箔押しについて

 

  • 箔押し(箔を置く)とは

    画面にあかしした箔を接着させることを「箔押し」といいます。

    もともと素材の違うもの(金属と絵の具と紙)を接着させるのですから、下地づくりが重要です。接着力を高めるために膠を数度ひいて乾かすことを繰り返します。(これを捨膠といいます)。実際の箔押しの作業は、画面に膠か礬水(ドーサ)を塗り、下地の膠をもどし多少ねばつくような具合にしておき、片側から順々にあかし終わった金箔を置いてゆきます。

  • 1.あかした箔を画面に貼り付けます
      下地処理の済んだ画面に膠などをひいて、箔紙の箔の付いていないところ(大きめの箔紙であかししましたから)二隅を持ち画面にすーっと貼り付けます。

      ※画面に近づけたらあまり思い悩まずに、真下にあかし箔を下ろします。ぐずぐずしてる間にどこか一カ所にくっついてしまうとあっという間に画面に引っ張られてしまい失敗します。

 

 

  • 2.箔紙を剥がす
      箔が画面に付いたら手早く(でも、そっと丁寧に)剥がす。

  • 3.箔押し終了です

このようにして順々に画面に箔を押していきます。

 

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