ことこと日記

●生後8ヵ月後半



2004年8月20日(金) 生後273日目   ことことビーバー
うつ伏せから腰を上げて、お座りの体勢ができるようになった。 床に転がしておくと、いつの間にか一人で座っている。でもまだ完全安定はしていないので、 コンクリートの壁際で座らないように(ひっくり返ると頭に打撃!)、注意しなければならない。 壁中にクッションを立てかける手もあるが、それはそれで窒息が怖いし。
園バスのお迎え前に、ベビーカーにことことを乗せて食料品店へ。 なぜかレジのおばさんに向かって、「で〜っ、で〜っ、で、で、で、で」などと話しかけていた。 よく会う近所の人たちには、大きな丸目でじっと見るだけなのに。不思議。
今日も、ことことが眠った隙に製図をした。自分で言うのも何だが、凄まじい集中力。 ことことが起きている間は、絵本を読んだり、抱っこして一緒に体操したり、オンブして家事を見せたり。 ベビーカーに乗せて、アパートの階段掃除を見学させたら、とても面白がっていた。 のい兄は、絵を描いていると一心不乱なので、起きていても問題なし。 
ところで、歯が出てもうすぐ1ヶ月。 ベビーベッドの柵は、「ことことビーバー」(前歯は下2本だけだが)にかじられて、 かじられた所の塗装が剥げてきた。譲ってもらったときは新品同様だったのにな〜。



2004年8月19日(木) 生後272日目   
台風の影響で、風が強い。今日も幼稚園バスのお迎えの時になって、強い雨と風。 ことこと をおんぶして傘を差して出たが、数歩歩くと風向きが変わり、もみくちゃになった。 傘の骨が目の前でグニャリと曲がっていく……。こわ。 またしても不思議なことに、園バスが到着したら晴れた。 ことことは、のい兄に向かって、可愛い声で何やら話しかけていた。私にはこんな声は出さない。 お兄ちゃんっ子だなあ。のい兄に「いいなあ〜、ことちゃんには優しいお兄ちゃんがいて」と言ったら、 「お母さんにはお父さんがいるじゃない!」ですと。参ったねこりゃ。



2004年8月18日(水) 生後271日目   兄の頭を撫でる
夏季保育2日目。園まで送った帰りに、産直野菜を買いに郊外まで出かけたが、定休日でがっくり。 ことことは車の中で眠ってしまい、帰宅したら目をパッチリ。 全然眠らず、相手をしろとうるさく、一緒に遊んでいたら何もできず。
昼にバス停へお迎え。晴れていたのに突然の大粒の雨。台風の影響。 向かいのお店屋さんも一緒に孫をお迎えだったので、 雨宿りさせてもらった。ことことは店の中に上げてもらった。 不思議なことに、園バスが到着したら、雨は止んだのだった。
のい兄が帰ってくると、ことことは嬉しくて、バタバタ走るのい兄を見ているだけで大笑い。 雨がいつ降ってくるか分からないので、買い物はオンブで。私の背中から、ことことは、のい兄の頭を撫でていた。 「いつも遊んでくれて、ありがとうって言ってるんだよね」と、のい兄。 午後も昼寝せず大声でわめいて、のい兄も眠れず。あきらめて、夕方のNHK教育テレビを久々に見ていると、 やっと眠った。
民放チャンネルで某CMを見た のい兄。「○ブは〜、しっとり〜。ことは〜、まったり〜。のいは〜、じっくり〜。 お父さんは、しっかり〜。お母さんは……、しっかり…しっかり製図してね」ですと、うううう、ありがとう。 夕方、のい兄に洗濯物外しを頼んで、やっと製図ができた。



2004年8月17日(火) 生後270日目   土砂降り
のい兄は、幼稚園の夏季保育へ。ことことも登園のお付き合い。 早速、担任の先生に、鉄棒を披露したそうな。帰宅後のことことは、良い子で昼寝。
午後は、絵画教室へ。土砂降りのため、子供たちを車に乗せるだけでヘトヘト。アートプラザの駐車場も屋根なし。 思案したあげく、運転席で抱っこ紐を装着し、運転席に後ろ向きに立膝して、 進行方向後ろ向きベビーシートのことことを、胸の中に引っ張り込んだ。ことこと には何が起こっているのか見えず、 「???」という感じだったろう。ビックリしている顔を見て、のい兄が大笑い。 ベビーカーを担いで、またしてもヘトヘトで教室へ。 あまりの雨のため、外に出る気にならず、教室の隅の席で、ことことをベビーカーに入れて、 製図のテキストを読み込んだ。ことことは、広い窓から階下の景色を眺めて、ご機嫌だった。



