西原つれづれ03.9月

8月

03.9.24

「ぞうきんは、自らを汚して他を綺麗にしていく」。そんな言葉を以前聞いたことがあります。何か言葉が綺麗すぎるような気もします。実際は、洗濯機のように、共にもまれて、いつも間にやらと言うのが本当ではないだろうか。

札幌の内観療法で生えることが多くありました。その1つは、内緒で夢判断をやりました。1つの夢を、半日かけて分析し、自分の深層意識の底にあるどす黒いものと向き合うことができました。

札幌では、脳のMRIも受けてきました。18日、病院の看護師さんから「脳底動脈の先端部に動脈瘤などの病変がある可能性があるので、脳神経外科で精密検査を受けて下さい」とのこと。近く病院へ行くと、本当にその部分に動脈瘤があり、その動脈瘤が破裂するとクモマッカ出血となりますとのこと。少しひやっとしました。

22日に造影剤を入れてレントゲンを撮ると、「それらしきものはない。12月15日に新しいMRIが入るので、それで撮影しましょう」となりました。

脳の血管は半分くらいに収縮しているものや、かなり損傷しているとのことで、動脈硬化の方が心配だとのこと。父も祖父も脳の血流の病気なので、私もいよいよ人生も後半戦に入ってきたという思いを持ちました。

03.9.15

「いのちの学び」や「清風」は、毎月第3月曜日は発送の日で、門信徒会の世話人が来て、自動的に発送してくれています。今日がその日です。

いのちの学び147号アップしました。この通信にも書いた色の話しで見あたらしいものはありません。

7日に札幌に行き、8日夜戻り、また10日早朝から札幌に行き、13日の午前1時に帰って来ました。9日は、当地区(千葉県)の女性の集いがあったための帰院でした。
12日の午後7時、千歳空港に行くと、羽田行きは明朝11時までの全ての便が満席。空席待ちも望めないとのことで慌てました。 関空行きが1便あり、後12席残、発売締め切りが7時15分のとこことで、とりあえず大阪に陸がつながっているから何とかなると、関空に乗り込みました。夜行で返ってこようと思っていたら、羽田行きが一便あり、無事,午前様の帰宅となりました。

札幌は、時間があったので、脳ドックと、内観療法の体験をしてきました。非行は治療できるとの「札幌太田病院」での体験でした。興味のある方は札幌太田病院 http://www.sapporo-ohta.or.jp/にアクセスしてみて下さい。


03.9.4

青蓮華(しょうれんげ)と言うから、青い花弁の蓮があるのかと思っていました。青蓮華という種類の花があったのです。

辞書には「ハスの一種。葉が長く広く、あざやかな青白色をしているもの。仏陀の眼の形容に用いられる」とあります。

写真を見たい方はhttp://www.mars.dti.ne.jp/~skoyama/hana/hasu/shorenge.htmlにアクセスしてみた下さい。

青蓮華は中国山西省が原産で、日本の青蓮華は1000年前に留学僧が観賞用に持ち帰ったのだそうです。青蓮華は、山口県の天然記念物にもなっているとのこと。

青蓮華は、中国浄土教の開祖、恵遠(えおん)大師が中国江西省廬山(ろざん)の東林寺の池に於いて清賞をしていたが、その後、絶滅したため、北九州市の吉祥寺から平成4年11月に蓮のお里帰りを果たしたそうです。花の色は精白で、大小130余枚の花弁があり、花容豊満香り高く、花期は7月上旬から8月上旬が見頃だそうです。

寺報「いのちの学び」146号を仕上げましたが、15日発送なので、まだアップしません。と言うよりも、同じようなことを書いているので、急ぐ必要はないと言うところが本音の所です。

この夏は、蓮の花から、話題が色々と広がっていきました。吉兆の蓮の器、下記の色の話し、この色の話しは、寺報146号(未掲載)の、極彩色の荘厳の話しに繋がりました。そして、青蓮華に出会ったということです。


03.9.2

先月の28日だったか、定期的に大須賀発蔵先生を招いてビハーラ実践者研修会を行っていますが、28日がその日でした。

個人的な雑談で蓮の話しとなり、「佐原の水郷植物園で、色々な色の蓮があったが、青い蓮の花はなかった」と言う話しとなりました。

先生も青い蓮は見たことがないとのこと。しかし、どの教典にも、色を持ち出す場合、青い蓮から登場するのとのこと、青は空を顕し、青い蓮から出てくる意味があるのではないかという話でした。

