トキ
2001年の記録



<2001.1.25>
優優と美美は、繁殖期特有の羽の色になってきているそうです。
優優の両親の友友と洋洋も同じように、繁殖期に入りました。
<2001.3.26>
26日朝、美美は最初の卵を産みました。
<2001.4.2>
夕方、洋洋は今年最初の卵を産みました。
<2001.4.3>
美美は、4個めの卵を産みました。
ちょっとかわいそうですが、人工ふ化のため4個の卵は取り出されて、人工ふ化器に移されました。
<2001.4.4>
夕方、洋洋は2個めの卵を産みました。
<2001.4.6>
洋洋は3個めの卵を産みました。
<2001.4.9>
洋洋は4個めの卵を産みました。
こちらも、ちょっとかわいそうですが、人工ふ化のため卵は人工ふ化器に移されるそうです。
<2001.4.10>
美美が産んだ卵を調べたところ、卵の中で生長がはじまっているらしい、ということがわかりました。
早ければ22日ころに、最初のヒナが誕生するようです。
<2001.4.22>
21日昼ごろ、美美が産んだ卵から、「ピピッ」という鳴き声が聞こえたそうです。
そして、22日午後11時50分ごろ、今年最初のヒナが誕生しました。
このヒナは、中国に渡されるそうです。
<2001.4.23>
23日朝、22日に誕生したヒナは、ドジョウやコマツナなどを細かくしたものを食べたそうです。
<2001.4.24>
24日午後0時52分ごろ、美美が産んだ卵から、今年2羽めのヒナが誕生しました。
こちらのヒナは、日本で育てることになっています。
<2001.4.27>
27日午前9時ごろ、美美が産んだ卵から、ヒナが誕生しました。
今年3羽めのヒナです。
前に生まれた2羽は、とてもよく食べているそうです。
<2001.4.30>
30日午後10時15分ごろ、洋洋が産んだ卵から、ヒナが誕生しました。
今年4羽めのヒナです。
<2001.5.1>
1日午前5時25分ごろ、洋洋が産んだ卵から、ヒナが誕生しました。
今年5羽めのヒナです。
<2001.5.3>
3日午前5時55分ごろ、洋洋が産んだ卵から、ヒナが誕生しました。
今年6羽めのヒナです。
<2001.5.6>
5日午前、洋洋が産んだ卵から、ヒナが誕生しました。
これで、今年は7羽のヒナが誕生したことになります。
<2001.6.10>
5月12日午前4時58分ころ、美美が産んだ卵から、ヒナが誕生しました。今年は8羽めです。
5月14日午後4時25分ころ、美美が産んだ卵から、ヒナが誕生しました。今年は9羽めです。
5月16日午後3時27分ころ、美美が産んだ卵から、ヒナが誕生しました。今年は10羽めです。
5月17日午後8時19分ころ、洋洋が産んだ卵から、ヒナが誕生しました。今年は11羽めです。

そして、今年生まれたヒナは13羽になりました。
でも、そのうち2羽は死んでしまいました。
せっかく生まれた命ですから、全部が丈夫に育ってくれるのが理想ですが、中には弱いのもいるのは仕方がないことです。
でも、やっぱり悲しいですね。
<2001.6.11>
2001年に生まれたヒナのうち、順調に育っているのは、
 「美美(メイメイ)」のヒナが5羽で、オス2羽、メス3羽
 「洋洋(ヤンヤン)」のヒナが6羽で、オス4羽、メス2羽
です。
みんな元気で育ってね。
<2001.9.17>
2001年に生まれたヒナに名前が付けられました。
環境省は、ヒナの数が多いので、番号で呼ぶことにしていたのですが、それはかわいそうということになり、トキ保護センターの近くの小学校の子供たちが名づけました。
<2001.12月>
2001年に生まれたヒナはみんな元気に育ってます。

一方、日本の最後のトキ、キンは34才になりました。
右目が見えなくなっているとのことですが、食欲があってまだまだ元気だとか。

今まで卵は人口ふ化器でかえされていました。
来年からは、少しずつ自然ふ化、つまり親が卵を抱いてかえす方法も試していくそうです。



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