箔を画面に定着させるとき、とくに金箔のように極薄のものを操作することは大変むずかしいため、「箔をあかす」という作業が必要になる。「箔をあかす」とは、箔を箔紙にくっつけることで,箔を紙にあかすために油分を使うのであるが、この油は昔からくるみ油、椿油などが使用されていた。
※あかしをした箔はあかしたまま長く放置すると、紙に密着したり、剥がれたりしてしまい箔押しが困難になるので、必要枚数だけをあかすことがのぞましい。
※最近は蝋引きのあかし紙も市販されているが、接着能力が高いため金箔などの薄い箔は画面からの引きが弱いとあかし紙に付いたままになってしまいます。使用に関しては重々注意してください。
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