故 郷 発 見 10

神 楽 歌 奉 納

2010/10/22 鹽竈神社
塩業で栄えた宇多津には陸奥国の一宮・鹽竈神社の末社(?)鹽竈神社がある。かつては蛭子神社の境内に祀られていたが、昭和9年に宇夫階神社に合祀され、塩田の全面廃止をうけて昭和46年以降は宇夫階神社総代会に引継がれた。香川県の鹽竈神社の数は宮城県、茨城県に次いで多いようだ。
私が生まれた平山の太鼓台の幕はアマテラスがスサノオの行状に怒って天の岩戸に隠れたことで世の中から光が失われたためアマテラスに出てきて貰おうとアメノウヅメが歌い舞ったという神楽の発祥を描いたもので、このたび神楽歌『阿知女の作法』を奉納させて頂いたことに浅からぬ縁(えにし)を感じた。

2010/10/23 宇夫階神社
延喜元年(901)成立の『日本三代実録』にも記載がある宇夫階神社は、宇夫志奈大神として石器時代からの集落・鵜多郡津之郷に鎮座していた。大同元年(807)勅命により巨石のある現在地に遷座し、平成19年に遷座1,200年を迎えた。明治27年に県社に昇格したのち、昭和48年に社殿を焼失。昭和51年に伊勢神宮の外宮・多賀宮(たかのみや)を賜わって本殿が造営された(国の登録有形文化財)。
伊勢神宮は皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)を中心に別宮、摂社、末社など125社から成り、外宮・豊受大神(トヨウケノオオミカミ)は天照大神(アマテラスオオミカミ)の食事を司る御饌都神(ミケツカミ)として迎えられたという。

2010/10/24 宇多津まつり

宇夫階神社・鳥居前で太鼓台を落として→

エイッ、ヤア〜〜、あがった〜!

宇夫階神社・境内で太鼓台を落として→

一気に差し上げた〜!

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