2001.07.22.−07.29.
★キリンジ PREMIUM TOUR 2001★

 
07.22. 宇都宮・VOGUE
Play List● --7/22宇都宮 & 7/24大阪--

Opening BGM:彷徨ジャンクション
01.銀砂子のピンボール
02.牡牛座ラプソディ
 --M.C.(挨拶)
03.君の胸に抱かれたい
04.恋の祭典
〜05.かどわかされて
 --M.C.
06.双子座グラフィティ
07.汗染みは淡いブルース
08.五月病
09.アルカディア
10.サイレンの歌
 --M.C.
11.シーサイド・シークェンス
〜12.Fat Bottomed Girls(QUEEN)*
13.Simon Smith and the Amazing Dancing Bear(Randy Newman)*
 --M.C.(メンバー紹介)
14.さよならデイジーチェイン
15.悪玉
16.雨は毛布のように
17.エイリアンズ
 --M.C.
18.イカロスの末裔
19.車と女
20.風を撃て
21.太陽とヴィーナス
--encole
22.あの世で罰を受けるほど
23.グッデイ・グッバイ
24.Drifter

(*印=キリンジ二人+冨田さんのアコースティックセットによるカヴァー。
 ちなみにQueenは元曲とは違うイメージになっていました。)



(今回、ツアーBBSにご報告したものを見直して掲載しています。) 

01/07/23 Mon 19:21:56  みやもり

ツアー初日、楽しかったです! なにより泰行さんが終始ゴキゲンだったのが一番嬉しかった! 歌詞忘れが前半ちょっと多すぎましたけどね(苦笑)。
懐かしい曲や、聴きたかった曲をほんとにたくさん演奏してくれました!
*今回ドラムが、以前からレコーディングにも参加されている鈴木達也さんに変わったことで、かなりバンドの印象も変わりました。ポップスのドラム、という感じ?
*個人的にはあまりにカッコイイ曲繋ぎがあったのと、ライブならではの見せ場が増えたのが嬉しかったです。
今日は初日のせいか、MCも多めだった気がします。特に泰行さんのふてぶてしいくらいのトコが良かったです(笑)。
*ちなみに昨日の二人の格好は
泰行さん:紺地に赤&水色の織り模様の半袖シャツ(ソデ口に水色パイピング)&ジーンズ。シャツのボタンを2コはずしていたのがライブ!って感じでした。
高樹さん:黒い半袖シャツ&グレーの細身コットンパンツに折り目をつけて着こなしていたのがオトナっぽくてよくお似合い。
*そして、二人とも足下はピカピカ。新品?の黒の革靴。
 泰行さんはスニーカー型、高樹さんはまん中縫い目の丸っこいスリッポン。でした。

以下、徒然なるまま昨日のライブの内容を。
すべて個人的な印象主体のハナシになりますが、

「銀砂子のピンボール」でスタート!これ意外&すごく良かった!景気付けにはもってこいの曲ですもんね(笑)。続いて2曲目「牡牛座〜」への流れ、そのアレンジがライブならでは!の物になっていて、ここでかなり持ってかれましたね〜(しみじみ)。
炸烈とか爆烈とか、そんな表現がピッタリなくらいでした。

今回聴きたかった「恋の祭典」もけっこう早めに登場!でも今回も高樹さんパート
「♪まさぐりあう指が〜」のフレーズ、
泰行さんが歌っていたのにちょっとだけガッカリ;今後いつかは高樹さんご自身で
歌ってくれますように!と期待を込めてあえて書いておきます。
そして曲続きでそのままテンポを落として「かどわかされて」へ!! 
ここ、まさにため息モノ!!
あまりにカッコ良すぎて、腰がくだけました....。この曲アレンジ、後半のインプロヴィゼイションもカッコよすぎて・・・メロウ・キリンジも最高!

夏だから聴きたかった「汗染み」!カラっと風が吹き抜けるようなカッコイイアレンジ
に、高樹ギターはここでも炸裂!
「シーサイド・シークエンス」はやるとは思わなかった!でまたコレがサイコー!
思わず歓声あげちゃいました!せっかくなんでシャックリ唱法もっと生かして欲しかったり(笑)。
高樹さんが気負わず『ダンドゥビドゥビッディ〜』とやってた姿もよかったんですが
この曲では実は、泰行さんの表情が最高です! ご覧になれる方はゼヒゼヒ注目を!
リードvo がないので、思いっきりやんちゃな表情でギターを弾きまくってくれます(笑)

「デイジーチェイン」のバンドver.素朴さプラス、意外に骨太感もあったりしてとても
良かったですね。あと、昨日の「風を撃て」は今まで聴いた中でもかなり上位!の出来
だったと思います。高樹さんのギターがちぎれそうに鳴っていたのがグッと来ました!

