのである。曽我部氏はまさにそういった能力に長け、フットワークと演奏能力とで、おそらく現在の現代音楽を牽引する主格となっていることは間違いないだろう。そしてこれは、これまでの氏の作品の中でも骨頂であると断言できる。モチーフ自体は、自己プロデュースという見地でも先鞭をつけた高橋アキのビートルズへのアプローチと酷似しているが、委嘱作家がユニークだ。松平頼暁、鈴木治行、一ノ瀬響、ヲノサトル、フォルマント兄弟、などなど。ユーモアとアイロニーに満ちた編曲、アコースティックから電子音楽を網羅する音楽性、そして何より、楽しみながら演奏する彼の姿が浮かぶ名作だ。(金子雄樹/タワーレコード本社)

続いてパイパーズ3月号---------

凄い持ち芸。

 前作「トキノコダマ」を、本欄で絶賛した覚えがあります。この第2弾もゲラゲラと笑いながら聴き通さずにはいられない内容で、しかもその面白さを説明するにはいくら紙面があっても足りない。基本的にはどのナンバーにも「元歌」が存在し、それをアレンジ(というか大胆に変容)させていく過程で作曲者とプレーヤーが濃密なコラボレーションを演じる。ときにはコンピュータも介在させた、音による多種多様なコラージュの世界がファンキーにくり広げられる..... 、などと書きつけてもラチがあきませんね(前回も似たような言辞を弄したなあ!)。
 個々の曲について述べたてればキリがないので、ひとつだけ。スタンドに固定された3種のトランペットと、曽我部の「持ち芸」にあたるピッチ可変トランペット「ゼフュロス」を駆使した川島作品は、ベリオが泥酔して書いたセクエンツァの譜面にバーンスタインの記憶の断片が乱入するがごとき、この才人作曲家、そして演奏者の面目躍如たる「アンコール・ピース」だ。

Sound & Recording/March 2004 208P-------

トランペットが混ぜ合わせる現代音楽と20世紀ポップス

 バロックから現代音楽まで、クラシック界で縦横無尽に活躍するトランペッター曽我部清典。本誌では三輪眞弘、佐近田展康両氏の作品には欠かせない奏者としても知られるところだ。そんな彼の最新作「トキノコダマ2(世紀の谺)」(ALM RECORDS:ALCD-3066)が発売中。20世紀ポップスの名曲の数々を、三輪+佐近田のフォルマント兄弟やヲノサトル、一ノ瀬響など、現代作曲界の面々がアレンジ。中川俊郎(ac.p)とのデュオを中心に、原曲の原形を留めない斬新な発想や意外な楽曲同士のドッキングなど、常識を覆すサウンドをお聴き逃しなく!

お褒めに与ったものだけ載せるのは、手前味噌なので、批判的な文章も載せておこう。

音楽現代4月号146ページ---------

準推薦 トランペット奏者、曽我部清典の「トキノコダマ2」は、有名なポップスやジャズ、歌謡曲などを作曲家がアレンジした作品集で、「ポップミュージックの新しい在り方の例」として提示されている。まずポップな感じのCDジャケットがこれまでの「現代音楽」とは違う。そういう枠組みからでてしまえ!というのがこのアルバムのコンセプトかもしれない。これはいいことだ。コーネリアスなんて、ポップの側から刺激的に音を選んでいるだから、「現代音楽」からやったどうなるか?で、個々のコダマだが、一ノ瀬響の「ヒアゼアアンドエヴリウェア」とフォルマント兄弟の「インターナショナル」は、音を遊ぶ心があっておもしろい。でも他はたいてい素材をどう煮て焼くか、「現代音楽」的な発想に留まっている。だから正直身構えるし、素朴に楽しめないところもある。(三橋圭介)


11/21 サントリーホールで行われた平部やよいさんのリサイタルに出演させていただきました。

12/20発売の「月刊エレクトーン」1月号に関連記事が掲載されています。


音楽の友11月号の239ページに、新居浜サマーコンサートの記事が載りました。

 トランペット奏者曽我部清典が、新居浜で企画プロデュースするサマーコンサートは6回目。テーマは「こころとからだ」。舞踊家新井英夫、藤間流近藤良寿をゲストにエレクトーン奏者平部やよいとのデュオで、踊りと音楽の融合をめざしたプログラムである。M・ピサーティの「雪女」はトランペット、CD、踊りによる舞台作品。ノイズを含む幻想的なトランペットと共に、小さな灯りをうけ思うまま身体の形を変えるダンサーの影が、うずまくエネルギーがホール空間に輻射するように、自在に転回した。「融ける石」は内面的な融化を表現した平部の初演作品。エレクトーンとゼフュロス(曽我部考案スライド付トランペット)のピッチベント奏法を軸にダンスが絡み、緊張と弛緩を演出する。アンコールはカッチーニのアヴェ・マリア。透明な音色のコルネットがリリカルに歌い上げ幕を閉じたが、日本民謡からバロック、タンゴ、現代音楽まで多彩なプログラムと上質な演奏で聴衆を、豊かなファンタジーの場にいざなった。(文:小西円子)


