親鸞聖人のみあとを訪ねて
平成23年4月09日 天気 小雨
文 西方寺門徒 西 久昭
写真 塘 幸生
32区(最終区間)レポート(京都緑風荘から本願寺本山まで 約0.5km)
いよいよ最終区間32区の京都緑風荘から本山までの約0.5kmの道程です。
稲田西念寺で昨年の12月4日に出発式をしてから32区間目の終着到着です。
今回は、東京教区千葉組北ブロックの親鸞聖人750回大遠忌法要団体参拝と重なり、
宿泊先の雄琴温泉をタクシーで4時に出て緑風荘に向かいました。
小雨の降る中、御進納米三俵に雨除けのビニールを架け、
約50人でリヤカーを曳き5時15分に出発。
皆様の急く気持がどんどん強くなり、梶棒を持つ私は、
ノボリ旗を持つ人にぶつからないように曳張るのでなくブレーキの掛けっぱなしで汗がびっしょり。
御影堂門で、「御聖人様、関東稲田よりマカリコシマシタ」と言うつもりでしたが、
築地本願寺の教務所長以下大勢の方に出迎えられ声が出ませんでした。
扉が開きますとその正面に橘総長以下大勢の僧侶に出迎えられました。
続いて、龍虎殿の御進納仏飯米置き場に御進納米進納。
宗務総合庁舎の会議室に移動して、新門様の御面談に続き、
新門様との記念撮影、東京教区門徒推進員連絡協議会代表 海老原忠夫氏より
橘総長へ進納式及び橘総長より労いの言葉を頂き、
阿弥陀堂にて讃仏偈、御影堂にて正信念仏偈のゴジンチョウにて解散。
32区間、約4ヶ月に渡る645kmの帰洛道の旅を終了しました。
4月9日(土)小雨 参加者総数50名
4時45分 受付開始。団体参拝中の
ご住職と西総代・塘さんが宿泊先の琵琶湖からタクシーで到着。
最後のバッチをつけて出発準備。
5時15分 お納めする米俵3俵を積んで出発。雨のなか開門を待つ。
5時30分 本願寺開門。
6時 晨朝参拝。阿弥陀堂と御影堂において。
7時15分 宗務総合庁舎で新門さまと記念撮影。
御面接の折、新門さまから、
この度の災害の被災者の方へのお見舞いと亡くなられた方への哀悼の意を表され、
親鸞聖人の750回の大遠忌法要に、家族、有縁の方と、また参拝するようにお話がありました。
緊張と感動でした。
8時 閉式、解散。