2001.06.09.
★T-FM系 [サタデースペシャル]★
番組レポート

 

書き起こし/さゆりさん

T-FM系『中村貴子のサタデースペシャル』に キリンジがゲスト出演(インタビューなので録音だったようですが) しておりました。
ただ、最近ウチのラジオの入りが非常に悪い為、かなり聞き取り辛い所も多く新曲の曲名がちょっと違うかもしれません;;(みやもり註:以下のものはタイトル等確認済みです)


中村「中村貴子がお送りしております『サタデースペシャル』。
   今夜の出張スタジオはキリンジを追いかけて所属する
   レコード会社の一室にやってまいりました。どうもこんばんわ」

二人「こんばんわ」
中村「大変御無沙汰しております〜、もうかなり開いてますよね?」
泰行「そうですね、、もう結構、、」
高樹「2枚目ぐらい、ですか」
中村「その時以来ですよねぇ、、。あの、今日はレコード会社さんに
   押し掛けて来たんですけど、まずは自己紹介お願いできますか?」

泰行「ハイ、え〜、キリンジの堀込泰行です。宜しくお願いします」
高樹「堀込高樹です。宜しくお願いします」
中村「宜しくお願いします。というわけでユニットなんですけど、
   もう関東の方も梅雨入りして、雨がタイトルにも付いてますけど、
   雨のほうは好きなんですか?、、梅雨とか、、」

泰行「雨はですねぇ、あ、梅雨とかだと、あんま好きじゃないッすね。
   5月ぐらいの雨は好きなんですけど、、わりと」
中村「こう晴れてる時にパッと」
泰行「そうそう。で、カラッとしてる感じの、、ヤツは好きなんですけどね」
中村「高樹さんはどうですか?」
高樹「どうですかねぇ?、、ジメジメしてるのはヤですけどねぇ、、
   でも、昔は好きでしたね。『おもて出なくていい』っていう、、」
泰行「あはははははは(低い笑い声)」
中村「あぁ〜(納得)」
高樹「最近は昼間雨降ってると、、休みの日とかだと、多少、買い物とか
   行くのにいつもより人が少ないじゃないですか。だからイイかな、と」
中村「『雨で出るのやめよう』じゃなくて『人少ないから出てみようかな』って」
高樹「そうですね、、最近はね」
中村「仕事は無理ですもんね。お天気悪いからって休む訳にもいかないしねぇ」
泰行「そうですねぇ」
中村「早速ですねぇ、6月13日、、来週発売されるニューマキシから聞いて
   頂きたいと思います、、どっちに紹介して頂きましょうか」

泰行「あ、じゃぁ僕が紹介しましょうか。キリンジで『雨は毛布のように』、
   聞いて下さいっ」
 〜〜〜〜〜〜〜『雨は毛布のように』〜〜〜〜〜〜〜〜
中村「『雨は毛布のように』聞いて頂きました。これが来週リリースされるという
   ニューマキシなんですけども」

泰行「ウン」
中村「これ、曲が高樹さんで詞が泰行さんですね。珍しくない?」
高樹「そうですね」
中村「普通は作詞した人が作曲するっていうか、両方やるのが今回こういう、、」
高樹「何か、、たまにはいいんじゃないか(笑)、、」
中村「(笑)兄弟仲良くなったんですか?どっちが先に出来たんですか?曲?」
高樹「曲です。、、まぁ、僕が書いても良かったんですけど、いつもの奴らが
   いつものように出すのもつまんないかな?と思って。なにがしか新曲を
   出す度に新しい局面が欲しいな、っていうのがあって。
   まぁ、ちょっとした事かもしれないけど、多分今までとはちょっと違った
   感じになるだろう、という事で泰行君に詞を付けてもらった、という」
中村「泰行さんはどうでした?自分で書いた曲とイメージ違ったりするんですか?」
泰行「え〜とねぇ、、イメージは違うくないんですけど、自分の曲だとこう、、
   肩に力が入っちゃう時があるんですけど、人の曲だとね、、いい意味で楽に」
中村「いい力の抜き方?」
泰行「そうですね、わりとだからそんなに詰まる事もなく書けたっていうかね。
   出来上がんのも早かったっていう、、」
中村「あぁ、、に対しても全然文句もつけず?、、歌詞に対しても」
高樹「何度かやり直してもらう事はありましたね」
中村「『ちょっとここ違うんじゃないか』っていう、、」
高樹「泰行君にね、、8割くらい直してもらった、、(笑)」
中村「それじゃぁ!、、8割も変えたら違うじゃないですかぁ(笑)」
高樹「それで泰行君がそれ持って帰って作ってきた(笑)、それ3日でやってるって
   いう結構早いペース、、(3人笑)」
中村「それ、お兄ちゃんだから8割変えても怒れないみたいなのはないんですか?」
泰行「イヤ、そんな事はないッすけど」
中村「で、出来上がったのが『雨は毛布のように』、、綺麗なタイトルですよね」
泰行「ハイ、、結構気に入っています。いいタイトルだなぁ、って(フフフ、笑)」
中村「ねぇ?タイトルにもなかなか、、あ、自分でもイイとこ突いたな、って感じ」
泰行「そうそうそうそう(笑)」
中村「で、今回は女性コーラスが入ってるんですけども、、Featuring。これも初?」
高樹「そうですね。女性コーラスを入れるのは今回初ですね」
中村「これはどっちが、、?」
高樹「これは最初、曲を作ったときは泰行君が入れてたんですよ。
   で、いろいろ考えて誰がいいのかなぁ?って。
   普通のスタジオミュージシャンの人で上手に作ろうとも思ったんですけど、
   楽しんでやってくれる人の方がいいって事で
   それで、、あ、aikoさんなんですけど、キリンジを以前から
   知ってくれてるんで、じゃぁ、ノリノリでやってくれるんじゃないか!?
   と思って」
中村「以前から面識はあったんですか?」
泰行「あ、、挨拶程度ですけど、、」
中村「じゃぁダチって訳じゃないんですね(笑)。レコーディングではどうでした?
   ノリノリでやって頂けました?」