2004年8月16日(月) 生後269日目   キューピーちゃん?
ベビーカーの中で、まったりと のい兄の鉄棒に付き合っていた ことことに、 砂場で遊んでいた2歳になったばかりの女の子が寄ってきて、 ことことの顔を覗き込んで曰く「キューピーちゃん?キューピーちゃん?」。 確かに似てる! 素晴らしい発見に大笑い。
のい兄は、踏み台無しで鉄棒に飛びつき、前回りをすることに成功。なーんだ、すぐ出来るようになったなあ。 こちらが浮かれていると「まだまだ、油断してはいけな〜い。まだ完璧じゃな〜い」と自ら言い、 何度もクルクル回っていた。目が回るんではないかと思うほど。片手が外れて落ちかかり、砂だらけにもなっていた。
のい兄は鉄棒の後、水遊びをし、ちょうど来ていた小学3年生の男の子に相手してもらって、戦いごっこ。 ことこと は、備え付けのベビーラックに入れて揺すってみたら、喜んで笑って、しばらくすると眠ってしまった。 のい兄は、揺り椅子では絶対に眠らない赤子だったので、初めてベビーラックの威力を目の当たりにして、ビックリ。 「戦いごっこ」でドタンバタンしている横で、スヤスヤしているのを見た先生、「二人目はたくましくなるのよね」。
午後、和室に転がしておいたら、紙の破れる音が。慌てて行くと、のい兄の「ひらがな表」を破っていた。 子犬のぬいぐるみがもう一つ出てきたので、「バウバウ」と名付けて、ことことの犬にした。 のい兄の犬「くんくんくん」と犬の種類は違うけど、彼の妹と設定した。 早速遊んでいるのはいいが、振り回すので、垂れ耳がヒラヒラしないように留めてあった糸がまず切れてしまった。



2004年8月15日(日) 生後268日目   本好き
のい兄と夫は、別府の「地獄巡り」へ。お盆恒例の、蓮(オオオニバス)の葉乗りをするため。 体重制限20kgまでなので、行くなら今のうち(現在体重16kg)。 朝早めに家を出て、無事に蓮の葉に乗れた後、 海地獄だの、坊主地獄だの、血の池地獄だのを見てまわって、温泉に浸かって、地獄蒸しプリンも食べて、帰宅。
私と ことこと は、家の中で過ごした。製図がはかどった。 息抜きには、のい兄の工作場になっているリビングに掃除機をしっかりかけて、ことことと転がって遊んだ。 広告紙を振り回したり、クシャクシャにしたりして、感触を楽しんでいるようだった。 絵本も大好きで、特に、福音館こどものとも012シリーズの『だれかなだれかな』(→のい兄の十八番)、 『いいないいな』(片山健さん)、『まんまるおつきさん』は、ページを読み終わるたびに、 手足をバタバタさせて大喜び。しかし、他の人が読んでいる、薄い紙のページも気になるらしく、 傍によって来ては、めくるページに手を伸ばして、クシャクシャにしようとする。この子も本好きだわね。 「あっ、だー!」としきりに言うので、私も「あっ、だー!」と返したら、目をクルクルさせてニッコリ。 ドイツのフリマで買った、赤い木の車を出してやったら、最初はとても喜んだが、 まだ自分の思うようには持て遊べないので、怒って泣いていた。
夜は、風呂上りに、おばあちゃんの大スイカをしっかり食べて、乳は片方だけで満足してしまった。  