家に帰って「色の意味」を調べていたら、面白いページがありました。

いろいろな色の意味http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/1175/meaningogclr.html

色による性格テストみたいなものがあり、楽しめます。

そのページに書いてあることですが、

赤(補色は水色)・・・色彩のスペクトルの中でも、赤はもっとも濃い色です。この色は、情熱的で、エネルギーを感じさせる色であり、精神に刺激を与え、活動力や肉体的な力を表現します。粘り強さ、積極性、力などは赤の特徴です。いきすぎると怒りや激怒、反抗心に発展することがあります。

オレンジ(補色はブルー)・・・赤と黄色の中間の色で、赤と黄色の両方の性質を併せ持っています。赤のように外交的で独断的な色ですが、もっと黄色に近い、活動的で軽快なイメージを持っています。自然で直情的な陽気さを表し、自身や勇気、朗らかさ、自発性、積極的な姿勢だけでなく、健康や活力、創造力と喜びをもたらしてくれるのです。コミュニケーション、行動、冒険はこの色の特徴です。

しかし、マイナス面として横柄で威圧的な態度が含まれています。これは派手好きとか、自己顕示良くとなってあらわれることがあります。弱い面として憂鬱、悲しみとも結びつき、極端な場合には活力のなさ、破壊的な態度に現れることもあります。

黄色(補色は紫)・・・・知性や好奇心をあらわしています。精神を高揚させ、元気づけてくれます。暖色の中でももっとも明るく、光や希望をもたらし、すべてがうまくいくような感じをもたらしてくれます。心を開かせ、ふるいたたせるようです。眼識、洞察力、決断力はすべて黄色と一致します。

マイナス面として、破壊的なところがあげられます。計算高い考え方、悪意、お世辞などがあります。これらは精神的うつや、深刻な悲観主義と結びついた極端な消極性へといたる可能性があります。

グリーン(補色はマゼンタ)・・・・バランス、調和を表します。安全と自由、他人に負担をかけず、中立的なイメージを持っています。寛容さ、しっかりした良識、良心的行動、理解力をもたらします。安全や保護といったイメージかせあり、決断を下すのに適切な雰囲気を作り出してくれます。緑は生命復活のきっかけとなり、発展の精神を示しています。

マイナス面として、無関心、不安感があります、過度の用心深さ、疑念も弱い点です。最悪の場合、停滞や堕落を引き起こしてしまいます。

水色(補色はレッド)・・・・変化を求め、常に生き生きとしている色です。親切で開放的な性質を持ち、自由で有益で、意気揚々としたい色です。この色は、変化、変身の機会を提供してくれます。

マイナス面として、時に未熟さに悩まされ、それによって混乱したり、全身していけなくなったりすることがあります。孤立感や孤独感はさらに消極的な特徴で、感情面での明快さを欠くといった状態をもたらします。

ブルー(補色はオレンジ)・・・・この色は寒色で、静けさと誠実さは献身と信頼をもたらします。また、ブルーの安らかさは、平和、誠実、そしてすばらしいリラックス感とヒーリング感をもたらします。人々をひきつけます。

マイナス面として、疑い深さ、そして非現実的な面にあります。ルーズさ、自己満足に走ってしまうことがあります。そしてついには無気力な状態を引き起こします。

紫(補色は黄色)・・・・芸術的才能、忍耐力、思いやりがこの色と関連しています。なめらかで静かなパワーは、実践的な理想主義を示します。

マイナス面としては、忘れっぽさと忍耐のなさがあります。非現実的な理想主義、プライドの高さ、傲慢、堕落などへと悪化することがあります。

マゼンタ(補色はグリーン)・・・やさしくて、温かく、保護してくれる色です。すべての色の中でもっとも洗練された色であり、純粋な形で理想主義を表現するので、献身、尊敬、感謝の気持ちなどはこの色特有のものとされています。

弱い面は、支配的、独占的、狂信的に見えてしまうことです。自愛に欠け、自分の必要とするものがわからずに不安感に陥ってしまうこともあります。

とのことです。

青は空の色であり、空(くう)は梵語で「スーニア」といい、ゼロのこと。仏教の空と、天の空が、サンスクリットで同じ表記なのか疑問が残りますが、もし同じだとしたら、青い蓮華は、仏教の考え方を示した華となります。

左記のホームページの中に「私の呼吸している空気も空につながっていると思うと、なんだか心の中までやさしい色に染まっていくような気がします」とありましたが、空に繋がっている自分とは、仏教的な考えに近いものがあります。