今日の高樹さんMCの個人的ツボな一言。
「あぶなげな橋をあぶなっかしく渡りましたね」
Fat Botomed Girls(Queen!)、サイモンスミスと踊る熊、2曲のカヴァーコーナーを終えての一言デシタ(笑)。
ちなみにQueenをアコースティックでやるのは高樹さん発案だそうで、泰行さん曰く「ナメてんのかと思いました」だそうで(笑)。でもよかったっす。

それにしても、泰行さんのヴォーカルはほんっっとうに素晴らしいですね。
今回かなりゴキゲンで表情も明るく、曲によってちょこちょこ入る「イェ〜!」などの
アドリブも多く嬉しかった!でも歌詞がけっこうトンでいたのが残念。ちょっと辛口を
言わせてもらうと、歌の世界にあまり入り込んでいなかったこともあるような気がしま
す。表情から違ってくるんですよね。
あと、曲によっては演奏で誰かがトチったのにひっぱられたところもありました。
高樹さんの歌!といえば、今回「イカロスの末裔」で泰行さんが歌っていたパートを
半分くらい高樹さんが歌ってくれました!これ、ビックリ&嬉しかった!!!
「汗染み」「悪玉」「牡牛座」などでも、歌はよかったと思いますが
どうもPAがあまりよくなくて、ちゃんと聞こえていなかったような気がします。
泰行さんのvoに比べて、ぜんぜんちゃんと出ていなかったように感じました。
同様の理由で曲によって、音川さんのサックス、フルート、ウインドシンセ!なども
あまり聞こえませんでした。うーん勿体無い!

高樹さんはまた新しいギター、赤いレスポールで登場!まだ真新しいカンジで、今回これをメインにされていました。他、5月のアコースティックライブでも使っていたこれも最近購入されたというアコギ、初期から使っている定番・ギブソンES-335、の3本を使い分けていたのが興味深かったです。
それと、ギターの位置が昨年とはちょっと違うのもポイントかな(笑)?(以前より随分下がりました)
ギターの腕前事体はあがって、カッティングのカッコ良さなど確実にアップしていると思いますが、昨日はちょこちょことミスも目立ちました。残念!
ギターと言えば、「シーサイド・シークェンス」で冨田さんのソロが爆発してました!すっごい早弾き!イカしてました!!
そしてアンコール1曲目「あの世で罰を受けるほど」では待望の待望の、トリプルギターバトルがっ!!!これものすごーく嬉しかった!!!これがまた観られるのが嬉しくて仕方ないです(笑)。

本編終了でまる2時間!アンコールまで終わってほぼ2時間半・全24曲も!
これは、長めのライブの部類に入ると思います。昨日は比較的お客さんのノリがおとなしかったような?
それにしても、ドラムが変わるだけであんなに変わるものなんですね。ちょっとビックリでした。


07.25. 名古屋・Club Quattro
Play List● --7/25名古屋 & 7/28,29渋谷 --(7/31pm.一部訂正)

Opening BGM:彷徨ジャンクション
01.銀砂子のピンボール
02.牡牛座ラプソディ
 --M.C.(挨拶)
03.君の胸に抱かれたい
04.恋の祭典
〜05.かどわかされて
(--M.C.)
06.双子座グラフィティ
07.汗染みは淡いブルース
08.アルカディア
09.サイレンの歌
 --M.C.
10.Fat Bottomed Girls(QUEEN)*
11.Simon Smith and the Amazing Dancing Bear(Randy Newman)*
12.さよならデイジーチェイン
 --M.C.(メンバー紹介)
13.エイリアンズ
14.シーサイド・シークェンス
15.雨は毛布のように
16.イカロスの末裔
17.車と女
18.風を撃て
19.太陽とヴィーナス
--encole
20.あの世で罰を受けるほど
21.グッデイ・グッバイ
22.Drifter



「名古屋を観て死ね」   01/07/26 Thu 03:39:48

のっけから縁起でもないですが、キリンジファンの間ではこの言い伝えが有効になる かもしれません。それくらい今日の名古屋は素晴らしかった!!!!!

メンバー登場時から声援があがり、1曲目「銀砂子」からハンドクラップ大盛り!
早くも「牡牛座」でステージ上も客席も火が付いていました、確実に!