2004年8月14日(土) 生後267日目   菜箸
朝、のい兄と、散歩がてら、美味しいパン屋へ出かけた。「朝は涼しいね」「どっちが近道かな」などと 愉しく話しながら歩いていると、ある家の前に、土間に座り込んで竹細工をしているおじさん がいた。 「何をつくってらっしゃるんですか?」と尋ねたら、菜箸だった。お盆頃に切り出した竹は良いんですと。 「これ、もって行きよ」とおっしゃったので、有り難く、1組頂いた。 ニオイを嗅いだ のい兄、「うーん、スイカのニオイがする!」。 お箸をカチカチいわせながら、また歩いていくと、やっとパン屋の前に出た。……あ!休みだ。 我が家が普通の土曜日なので忘れていたが、世間は、お盆休みだったのだ。
昼間は、のい兄と夫は、流れるプールへ。日焼けして帰ってきた。 ことこと と私は、家の中で製図したり、ちょっと近所のスーパーへ行ってみたり。 普段の買い物では、のい兄の動きをチェックしながら慌しく歩くので、 ベビーカーの中でまったりしている ことこと は、殆ど放ったらかし。 今日は、店内も空いていたし、ことことの顔を見ながら、のんびりできた。 目が合うたびに、花が開くかのようにニッコリするので、こちらまで幸せな気分になる。 



2004年8月13日(金) 生後266日目   兄がしゃべれば妹もしゃべる
鉄棒+登り棒。「豚の丸焼き」もかなりできるようになったので(焼いた数推定23匹)、次のステップ・前回りへ。 まだ背が足りなくて、鉄棒に腹をくっつけることができない。そばに置いてある平均台を使ったら、 前回りの最初の姿勢はできた。鉄棒初日、身体が逆さになることを相当怖がっていたのに、 今ではもう大丈夫。さかさまの風景を愉しめるほど。「そのまま足をバタバタしたら降りられるよ」 と言ったら、もう完成。後は何度もクルクル回っていた。 私と のい兄が、ワーワー喜んでいると、ベビーカーに乗っている ことこと も大きな目をクルクルさせて嬉しそう。 前回りで自信がついて、登り棒もかなり愉しんで練習ができたようだ。
ことこと も、乳母車の手摺にあごを持たせたり、汗取りパッドの紐を引っ張ったりしながら、 ニコニコと、のい兄を見ていた。 「次は、ことちゃんも」と子どもルームの敷物の上で、はいはいの練習をさせようとしたが、 まだまだ。腰は上がるが、後ろにしか進めませ〜ん。 帰りに、のい兄が「鉄棒を見てもらう!」と、職員室へ先生を呼びに行った。 後から、ことことを抱いてついていくと、のい兄が先生方を相手に一生懸命しゃべっているところだった。 のい兄がしゃべると、ことことも一緒になって、「ウーウーアーダー」などとしゃべるので、おかしかった。



2004年8月12日(木) 生後265日目   略称は「分大(ぶんだい)」
大分大学の図書館へ。児童図書のコーナーができたというので愉しみにしていたが、期待したほどではなかった。 私が必要としている製図の参考書も無かったし。建築でも福祉系と住居系の蔵書が中心のよう。 久しく行かない間に、キャンパス内には新しいサインやら、多機能型トイレやら出来ていた。 ことことは、休憩中の掃除のおばちゃんに、「男の子でしょ、ね?」と言われていた。違うって。
午後は虫の居所が悪いのか、ぐずぐずわめいて、私に仕事をさせてくれなかった。 夜もなかなか眠らず、泣きわめいたので、私は風呂にもゆっくり入れず、湯船にちょっと浸かるのみ。



2004年8月11日(水) 生後264日目   ワルのことこと
本日も鉄棒+登り棒。今日は「豚の丸焼き」を20秒もできた。 トレーニングの後は、子どもルームのビニールプールにも浸かった。 ことことにはベビーバス。水を入れ替えて浸からせたら、ことことは冷たいのが嫌いらしく、泣いてしまった。 他に生後8ヶ月の子、7ヶ月の子が来ていた。どちらも男の子。片方はもう伝い歩きをしていてビックリ。 ちんまりお座りしていると、2歳児の兄ちゃんたちが「赤ちゃん、かわいいね」と寄ってきた。 マイペースで遊んでいるのい兄にも、2歳児たちが“尊敬のまなざし”で寄っていっていた。 気がつけば、子どもたちの中で、ことことは紅一点だった。
午後、乳母車の手すりカバーが破れてきたので、新しいのを2枚、縫い上げた。
夜は、のい兄と夫が虫取りへ。ことことと私で先に風呂を済ませて寝ようとしたが、 ことことはなかなか眠らず、自分の絵本を持ってはクルクル寝返ったり、 置いてあった のい兄 の玩具カタログを破ってしまったり。 「コラ!」と言ってもニヤリ。終いには諦めて「あんたもワルよのう〜」と言いながら、 私も一緒に転がっていたら、虫取りチームが帰ってきた。成果無しで。



