ことこと日記

最新のことこと日記

●2歳1ヵ月前半



2006年1月4日(水) 生後2年1ヵ月と14日目  
食事のとき、ことことが椅子に座らなくなってしまった。 ダッコしてやらないと食べない。朝からバトル。 夜泣きは3日目。



2006年1月3日(火) 生後2年1ヵ月と13日目  明礬温泉でまったり
別府へ。今日は帰省客や県外からの旅行者もそろそろ帰るだろうとの判断で、 高速道を使わず、一般道を行った。あれ、いつの間にかブレーキが鳴らなくなってる……良かった良かった。 夫とのい兄が「地獄蒸しプリンを食べよう!」と張り切って連呼するので、 ことことも「プリン、プリン」と言っていた。で、明礬温泉の「岡本屋売店」へ。 地獄蒸しプリンのほか、温泉卵の入ったうどんも食べた。 待っている間、ことことの口をなだめるのに買った高菜漬けのオニギリが、思いのほか美味で真似したい味だった。
次に、昨年秋にリニューアルしたばかりの「えびすや」へ。 家族風呂は満室だったので、男女に分かれて大風呂の方へ。 入浴料金が、普段行く温泉よりも一ケタ高くて(1000円)、 「しまった」と思ったが、さすがに入口も脱衣所も綺麗で、暖房もバッチリ効いてて快適。 脱衣所でいつも怖がる ことことも「おんせーん!」と言ってワクワクニコニコ。 今日の女風呂は1階。広い露天風呂を満喫。白濁した湯にザボンが浮いているのを見て ことことは「ボール!」。喜んで触って、周りの人に「かわいい」と言われていた。 とはいえ、私にしがみついたままなんだが。 ジャグジーや、サウナから出た人用の、水瓶のようなヌル湯などにも浸かり、 ことことが「カエロ〜」と言うまで浸かりまくった母だった。 肌がスベスベになって、実に気持ちのいいお湯だった。 のい兄と夫がまだ出てきていなかったので、1階の休憩所(和室)で休んだ。 ことことも私も、畳にゴロリ。寝てしまいそうなほど、まったりした。 周りには、スヤスヤ寝息をたてているお年寄りが何人も転がっていた。
しかし夜はまたも、ことことが夜泣き。これで2日目。



2006年1月2日(月) 生後2年1ヵ月と12日目  一回休み
百貨店の初売へ。夫の服の福袋を狙ったが、出遅れて既に売り切れていた。 他の階も見て回ったが欲しいものはなく、地下でパンとケーキを買って帰った。 店内はどこもものすごい混雑で、ことことのベビーカーを押すのが大変だった。
計画では、そのまま高速道路で別府に行き、温泉に浸かるつもりだったのだが、 車のブレーキがまたキューと鳴る。今回は後輪から音がする。 まだディーラーも正月休みだし、怖いので別府行きは中止して家に戻った。
ことことが、夜になって大泣き。なだめてもお茶を飲ませても怒って泣き、大変だった。



2006年1月1日(日) 生後2年1ヵ月と11日目  2006年元旦
気象予報では「曇り」だったので期待していなかったが、初日の出を拝むことが出来た。 毎年のように自宅の窓から。全員、起き抜けのパジャマ姿で…。 雑煮と簡単なおせち料理とでお祝い。それぞれの実家に電話で新年の挨拶をした後、 ご近所の神社へ歩いて初詣。ことことは「抱っこ〜抱っこ〜」と歩かないのが予想できたので、 夫がベビーカーに載せていった。 神社の境内で、大叔母と大叔父がつくってくれた、可愛い犬のお年玉袋を持たせて、子供たちを記念撮影。 今年は、私とことことは二社詣、のい兄と夫は四社に参った。 古い町なので、徒歩圏内にたくさん神社があって、ありがたいことである。
帰宅したら、ちょうどチェブラーシカのDVDが届いた。佐川急便さん、新年から配送ありがとうございます。 私のPCにて再生。皆でかぶりついて観て、「チェブ可愛い〜!」。3作+おまけ を一気に鑑賞。 ことことは興奮してしまって、なかなか昼寝をせず。 夜は、のい兄作の双六と、各種カルタで盛り上がった。