一番印象的だったのは「双子座」から泰行さんがガッ!と歌の世界に入り込み、それ までとは表情を変えたことです。そして極め付けは「アルカディア」
曲のテンポは少しゆっくり目、泰行さんの歌声だけがいつもより深くまるく響く中。
一人、真上からのピンスポットを受けてギターを引きちぎりそうに歌う彼の睫毛に、 きらきらと輝くしずく。頬を伝い流れる汗‥‥。その表情の凛々しく、泰然とした美しさに言葉を失いました。
このシーンはきっと、一生忘れないな‥‥。

ご機嫌なだけでない泰行さんと、こちらも初めて見た、歓声を挙げた(よう に見えた)高樹さんの表情が!!!
そして名古屋のオーディエンスも最高でした(笑)!

続けて名古屋雑感   01/07/28 Sat 15:25:45

始まる前は割に静かな客席ながら、前からぎっしり詰まっていました。でもBGMが流れると 空気が熱くなって歓声がいくつも!最初からすごくいい感じでした。
この日の二人の格好は、
泰行さん:スカイブルーのポロシャツ(ここの地のような色合い)&ジーンズ。今日もボタンは2コはずしていました。
高樹さん:黒い半袖ボタンダウンポロシャツ&グレーの細身コットンパンツ、折り目つき。

2曲目の牡牛座で、いきなり音川さんや大山さんのアドリブが炸烈!すごく熱かった!
恋の祭典かどかわされてのメロウさも冴えて、客席は静かに飲まれていたと思います。
そして!双子座では自身の曲とあって泰行さんが曲の世界に入り込みました。そういう ときは表情が精悍で夢中になり、声もCDよりはるかに丸みを帯びてつややかに響きます。
こっちのカラダのどこかに響いてくるような声!とでもいうのか...。ちょっと低めに聞こえるのがポイントです(でもフラットしていない)。

*ここから後はこちらも夢中!汗染み〜の即興フレーズにやられ、ガッツリアルカディアでやられ、サイレンの歌の響きに夏の陽炎を想いました。ライブ中盤を待たず、泰行さんのポロシャツの色がすっかり汗に染め抜かれ、更に鮮やかでした。

*MCで一気に平熱に戻ってしまういつものライブも楽しいのですが、名古屋はマメに 高樹さんからMCをせかすような感じでサクサク進みました。楽しいトークも聞きたいの ですが、スムーズな進行での曲の流れにうっとりできるこういう感じもまた捨て難い(笑)。
ファンとしては悩むところですが、キリンジが楽しければどっちもアリ!ですよね?!

*カヴァーからデイジーチェインは一気に流れていたかな?このほうが良かったみたい ですね。MC後のシーサイド〜、高樹さんのシャックリ唱法が最初っから絶好調!思わず 挙がるこっちの歓声に、ちょっとテレた表情がステキでした(笑)!そしてここでの泰行さん のギターソロっ!いや〜、ギター少年バリバリっすよ!後半の冨田さんの超早弾きも カッコよくて、倒れそうに楽しかった〜!続けて雨は毛布のようにの流れもイキオイ づいてすごく良かったです!

エイリアンズはなんというか、ライブで曲として新しいステージに行きつつある感じですね。少しテンポを落とした演奏と泰行さんの薫り立つような歌から、なにかこう、滴るようなものがあるのです。
うまく言えないのですが、CDとは違ったタイプの曲に聞こえるんです。激しく言葉不足ですみません;

*本編最後のパートは流れも圧巻!いちいちどうと言えないのですが、自然に身体が動いてきます! 聞き慣れたハズの風を撃てが今回ツアーで毎回、すんごくカッコイイことに今回改めて感激しています。ギター激しめのこの感じこそ、泰行さん実はずうっとやりたかったのでは??

*アンコール、あの世〜ではいつもハッピーな気分になります。今回高樹さん→冨田さん →泰行さん、とギターソロ廻しがあるのですが、名古屋では泰行さんが最初自分の番に気付かず、バックに向かって「もう1回!」とやっておもむろにソロを!これがねえ、堂々として良かったんですよ〜(笑)。
『いくらでも、思いっきり弾きまくってくれ〜!!!』って気分になります!!!
続くグッデイ〜も、演奏の弾み方が違ってました!この曲とイカロス〜だったか、立川さん のベースのフレーズに目を見張りました!曲がイキイキしていたように思います。

*そして最後にしっとりDrifter。今回、この曲とサイレンの歌でちょっと涙がでました・・・。

出演‥‥堀込泰行/vocal,guitars
    堀込高樹/guitars, vocal

    冨田恵一/guitars,keyboads,chorus
    立川智也/bass
    鈴木達也/drums
    大山泰輝/keyboads, chorus
    音川英二/sax, fl, chorus

2001.07.31. up



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