親鸞聖人のみあとを訪ねて

14区 興津宿から府中宿まで

212()

  福川敏機 ・有美子


興津を出る時には降っていた雨も、しばらと止み、西の方は明る28名の旅は始まりました。

予定より早めに着いた「仏壇のやまき」で昼食。

富士市・常願寺のご門徒の方々が準備してくださった温かい味噌汁やお茶をいただき、

その後、休憩場所でも温かいスープをいただきながら、

元気に静岡駅前を通り抜けて、目的地の教覚寺には定刻通りに着きました。

 

教覚寺ではご住職をはじめ多くの方々の拍手で迎えていただき、ここでもおいしい甘酒もいただき、本堂でご住職のお話を聞いた後、お茶をいただきました。

その席で県外から参加の4名を紹介、我々以外のお二人は、帽子に「みあと」を歩かれた記念バッチがたくさんついていました。

 

教覚寺は1234年、親鸞聖人が関東より京都にお帰りになられた時、今の清水市に居住していた光信房というお方が、聖人の教えに帰依して、御弟子となり、自宅を転じて一寺を建立し、念仏の道場としたのが起こりということです。

 

親鸞さまが歩かれたこの道中でのお話。

親鸞聖人と光信房さんの出逢いの深さを感じて戻りました。