2005年12月31日(土) 生後2年1ヵ月と10日目  大晦日
大晦日。一応、おせちも用意する。黒豆を炊く。夫の出身地の福井雑煮および年越蕎麦をいかにするかについて、 夫と相談し、インターネットで検索しながら黒豆を煮詰めていたら、煮詰めすぎてしまった。 出来上がったゴマメをテーブルに置いておいたら、ことことが音も無く寄って来て、つまみ喰いしていく。 この人は、小魚が相当好きらしい。 検索の結果、福井で板前修業をしている方にたどり着いた。きちんと説明していただき大満足。 福井雑煮は日本で一番シンプルな雑煮だと分かった。 福井の越前蕎麦(大根おろし+ねぎ+醤油+花鰹)は、まだ子どもにはきついかな…。 というわけで、今年の年越し蕎麦は、ねぎ+小海老+人参のかきあげを揚げて、載せた温かい蕎麦にした。 ことことも意欲的に食べて、のい兄もお替りして食べ上げ、来年も子どもたちが元気に育ってくれるといいな。
OBSテレビの「かぼすタイム」を観て笑い、ラジオの「夕方なしか」を聴いて笑い。 ワイン飲んで、第九をちょこっと聴いて、風呂に入って、 ことこと とチェブラーシカを寝かしつけようとしたら自分も眠ってしまって、そのまま。 除夜の鐘も聞きそびれた。うちの近所で鳴らしてるのに。



2005年12月30日(金) 生後2年1ヵ月と9日目  「カワイイ〜ナ〜」
のい兄と朝から街まで歩いた。夫曰く「散歩デート」。ことことはまだ熱があるので夫と留守番。 アーケード街の小さな時計屋さんへ。 腕時計の修理を頼んでいたのを受け取った。いつの間にか、アンティーク時計の店になっていた。 「7〜8年前この店にいた、おばあさんがとても素敵な方でね」と店主に尋ねたら、 「ああ、それ、うちのオフクロ。昔の人だからね」と笑っていた。 腰を悪くして店にはもう出ないが、お元気とのことだった。
帰宅してから、まだ時間があったので、ほしかったコートを私1人で買いに出させてもらった。 が、欲しかった色は無くなっていた! 思い切って、 今まで「私には派手すぎ」と避けていた白いコートを着てみたら、あら?悪くない。 歳をとった証拠か…と思いつつ、一昨年着ていたコートは寄付してしまって 今は薄いコートとママコートしかないので、買って帰った。 家の鏡の前でもう一度着て見ていたら、ことことが寄って来て「ヤッチャン、カワイイ〜ナ〜」(笑顔と首傾げ付き)。 娘を持った幸せってこういうことかな?と思った母だった。



2005年12月29日(木) 生後2年1ヵ月と8日目  
朝から、のい兄と正月飾りを製作。犬の絵を頼んでおいたら、のい兄はササッと描いてしまった。さすが。 のい兄は続けて、大きな紙にオリジナル双六を製作。「2のかたちのウンチがでたので 2こすすむ」 「おかあさんにおかたづけをさせられて 1かいやすみ」とか(笑)。
ことことは、旅の疲れが出たのか熱っぽい。測ったら37.6℃。機嫌も良いし食欲も旺盛。様子を見る。



2005年12月28日(水) 生後2年1ヵ月と7日目  オマメ
年末の用事をお片づけ。ゴミ捨てに買い物、給油など。 のい兄の、幼稚園のコマを入れる袋を縫っていたら、ことことが寄って来て、 裁縫箱の中の待ち針を見て「オマメ!」と言っていた。
午後、実家から荷物が届いた。S子さんの炊いた“棒ダラ”を食べて、 ことこと曰く「オイシ〜ナ〜!」(笑顔と首傾げ付き)。なかなか渋い味覚である。



2005年12月27日(火) 生後2年1ヵ月と6日目  「バスのってぇ〜、ヒコーキのってぇ〜、エーンないた!」
朝9時半に出発。実父母と上の姪が送ってくれて、車で空港へ。 途中、高速道路が渋滞してどうなるかと思ったが、運良く間に合った。 これまで使ったことのない航空会社の便にしたら、とても小さい飛行機だった。 小さすぎて、ターミナルからの可動橋が届かないのには、さすがに驚いた!  ターミナルから飛行機まではバス+タラップ。降りるときも、タラップ+徒歩。スリングを持ってて良かった…。 小さい飛行機だが機内の感じは悪くなく、1人しかいなかった客室乗務員もキビキビしていて好感が持てた。 着陸時にかなり揺れて、気持ち悪くなったけれど、それは飛行機にはつきものってことで。 大分に着いたら、春のような暖かさ。ことことも のい兄も、空港バスの中で汗をかきながら眠っていた。
この旅が終わって、ことことが盛んに繰り返し言うことには、 「バスのってぇ〜、ヒコーキのってぇ〜、エーンないた!」。 往きの飛行機で泣きまくったことを言っているのだな。 ことことにとっては、従姉妹や叔母、祖父母、大叔母と会い、いろいろな乗り物に乗り、 知らない家に行き、とても刺激になっただろう。