高樹「緊張しつつ、、楽しそうにやってくれましたけどね。あの、、人の所に行って
   歌うのが初めてだったらしいんですよ。なので『緊張してます、緊張してます』
   を100回くらい連発してましたね」
中村「なんかこう、ソウル系の人達とかはいろんな所に参加したりするのは
   あると思うけど、aikoさんはソロのボーカリストっていうイメージが強いから
   面白い組み合わせですよね。泰行さん、どうでした?出来上がり聞いてみて」
泰行「そうですね、なかなか面白いなぁって…なかなかって(自分でツッコミつつ笑)
   面白いなぁ、と思いました」
高樹「先生ですね(笑)」
中村「先生としては『なかなかイケてるんじゃないか』?」
泰行「イヤ、、そういうアレじゃなくて(困り笑)、まぁ、なんか、
   キリンジ聞いててくれる人の方がいいですからね。
   なんか力入ってるなって感じはしました」
中村「きっとコーラスがあまりやらないからっていう緊張感だけじゃなくて、
   aikoさん自身がキリンジのファンだから余計に緊張する部分って。
   音の部分で好きな所に参加する、ってのがあったのかも知れませんね」

泰行「そうですね、、あったんスかねぇ?」
中村「あったんじゃないかと思うんですけど、、
   私も会って聞いた訳じゃないんで(笑)」

高樹「ハイって言いたいんですけどね(笑)」
泰行「『だろ〜ね〜』とか言ってみたいんスけどね(笑)」
高樹「言ってみたいですけどね、、言えないですね(笑)」
中村「思っててもね(笑)」
高樹「イヤ、思っちゃないです(笑)」
中村「(笑)、、さて、音楽から離れるんですけど、時間の過ごし方とか
   凝ってる事ってあるんですか?高樹さんは何かありますか?」

高樹「とりあえずねぇ、、カレー屋を探す」
中村「カレー屋!?探すってのは新しいのを?」
高樹「カレー、昔から好きなんですけど。大概取材とかが1時から始まるんですね、
   食事をしてから入れるんですけど、いつもギリギリな訳ですよ。だから
   パッと食べられてパッと出れる所がいいなっていうとそういう物になるんです」
中村「ここのレコード会社は青山のすっごくいい所にあるんですけど、ここらへんで
   行かれる所はあるんですか?美味しいカレー屋さん、、」

高樹「ここらへんにはあんまりないですね、、」
中村「(笑)なんだ、終わってから行こうかと思ったのに、近所なんですね?(笑)」
高樹「あとはそう、、神保町のあたりに、、」
中村「マニアックな場所ですね(笑)なかなか仕事で立ち寄る機会が、、」
高樹「カレー好きの間ではもう『神保町を制したものが日本のカレーを制す』と、、
   そんな事はないですけども」
中村「(笑)なんか荻窪のラーメンみたいな、、」
高樹「それに近いものはありますよ」
中村「でもカレーっていっぱいあるじゃないですか?
   ドライカレーとかインドぽいのとか家庭っぽいものとか、、」

高樹「何でも好きですけどね、、あの、洋風とインド風の間にある和風ってのが
   あるじゃないですか。あのね、チキンカレーなんだけれども、
   味噌が入れてあるカレーってのがあるんですよ。
   最近発見して、、カウンターの流しの下にね、
   こんなデカい味噌ダレが2個、ドンドン!ってあるんですよ」
中村「え?それは入れる所が見えるんですか?」
高樹「見えない。見えないんですけど」
中村「あ、じゃぁ入れてるんだろうなぁ、っていうような味、、」
高樹「別に味噌汁出てこないですから」
中村「ふぅ〜ん、、まさに隠し味で、、。泰行さんは何か、休日の過ごし方とか」
泰行「基本的には何にもしないんですけど、テレビをただ見てるだけなんですけど」
中村「でもバラエティとか、クイズ番組とか、素人参加番組とか、、」
泰行「イヤ、ええとね、ノンジャンルで。ちょっとづつ見て変えてる」
高樹「(コッソリ)『ノンジャンルの50』
中村「あ〜!懐かしい!!あ、すいません、今、遠くの方でチャチャ入れてる人が;
   あんまりじゃぁ、長い時間見ないでパッパパッパ変える、、」

