Q.私は上の前歯が出ているので、引っ込めたいのですが差し歯にして治すのですか。 A.前歯を引っ込める治療には、差し歯にして治すこともありますが(これを補綴的な治療といいます)、歯科矯正の場合は歯を移動させて治療していきます。ですから今あるご自身の歯のままの状態(差し歯にするということではなく)で歯並びを良くする歯科的な治療です。 Q.検診で不正咬合といわれたのですが、このままにしておいても大丈夫ですか。また、自然に治ることはありませんか。 A.不正咬合をそのままにしておくと、虫歯や歯槽膿漏になりやすかったり、良く噛めない、発音がうまく出来ない等の弊害があります。乳歯の時の反対咬合が永久歯に生え変わったときに自然に治ることが稀にはありますが、それよりも不正がよりひどくなることの方が多いです。 Q.大人でも矯正できるのですか。 A.はい。特に年齢制限はありません。患者さんのなかには50才をすぎた人もいます。 Q.矯正するとき、歯を抜かなければならないと言われたのですが。 A.歯列矯正する場合、歯(永久歯)を抜かなければならないこともありますが、混合歯列期(永久歯と乳歯が両方生えている次期)くらいに 始めれば、多くの場合、抜歯しなくても矯正できます。 Q.矯正はいつごろ始めるのがよいのですか。 A.不正咬合の状態によって一概にはいえませんが、反対咬合、交叉咬合など骨格性になると治療が難しくなったり、満足な結果 が得られないこともあります。そのような場合は早く(乳歯の時期)から始めた方が良いでしょう。 Q.他人から矯正をしていることが分からない装置はありますか。 A.はい、歯の裏に付ける装置があります。また、夜だけ(家にいるとき)つけて昼間(外出時)は外しておく装置が使える場合もあります。 | |||||||||||||||||||
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