12 区 三島駅から吉原駅まで 22.2km
歩行 者 根山敦史・松尾俊彦
参加人数 13名(スタッフ 3名・門信徒 10名(内、女性3名)
手記 松尾 俊彦
参加者の皆さん全員、午前8時30分には 三島駅に集合されましたので準備体操、スタッフの紹介後8時45分に三島駅出発しました。
九時過ぎに、善教寺さんに到着し「讃仏偈」を拝読しご住職からお寺の由来を拝聴いたしました。正式名称は「境河山浄諦院善教寺」でこの寺に灰墓があり、これは無宿者、旅人や遊女の類の者を弔ったもので、一切の差別を否定してまつられている。又社会活動は活発で、寺の堂は公民活動の場として提供され、幼児教育活動として保育園経営され住職はボーイスカウトの活動を活発になさっておられる。寺域に三島七石の一つである蛇石ある。(土山住職談)
お寺を辞してすぐに伊豆・駿河の国境の境川があり、すぐそばに秋葉神社(火の神様)が祭ってある。
(西風が強く吹き火事が多いため祭ってあるとこのことでした。)
旧東海道原宿本陣跡、一里塚を通り源頼朝、義経画対面した岩がありここで昼食を取る。
午後は、旧東海道原宿本陣跡、一里塚を通り、沼津では霊峰富士山を仰ぎながら足を速める、ゴール手前では毘沙門天さんでは初市(2月9日から11日)の準備がされて、3日間で一年分の売上げするとかで、吉原駅から人の列が続く壮です。
吉原駅に3時30分ごろゴールし常願寺住職さんがお迎えに見えられ富士市の仏教状況のお話を頂ました。寺院は90ヶ寺ほどありその内うち本願寺派の寺院は2ヶ寺。ここは身延山が近いのでほぼ半数が日蓮宗寺院、次は曹洞宗、黄檗宗、臨済宗、浄土宗、真宗大谷派などの寺院があるそうです。静岡県内に浄土真宗本願寺派の寺院が21ヶ寺と、全国的にみても非常に少ない地域で、富士市では、一時「真宗不毛の地」と呼ばれたこともあったそうです。しかしながら現在では西日本から移り住んで来られた方々も多く、真宗門徒も増加傾向にあるとのことでした。
お寺さんから、甘酒をいただき、完走者全員の記念撮影をして解散いたしました。