2006年6月20日(火) 生後2年6ヵ月と30日目 絵を描く
久々に、チャイルドハウスの母と子の美術絵画教室へ。
朝から、「今日は、こおちゃんのお絵かき教室よ〜。お兄ちゃんじゃないよ〜。A先生、大好きよ〜」
と張り切っていたが、いざ、先生を目の前にすると固まっていた(苦笑)。
今日はTシャツに、アクリル絵の具で絵を描いた。
ことことは絵筆を持つと集中して描き、描きすぎて、特に2枚目の濃い色のシャツは
ドロドロになってしまった。しかも水のつけすぎで、色はほとんど下の紙に移ってしまい、
シャツの上には残らず……。
出来はともかく、絵筆を使って描いたことに大満足の ことこと であった。
帰りに、象の像の横で、お弁当を食べて「おいしいね〜、オニギリっておいしいね〜」。
いつもは嫌がるホウレンソウも平らげ、A先生の新しいバイクを見せてもらってから、機嫌よく帰った。
2006年6月19日(月) 生後2年6ヵ月と29日目 湯布院へ
梅雨の晴れ間に…と、ことことと2人で、湯布院へ買い物をしに行った。
休日は観光客の多さに辟易するので、わざと平日を選んだ。
ことことには、連日の長時間ドライブで申し訳なかったが……。
目指すお店では、木の器に喜んで、「これ、コオチャンの!」とアレコレ指差していた。
でも、初めての場所なので(赤子の時に一度来ているが、覚えてはいないだろう)、
抱っこ抱っことすぐしがみついてきて、大変だった。
帰りに、麩饅頭とパンを買う。某所の庭でいただこうと思ったら、改修工事で閉園中。
駐車場の車の中で食べてから、大分に戻った。
2006年6月18日(日) 生後2年6ヵ月と28日目 トトロの森へ
大分県佐伯市宇目町へ。宇目町には、有名な?トトロの森がある。
先週、ビデオで予習しておいた、映画『となりのトトロ』。この映画に出てくるような田舎に、
「ととろ」という名前のバス停があり、宮崎駿監督ファンの人たちが観光名所にしてしまったらしい。
ととろバス停に着くと、ファンがつくった さつき+メイ+トトロがあった。
バス停から少し離れた森(通称:トトロの森)には、猫バスが置いてあった。
小さな集落だが、バス停の座布団といい、観光客用に駐車場やトイレを用意したり、
菖蒲の花壇を手入れ下さってたり、それでいて“トトロまんじゅう”なんかは無く、
とてものどかでいい雰囲気だった。
のんびりと川のせせらぎを聞いたり、菖蒲を見ながら歩いたりした。
ことことは、トトロの森のメイと一緒に記念撮影。映画を観て、メイちゃんのことを自分だと言っていたから。
のい兄は、トトロの森の中の小川でサワガニ?を捕まえた。すぐ逃がしたけど。
次に、道の駅うめりあへ。ここで、猪肉を使ったラーメンとチャーハンをいただいた。
ことことは、その前にオヤツを食べ過ぎて、ご飯は食べず……。調子に乗って、テーブルの周りを歩き回っていた。
のい兄は、“かいけつゾロリ”のイシシ・ノシシの言い方を真似して、「ゾロリせんせい〜、オラたちを食べちゃうだか〜?」と言っていた。
この後、藤河内渓谷を目指したら凄い目に遭い…(以下略)。
頑張って進んだのに、最後の最後に「通行止」(涙)。引き返して、渓谷に行く道の途中の湧水を飲んだ。
ことことも「つめたーい」と言いながら、何度も手を洗っていた。
夫の希望で、美味しいパン屋さんに立ち寄る。のい兄とカエル捕り。休憩してから、大分に戻った。
2006年6月17日(土) 生後2年6ヵ月と27日目 しゃべる
私は家で留守番し、ことことは、のい兄と夫に連れられて、雨の中を車で図書館へ。
夫に傘を開いてもらったのが相当印象深かったらしく、図書館の中でも
「カサ、ひらいて〜、(階段を)あがって〜…」と道中のことを、くり返ししゃべっていたらしい。