2004年8月10日(火) 生後263日目   兄が泣いたら妹も泣く
珍しく、朝から製図ができた。通信添削分を2つ仕上げて、郵便局から出すことができた。 生協の配達では、乳母車に乗せた ことこと が私が離れると泣く。結局抱っこで仕分け。 留守の家の分の荷物もあるのに、大変だった。
午後は、のい兄の絵画教室へ。のい兄が制作している間、ことこと と私は県立図書館へ。 授乳室がないので、トイレで乳をやるのも何だか嫌だし、地下駐車場に停めた車の中で、 日よけシートを衝立にして授乳した。ドアを開けていたが、ちょっと暑かった。 絵画教室に戻る道が渋滞していて、お迎えは5分遅刻。
教室終了後恒例の、アートプラザ前での遊びで、のい兄と他の子が、戦いごっこに熱中して叩き合いになり、 二人とも痛くて泣いてしまった。それを見た ことこと、即、大泣き!  のい兄が泣くと、ことことも泣くんかい! のい兄が笑うと、ことことも笑うのは見ていたが……。
夜、またまた、大きな野菜などの箱が届いた。中からは見たこともないような大スイカが。
深夜、のい兄の犬のヌイグルミが主人公の絵本『くんくんくん物語』を描く。 のい兄と約束してしまったので。最後のほうは、半分眠りながら執筆。風呂にも入れず。



2004年8月9日(月) 生後262日目   DPT3回目
今日も鉄棒と登り棒。その後、子どもルームで絵画遊びに参加した。 ことこと は、他の小さな子たちを見ていただけでも疲れたようで、 早目に帰宅して昼食を食べたら、ぐっすり眠ってしまった。
午後は、ことことの予防接種へ。DPTの3回目だ。 のい兄は、I先生にクワガタ虫の絵を描いてプレゼントした。 のいが「5しゅうねんおめでとう!」と言いながら、リボンで結んだ絵を渡すと、先生は「え?私に?」 と言いながら嬉しそう。なぜ5周年と知っていたかというと、のい兄の誕生とIクリニックの開設が ほとんど同時期だから。後で「これカブトムシかい?」と訊かれたのには参ったが(笑)、 「5しゅうねんおめでとう」と書いた字もほめてもらって、嬉しそうなのい兄だった。 ことことも、DPT2回目に引き続き、全く泣かず。涼しい顔で、「あれ、なんでしたの?」ってな表情。 待合室に戻ったら、同じワクチンを打つのに「怖いよー」と泣いていた小学生男子がいた。 看護婦さんが、ことことを指して「今、あの赤ちゃんも同じ注射をしたよ。ぜーんぜん泣いてないでしょ。大丈夫」 と励ましていた。



2004年8月8日(日) 生後261日目   美術館〜クワガタ展〜花火
大分市美術館へ。まずは常設展示室の夏休み企画「アートワンダーランド」から鑑賞。 現代美術好きの のい兄 が、『エイリアン』に感激して俳句をひねっている間、 ことことと私は常設展示棟2階の椅子に座って待っていた。私が尊敬する建築家・内井昭蔵氏による絶妙なカーブ。 私自身で座って、次にことことにお座りさせて、「気持ちいいでしょ〜この椅子」などと言っていたら、 通りかかった管理のおじさんが「お、可愛いねえ。女の子やろ」と声をかけてくれた。 「ありがとうございます〜、いつも男の子に間違われるんです」と返事したら、 「な〜んでえ。目が優しいけん、女の子や」とのこと。ことことも、珍しく愛想をしていた。
次は京都国立博物館からの特別展。大分のご近所にアトリエを構えていた雪舟の作品の数々や、 以前、仕事でポジフィルムを借りたことのある、「鎮田瀑図」(雪舟の作品を狩野常信が模写) の本物を見てみたかった。 ことことは抱っこ。ベビーカーは預けず、押して入場。照明が落とされて薄暗いので、 予想通り、ことことは途中から気持ちよく眠ってしまった。途中でベビーカーに下ろした。 のい兄は古典には興味がないらしく、とっとと出てしまい、 夫はそれを追いかけねばならず、「全然見られなかった〜」とぼやくこと。
お昼は家で。ことことはしっかり食べて、食後も昼寝せず、爆睡するのい兄の隣でニコニコ。 オヤツにバナナを食べさせている途中で、仕事場にちょっと出た夫が戻り、タッチ交代。 昼寝から起きた のい兄とバスで、百貨店のカブトムシ+クワガタ展へ。 ことこともニコニコでお見送りしてくれた。展覧会場では、 巨大檻の中で多数のカブトムシと戯れるコーナーがあり、のい兄もカブトムシを次々に掴んで楽しんでいた。 この檻は、ことこと連れで入るにはちょっと厳しかっただろうから、夫に預けて正解だった。
夜は花火。のい兄が生まれた晩にも上がった、毎年恒例の大分川の花火大会だ。 近所の丘の上の駐車場から見た。ことことは手足をバタバタさせて喜んでいた。