2003年1月29日の朝日新聞の夕刊(もしくは30日の朝刊)に私のソロコンサート「代官山エレクトリカル・パレード」の記事が載りました。

映像と音楽の斬新な連携「代官山エレクトリカル・パレード」   白石美雪(音楽評論家)

 コンサートと呼ぶべきかどうか、若干のとまどいがある。「代官山エレクトリカル・パレード」は、たしかに曽我部清典による一種のトランペット・リサイタル。だが、小さな地下空間で交わされた音と映像の対話は、いつもの演奏会とは異質の興奮をもたらした(25日、東京・代官山ヒルサイドテラス)。

 スポットライトが照らし出したのは、「スイッチ」としてのトランペット、発せられた音がエレクトロニクスによって信号に変換され、背景の画像を変化させる。

 三輪眞弘の「センド・メールv.3」は過激だ。電話回線をホストコンピュータにつなぎ、アルファベットの文字と1対1で対応させたトランペットの音で電子メールを書き、コンピューターの画面がそのままプロジェクターで投影される。初めてキーボードに触れた人が一文字一文字打ち、間違えては直してゆくような、たどたどしい作業が続く。

 今回のメールの送り先はブッシュ大統領。「目には目を、トランペットにはトランペットを」などと記したメッセージは意味深長だ。返事は期待できないが、メール発信に成功した瞬間には快感が走った。遠くの人に言語メッセージを伝えるアフリカの太鼓をふと思い出す。

 「スモール・フィッシュ・テール」は、古川聖が音を、藤幡正樹が絵を作った音楽ソフトで、もともとはCD−ROMの作品。演奏会用のトランペット版ではマウスの代わりにトランペットの音が、子どもの喜びそうな愛らしい図柄を操作する。曽我部は即興的に音を投げかけることでソフトに仕込まれたきれいな音を鳴らし、気ままに遊んでみせる。

 どちらも音によるメディアアート。背景に映し出された映像への入力によって初めて、意味を獲得する音現象だ。演奏家はもはや音楽の創造者ではなく、エレクトロニクスを介した画像発生装置の一部に過ぎない。音、音楽とはいったい何なのか?芸術音楽の世界では忘れられた問いが、エレクトロニクスによってあぶり出される。

 その他、M・ピサーティの「YUKI ONNA」(朗読:シスター・マリア・コスタ)は良質の音楽ドラマ。三輪と佐近田展康による「インターナショナル」では、トランペットから漏れる苦しげな息が最新のDSP技術で切れ切れの歌に置き換えられ遂に朗々たる合唱になって拡声器から流れ出す。共産主義の光と闇。シンプルなメロディが生々しい記憶を刺激する。さっきまで文字を入力していたトランペットがここでは情報を作動させる「スイッチ」となった。


偶然ですが、私のCDの試聴サイトを見つけました。「透明な孤独」が聴けます。

http://www.cdjournal.com/guide/BEBDA/BEBDA6AF.html


ロシアのサイトで「トキノコダマ」の事を取りあげてくれています。

http://ej.ru/00-/na_dniah/cd/sokabe/index.html

ロシア語の読めない方のための日本語訳(by 武田亘弘)は以下に。

 モスクワで9月にすでに始まった大規模なフェスティヴァル「日本の心」には11月の終わりまで2週間の中断がある。このおかげで、静かな環境で日本のフェスティヴァル参加者が持ち込んできた録音を聴くことができるようになっている。
 「20世紀のポップ・ミュージックへのオマージュ」などというタイトルのCDを作るというアイデアが、いったいヨーロッパのクラシック音楽家の頭にまったく真剣に浮かぶだろうか?これはまさしく日本のメンタリティである。
 ハイドンとケージの優れた解釈者として日本以外でも最も有名なトランペット奏者、曽我部清典はこのアイデアを実現、いや、発展させた。90年代初めに同じようなCD(ビートルズの音楽をコンサート用に編曲したもの)を有名な日本人の前衛ピアニスト*がリリースした。また、それより前にあるアメリカ人作曲家はビートルズの作品はシューベルトのロマンスに匹敵すると言った。曽我部清典は、それはビートルズだけでなくボブ・マーリーやニーノ・ロータにも当てはまることを証明している。
 彼らのポップス・ヒット曲を曽我部は現代室内音楽へのアプローチと同じように解釈している。その他にも、このトランペット奏者は、彼の伴奏者中川俊郎がピアノのほかにシンセサイザーも担当している一方で、「ゼフュロス」と名づけられた、独特なトランペットとトロンボーンのハイブリッド楽器を演奏している。
                   ドミートリイ・ウホーフ(Dmitrij Ukhov)2001年11月9日


Winds cafe #64の模様を写真家の長沼宏昌さんが自己のホームページに挙げて下さいました。

http://www.garage-n.com/windscafe/wc64/w-cafe64.htm


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