2006年6月16日(金) 生後2年6ヵ月と26日目 こだわり
最近、ことことが服にこだわるようになって、朝から大変なバトル。
“どピンク”色やキャラクターのついた服ばかり着たがるが、下品だし、全然可愛くないんですけど〜。
お下がりやいただき物の服がいろいろとあり、あまりに“違う”ものは処分したが、
諸事情で処分できないものもあり……(涙)。
私が許せる服の中でも、「クマちゃんの服」「ハートのズボン」「チョウチョの服」「お花の服」など、
気に入ったものばかり指名してくる。それは昨日着たから、今は洗濯中だよ…。
他の服を着せようとすると投げ飛ばす。
さらに、無理矢理着せようとすると、泣いて暴れる。
結局は喰わず嫌いで、無理矢理着せた後で、大のお気に入りとなる服もある。
とにかく着せるまでが一苦労である。
2006年6月15日(木) 生後2年6ヵ月と25日目 青ゴザ
朝は大雨。通学するのい兄と近所の幼稚園児を、私一人で途中まで送っていったら、ことことの怒ること。
夫によると、しばらく泣き叫んで、その後は気分を落ち着かせるために、指を吸っていたらしい。
雨が小降りになってきたので、青ゴザを買った。この部屋を借りてもうすぐ10年。畳も擦り切れてきたので。
ことことと2人で広げて、寝室に敷き詰めた。
なんて良いニオイなんでしょう!! 新しいイグサはいいなあ〜。
2006年6月14日(水) 生後2年6ヵ月と24日目 店が違うって
スーパーへ買い物に行く。カートに乗せたらご機嫌で、ことことが歌う。
「マールショク、サンリブー♪」……それは“マルショク”の歌。ここは“マルキョウ”なんですけど!
のい兄が美術教室で針金と格闘している間、ことことと子どもルームへ。今日もままごと。
まず、玩具の流し台でちゃんと手を洗う。本人は真剣だ。
せっせとごちそうを作っては、ヌイグルミに食べさせていた。
2006年6月13日(火) 生後2年6ヵ月と23日目 空手
小学校の体育館で、極真流空手を習ってきた……のい兄じゃなくて私が。
PTAの教養学級の催し。ことことは、最初私にしがみついていたが、そのうち、
私が定位置で運動しているのを理解して、私の周りをグルグル回ったり、
体育館の床の線を線路に見立てて、「キシャ、シュッシュー」と言いながら走ったりしていた。
最後の護身術のときは、また私にしがみついていたが……。
久しぶりに、武道に触れて、気持ちのいい汗を流した。
2006年6月12日(月) 生後2年6ヵ月と22日目 地震
朝、大分県中部を震源とする地震発生。佐伯では震度5弱。大分では震度4だった。かなり長く揺れたように感じた。
私と夫は慌てて子供たちに覆いかぶさったが、子供たちは全く起きず。
昨日私が作った「トイレさん」を喜んで、座ってくれるようになった。でも座っているだけ。
「○○っていってるでしょ!」「フン!」
「コオチャンは、ひとりでガッコウにいくのよ。コオチャンのがっこうは、かわいいガッコウよ」
などとしゃべる。まあ生意気なこと。
2006年6月11日(日) 生後2年6ヵ月と21日目 トイレさん登場・トトロ
全然トイレトレーニングは進んでいない。ことことが昼寝から起きるときに、ふと、
「パンツぱんくろうのトイレさんを作ろう」と思いついた。
画用紙に油性ペンで顔を描き、便器のフタに貼り付けた。
ことことを呼んだら、怖がりも嫌がりせず。「トイレさーん」と話しかけていたので、のい兄とニヤリ…。
この頃、愛車の“Mくん”にも、私の“あしゆびさん”(私の足の指!)も、
ほんとは私が声を出しているのだが、私とは別人格だと信じるようになったので、面白い。
あまり小さすぎてもダメだったんだな。のい兄は幼稚園の年少くらいまで、Mくんの声が私だと気づかなかったそうだ。