2004年8月7日(土) 生後260日目   のい兄5歳に
のい兄5歳の誕生日。図鑑をプレゼント。 朝、出かける前にのい兄と二人、レアチーズケーキを仕込んだ。生クリームを買い忘れていたので、 のい兄と私で買いに出ようとすると、ことことが「私も行く〜!」とでも言っているかのように泣いた。 自己主張が出てきた感じ。皆で大急ぎで家事を片付けながら、ケーキをつくって冷蔵庫に放り込んだ。
それから、のい兄の鉄棒と登り棒の練習に、家族全員でお付き合い。車でいつもの場所へ。 ことことも、木陰でニコニコ。後でアートプラザにて、またまた鳥の巣展を見た。ことことはホールで授乳。
ランチへ。ことことには、先日の上京道中用に買ったレトルトのベビーフードをやり、 ご飯も分けてやったが、一番満足そうに食べていたのは、味噌汁の具の、柔らかく煮た玉ねぎだった。
さらに図書館へ。ことことがぐずっているときに、バーバパパの色鮮やかな本を手渡したら、機嫌を直した。 その様子を見て、嘱託らしき年配の男性職員が「小さいのに、もう本に興味があるんやね〜」と感心していた。 また教育関係の棚のところで、教師らしきお姉さんにあやされた。 初めは大きな目でじっと見ていたが、そのうち優しそうな人だったからか、 好奇心あり気なアヒル顔になっていた。 帰りは、ことことは、さすがに疲れて、車に乗せたらすぐ眠ってしまい、家に着いてもよく寝た。 エアコンを入れていないのに全然起きず。
ことことが眠っている間に、のい兄と夫はオヤツを食べてから、プールへ。 たくさん泳いで、さらに公園で遊んで(また鉄棒で「豚の丸焼き」をしたらしい)、 午後遅めの時間だったせいか、土曜の無料デーだったのに空いていたそうな。
夕方、湘南の実妹から荷物が届いた。かつて、のいが着た、ほとんど忘れていた服の数々。 ドイツで最初のお買い物で買った赤い靴が懐かしい。 姪のIちゃんがたくさん持っているという、ジーンズのスカートももらった。 ちょうど上京中の実父からのプレゼント、父が描いた恐竜の絵も入っていた。 恐竜の顔が笑っているので、のい兄は大笑い。
ことことのお座りは随分しっかりしてきた。とはいえ、油断するとひっくり返る。 家族みんなで、デレデレと可愛がっているが、一番傍にいる母親をちゃんと認識し始めたらしく、 私が姿を見せると、手足を動かしてとても喜ぶ。



2004年8月6日(金) 生後259日目   府内戦紙
のい兄の鉄棒+登り棒2日目。インターネットで調べて、「豚の丸焼き」から始めることにした。 ことことは、まだハイハイはできないが、上半身のみならず、腰まで上げることができるようになった。
夜は、大分七夕祭りの初日、府内戦紙(ふないぱっちん。ねぶたのバッタもん?)を観に、 家族全員でバスに乗って街へ。人人人で、大通りの歩道も商店街もかなり混雑していた。 ことことは、甚平を着て抱っこ紐の中でキョロキョロしていたが、祭りが始まったら、あまりの爆音に眠ってしまった。 のい兄は、お祭りの度に欲しがっていた(でも最近は我慢していた)お面を、やっと買ってもらって大喜び。 祭りが終わる前にササッと、またバスで帰った。



最新のことこと日記

転石礫礫通信の目次