オンライン・レッスン No. 13
EBAKOS ON LINE LESSON NO.13
アーバン金管教本を使って(4)-2
さて、前回は「ブレス・マーク」を付けて練習しようというものでした。
皆さんが購入した楽譜は自分だけのものですから、気が付いたことや、気を付けようと思うことをどんどん書き込みましょう。
改めて見直したりしたときに、以前練習したときに気を付けていたことをチェックするのも楽しいものです。
中には、そんなこと恥ずかしいと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、これは練習日記のようなものです。
誰にも見せないで、隠しておきましょう。・・・(^_^)
練習曲NO.12~15まで、息継ぎ記号(ブレス・マーク)は書き込みましたか?
それでは、解答です。
おわかりかと思いますが、全て、4小節目の最後で息継ぎをして下さい。
4拍目に休符のある曲は余裕を持って4拍目で吸いましょう。
休符の無い曲については、初めは息を吸う前の音が短くなってもかまいませんので、しっかり吸うことを心がけて下さい。
息を吸うときに気を付けることは、前にも書きましたね?そのことを思い出して、きちんと吸いましょう。
身体がこわばっていると、なかなか呼吸はしにくいものです。
残った息を吐く時にリラックスすることを忘れないで下さい。
少しずつ慣れてきたら、ブレスの前の音が短くならないように、すばやく吸えるように目標を切り替えて下さい。
曲のテンポにもよりますが、4小節を一息で、というのを目標にしましょう。
そして、息を吸う前の音が短くならないように、すばやくしかもきちんと吸う、これが当面の目標です。
NO.15まで進んだら、同じやり方で、NO.18まで、練習を進めて下さい。
これまでレッスンしてきた音の位置のエネルギー、つまり上行形のクレッシェンドと、
下行形のデクレッシェンドは必ず守るようにして下さい。
NO.19は少しトリッキーです。
2、4、6小節目は2分音符が二つになっています。
この二分音符では音程をしっかり保つように心がけて下さい。
息で支えるのです。上行した音は大きいまま保って下さい。保つことで、少しずつ唇周りと唇自体の筋肉が強化されます。
ですから、この曲に関しては4小節毎のブレスでなくても構いません。初めの内は、2小節で良いと思います。
しかし、目標はあくまでも、4小節です。
2、4小節目の後ろの音、譜面上でレーソーのソーの音とミーラーのラーの音ですが、冒頭のソの音、3小節目の1拍目のラの音と同じ状態で吹けているか、チェックしましょう。
ここで、ある程度リラックスできることも重要です。音程にも注意して下さい。
9小節目、今までになかったパターンが出てきます。
いきなり、高音から入ります。経験の浅い人はこういう場合、どうしても体の重心が音につられて高くなります。こういう場合は逆に重心を下げる様なつもりで吹きましょう。
歌を歌う場合にも言えることですが、片方の足を少し前に出して、重心を出した前の方の足に懸けながら、発音してみるのも良いかも知れません。
おへその少し下、足が折れ曲がる少し上のあたりを意識してみて下さい。そこが少しでも緊張するようでしたら、良い吹き方と言えるでしょう。
うまくゆかないときは、もう一度最初のレッスンに戻って、一つ一つチェックしながら、進んで下さい。きっと自分の欠点がその中から見つかると思います。
このやり方で、レッスンNO.27まで、進みましょう。
少し苦しいからといって、指定のテンポより速くなってはいけません。メトロノームを使いましょう。
適度に身体に負荷を懸けることによって筋肉は発達するのです。
皆さんのご意見、体験レポートお待ちしています。
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