泰行「で、それを長い時間つけっぱなしにしてるか、、だから特別な熱意もなく、、」
中村「特別な熱意もなく(笑)。終わってしまいましたね、って感じで、、(笑)。
   さて、今後のお話もお伺いしたいんですが、来週に『雨は毛布のように』が
   発売されて、そしてもうなんと!新しいシングルが出来上がってるんですよね?
   7月25日に出るという、、タイトルは?」

高樹「『Drifter』っていう曲と、『太陽とヴィーナス』というダブルA面」
中村「聞かせて頂いたんですが、、またいい曲ですよねぇ〜、ホントにホントに」
泰行「有難うございます」
中村「早くお聞かせしたいんですけど、次のシングルもまだ出てないんですよね」
高樹「それはねぇ、、勇み足(笑)」
泰行「ヘヘヘヘ(笑)」
中村「早くからねぇ、これもおかけしてたんで、『え?まだ出てないの?』って感じ
   だったんですけど。まずは『雨は毛布のように』聞き込んで貰わないとねぇ?」

泰行「そうですね」
中村「もちろんこの番組でもその『Drifter』の曲をおかけ致しますので」
高樹「ドリ、ドリフターズ?」
中村「あは、あははは、ドリフターズ。曲のイメージが流れないから
   ますます違うイメージになっちゃいます(笑)。ドリフターね。
   さて、7月22日からツアーの方もあるんですけど(日程読み上げ)
   これはどんなライブになるんですか?」

高樹「まぁ当然、シングルを中心にした感じにはなると思うんですけど、
   今までやってなかったカバーとか、ライブやツアーではやってなかったのとか、
   そんなのもイイかな〜、とは思っているんですけど。
   それとアコースティックセットってのはやってなかったんで、そんなのも
   やってみようかな?なんて思ってますね」
中村「これから見に行かれる方に、泰行さんからも何か一言」
泰行「そうですねぇ、、んん〜、なんだろうなぁ?」
中村「みどころ」
泰行「みどころはねぇ?なんスかねぇ?、」
中村「オレのボーカルパフォーマンスを見に来い!とか(笑)」
泰行「みどころ、、何だろうねぇ?みどころって(向こうで高樹さんの笑い声)
   まぁ、近年稀に見るMCの少なさ」
高樹「イヤ、やってるよ、でも、、、MCのムラがね」
中村「ムラがある所がポイントね(笑)。見に行った所がどういう日に当るかを
   楽しみにね」

高樹「まぁ演奏がいいのでね、そのへんを楽しんでもらえれば」
中村「本当に曲が全部いいのでライブ楽しいと思いますので、ゼヒ皆さん
   7月22日からツアー始まりますので行って頂きたいと思います。
   そしてシングルが2つ出来上がっていると思えば、もうアルバムの準備に」

泰行「そうです、、ね。ツアー終わったぐらいから作り出す、、予定、、うん」
中村「それじゃもうそれぞれ曲ができあがったりはしているんですね?」
泰行「いくつか、って感じですね」
中村「じゃぁまたひょっとして作詞作曲あたりを分業する事があるかもしれない」
泰行「そうですね、、」
高樹「まぁ、、」
中村「ないかもしれない」
高樹「ないかもしれない?(笑)」
泰行「まだね、、まだどんなアルバムになるかもまだそんなに決まってないですから」
中村「じゃぁ、ひょっとしてツアーでいろんな所を廻ってるうちに見えてくるかも
   知れないですね。アレンジとかね」

泰行「そうですね」
中村「じゃぁ、またゼヒいろんな所、、今度じゃぁカレー屋さん行く!
   カレー屋さん出張インタビューしましょうよ?」

高樹「でもカレー屋さんはね、すぐ出されますよ。回転が早いんで」
中村「こんなグダグダ喋ってたら怒られるかぁ、、じゃぁ、長く居ても怒られなくて
   わりと静かなカレー屋さん探しといてください」

高樹「探しといてください?(笑)」
泰行「あっはっはっは」
中村「私達が探すんじゃなくて(笑)探しといてください。という事で、今日は
   キリンジのお二人を追っかけて所属レコード会社まで来ました、
   どうも有難うございました」

二人「ありがとうございました」
中村「じゃぁ、これも名曲ですよねぇ、もう1曲聞いて頂こうと思います。
   さっきは泰行さんに紹介して頂きましたので、今度は高樹さんに紹介して頂き
   ましょう」

高樹「ハイ。『エイリアンズ』を聞いて下さい」
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜エイリアンズ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2001.06.11. up



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