午前中、のい兄とことことと3人で、歩いて街へ。ことことが途中で疲れるのを見越して、ベビーカー持参。
環境関係のイベントをしていて、持参した牛乳パックをトイレットペーパーに取り替えてもらったり、
フリマに行ったり。ことことは、10円のメモ帳を買ってもらって、家まで大事そうに持って歩いた。
夕方は、夫が戻ってきて子供たちと『隣のトトロ』を鑑賞。これは予習。
ことことは、自分がメイで、さつきを「おにいちゃん」と言っていた。
のい兄が抗議すると、ことことは「あ、おねえちゃんか」。
2006年6月10日(土) 生後2年6ヵ月と20日目 豆腐・朝倉文夫記念館
朝、思いついて、旧朝地町の朝倉文夫記念館を目指し、家族みんなでドライブ。
試験のプレッシャーがないのは、気持ちいいなあ〜。
ところが、途中、山の中の国道で渋滞。なんだろう?と前を見に行ったら、タンクローリーが立ち往生していた。
もうちょっとで、ランチしようと思っていたお店だったのに〜。
パトカーとレッカー車がすぐに到着したので30分ほど待っていたが、動きそうもなく、
飽きてぐずり始めた ことことと散歩しようとしたら、車の外にはスズメバチまで出てきたので、
引き返すことにした。
回り道で清川村へ。道の駅+里の駅にて昼食。夫が選んだ豆腐屋さんの豆腐料理店が当たりで、
とても美味しかった! 渋滞のおかげ。
女性演歌歌手のポスターが貼ってあったので、ムム?と思っていたのだが、
どうやら、店の人の妹さんらしいと分かった。ことことは、おからのコロッケを喜んで食べた。
「豆腐のケーキ」なる、豆腐プリン状のデザートもおいしかった。帰りに子供たちは、
豆腐ソフトクリームまでオマケでいただいた。
食後、また朝地町を目指す。途中、普光寺磨崖仏へ。紫陽花がとても綺麗だった。
ことことが車の中で眠ってしまったので私は車に残って読書。のい兄と夫だけ、11mもある磨崖仏を観に行った。
やっと最初に目指した朝倉文夫記念館へいざいざ! のはずが、国道442号側からの看板が消えていて道に迷い、
行ったり来たり。着いた時には16時だった。急いで記念館へ。建築設計は清家清氏。
ことことは、猫の彫刻がたくさん並んでいる第3展示室を気に入り、「ネコチャーン、可愛いね、ヨシヨシヨシ」と
触らんばかり。また、階段も張り切って自分で上り下りした。
別棟の文化ホールで青木由紀年さんの展示を見た後(ご本人が外の芝生で歓談されていた!)、
野外彫刻群の周りをかくれんぼしたり、走り回ったりして遊んだ。
とても印象深かったらしく、帰宅してからも、ことことは、パンフレットを大事そうに持って、
開いては、「ココ、行ったねえ〜」と話してたり、猫の彫刻のあった部屋の写真を見たりしていた。
2006年6月9日(金) 生後2年6ヵ月と19日目 コキワでヤサイ!
「こおちゃん、ひとりで、コキワ(地元の百貨店を、ことこと式に発音するとこうなる)、行ってくる」と言い、
鞄を提げて家の中を歩き回る。
戻ってきた ことことに、「コキワで何を買ったの?」と尋ねると、「ヤサイ!」と断言(爆笑)。
いつも、私が地下2階の産直野菜コーナーばかりに通っているので、
この子はコキワでは野菜しか買えないと思っているらしい。
自転車で図書館へ。ことことは、W杯特集で飾ってあった『Die Maus』の絵本を喜んで、私は3回も読まされた。
もうベルリンも私たちが遊びに行った時とは全然違っているだろうな。
帰宅後、ドイツ国営WDRのHPで、Mausのアニメーションを観て、二人でキャアキャア言う。
夕方、「牛ゴッコ」をする。私が四つん這いになると、ことことも四つん這いになって私の腹の下に入ってくる。
あと、猫ゴッコとか。
2006年6月8日(木) 生後2年6ヵ月と18日目 や〜〜めた!
今朝、アパートの女の子が階段でクワガタのオスを拾ったのをくれた。
てっきり、去年と同じコクワ(ガタ)だと思って、
「うちには未亡人のクワママ(去年から居るコクワガタのメス。卵をたくさん産んだ)が元気でいるから丁度いいや〜」と連れて帰ったが、あれ? クワパパ(去年、交尾してから死んだオスの亡骸)と全然カタチが違う。
調べてみたら、どうやらヒラタクワガタのよう。とりあえず「ウチで昆虫ゼリーでも食べていきなよ」と箱にいれとく。ことことは興味深そうに見ていたが、怖がって触らず。
県立図書館へ。さらに税金関係を調べた。ことことは、絵本の部屋で、
こどものとも年少版の新刊『わにわに の おおけが』を気に入って、
3度も読んだ。わにわにシリーズ、面白いもんなあ。
トイレトレーニングに疲れて、帰りに特売の紙オムツを購入。とほほ。
*******************
帰宅したら、税理士受験の受験票が届いていた。太宰府会場だと遠いので心配していたが、福岡会場で
良かった良かった。午後からは大雨。ことことが寝ている間に、問題を解きまくった。
しかし先日入手した改正点を熟読していたら、この問題集とは全然解答が違ってくるではないか。
ということは、独学では明らかに無理…………
いろいろ考えたあげく、夜、税理士の受験はしないことに決めた。
この10日間、勉強をエキサイティングに頑張っていて、
頭がおかしくなるかと思ったほどだったが、
「や〜めた」と思った途端に楽になった。
崖っぷちで踏みとどまれて、ラッキーだったかもしれない。
おカネのことが分からないからって、税理士にまでなる必要はない(爆笑)。
せっかく届いた受験票は、記念にとっておく。
これがあれば、学生時代の成績証明書なしで、
来年以降また受験申込できるし〜〜(→まだ言ってる(笑))。
2006年6月7日(水) 生後2年6ヵ月と17日目 どうぞ
午前中もトイレトレーニング。トイレに連れて行っても絶対にしないし、オマルにも座りたがらない。
一度だけ、出てしまった後、「しっこでた」と自分で言ってきたが……それっきり。
午後は、のい兄の絵画教室。その間、子どもルームへ。
ことことが、テレビキャラクターのぬいぐるみを出して抱っこしていたら、
1歳くらいの女の子が、欲しそうに近づいてきた。ことことはどうするかな?と思ったら、
「どうぞ」とあっさり渡してしまった。「どうぞができたね〜」と思いっきり褒めたら、
目をクルクルさせて笑っていた。
次に、ミッフィーのぬいぐるみを2つ出してきて座らせ、自分はせっせと台所セットで何かつくっては、
ミッフィーたちに食べさせたり飲ませたりしていた。
すぐに片付ける時間になってしまい、「お片づけするよ」と私が言うと、少しだけ「イヤよー」と抵抗したが、
「先生も片付けて帰らないといけない時間だからね」と話すと、すぐ納得し、
片付け始めた。しかし、すべて、自分が最初に見た場所に戻さないと気が済まない。
ことことの前に遊んだ子が、変な場所にプラスチックのご飯類を詰め込んでいたのだが、
その通りに戻そうとする。私が「違うよ」と言うと、真剣な顔で怒る。先生に訳を話して、
ことことが片付けたとおりにして、ルームを後にした。
のい兄の教室に戻る道々、「こおちゃん、どうぞができるのよ。おねーさんだから!」と何度も言っていた。
2006年6月6日(火) 生後2年6ヵ月と16日目
トイレトレーニングを真面目にスタート。今までは、私の都合でいい加減だったので。
しかし、全然教えないどころか、排尿間隔がまだ30分おきだと分かった。
のい兄は、このくらいの月齢でもうとっくにオムツが外れていたのに…。
手持ちのトレーニングパンツは、1日でほとんどシッコまみれになってしまった。
家中、シッコ臭いので、畳にシュシュッとファブリーズした。