2005年12月26日(月) 生後2年1ヵ月と5日目  
実父母と上の姪と私たち3人で、既に亡くなった祖父母の暮らした家へ。 まずはお墓参り。やっと ことことを祖父母に見てもらえることができた。 基本的に初めての場所ではダッコ娘の ことこと だが、墓所ではトコトコ歩いていた。
家は1年半前に父と叔母が中心となって改装を行い、今は書家だった祖父の記念館となっている。 私は2歳過ぎ(今のことことと同じくらい)に、この家に1人で3ヵ月間ほど預けられていた。 全ての記憶はこの家から始まっている。 どんな風に変わったのか、見るのが少し怖かったのだが、 先に亡くなった祖母が現役だった頃のように、美しい家に戻っていて、 また手を加えすぎてもいなくて、ほっとした。 家の奥で埃を被っていた品も、綺麗に磨かれて展示されていた。
まだ室内が暖まらないのに(昔の家なので)、 家の中に入ると、ことことは“コートを脱ぐ”ときかない。きっちりした子だ。 子どもたち3人と、祖父の生前葬のDVDを見た。子どもたちはだんだん飽きてきて、 途中からオヤツ大会に。ことことは、花瓶をひっくり返してしまった。 その後は、上の姪とのい兄は、座敷でお絵かきなど。
大好きだったこの家の写真を、私はあまり撮ってこなかった。 祖父母が現役時代に、ちゃんと撮っておけば良かったと思うが、仕方ない。 ことことを画面に入れながら写真を撮った。
行きは車だったが、帰りは電車。ことことは、貸してもらったベビーカーに。 穏やかな日だったのに、大和川の上を吹く風は強かった。 のい兄は、コートを翻してモモンガみたいに走っていた。 JRと近鉄を乗り継いで帰宅。ことことは駅に止まるたびに、自分が降りないと分かると泣くので参った。 眠かったらしい。
ことことと私が昼寝をしている間に、 のい兄は、下の姪とS子さんの顔を絵に描いていた。



2005年12月25日(日) 生後2年1ヵ月と4日目  初実家
サンタさんが、ことことにくれたのは、チェブラーシカのヌイグルミだった(笑)。 2人とも嬉しそうで、とても可愛い。しかし、ゆっくり遊んではいられない。 プレゼントを、のい兄のリュックに詰め込んで、 朝食後はいざ出発。のい兄・ことこと・私の3人で、関西にある私の実家へ。 夫に車で駅前まで送ってもらって、空港バスに乗った。のい兄と私は“しりとり”、 ことことはすれ違う車を見ては「シロイ、マーチクーン!」などと機嫌よく叫んでいた。 バスから降りたら「!?」。駅から仕事場に向かったはずの夫が! うちの車のカギは、持っているだけでエンジンがかかる。そのカギを、私が持ったままバスに乗ってしまっていたのだ。 ことことをダッコして手がふさがっていたので、「カギ持った?」と2度も聞いたんだけど(涙)。 夫は、必死で高速道路を走り、空港バスを追いかけてきたらしい。 子どもたちは、意外な再会に大喜び。一緒にオヤツを食べたり。 ともあれ、カギを持ったまま飛行機に乗ってしまわなくて良かった。ふう。
飛行機の中では、ことことは大泣き。翼のそばの席だったので、エンジン音に驚いたのだろう。 離陸時から泣き通しで、ジュースをもらってやっと落ち着いた。 のい兄は、久々の飛行機に「ひさしぶりだねえ〜、乗りたかったんだ〜」と始終ニコニコ。 眼下の四国や瀬戸内の地形を眺めたり。
到着空港では、実父母が迎えに来てくれていた。ありがたい。 車の多さに驚く。それなのに、両親が「今日はすいてるねえ」と言うので更に驚いて、 「田舎の人になったねえ〜」と指摘された。
実家(といっても私は住んだことのない土地)に着くと、海外から一時帰国中の妹と姪2人が迎えてくれた。 大きくなったね〜。気候が違うので風邪をひいてしまったのが可哀相だった。 妹が用意していてくれた、バラ寿司を食べて、ホッとする。 ことことにとっては、私の実家はこれが始めて。最初私にしがみついて離れなかったが、 だんだん慣れてきて、従姉妹についていって、「お姫様ごっこ」やお絵かきに参加もした。 妹と母がスポンジケーキを焼いていてくれて、それに、のい兄と上の姪が飾りつけをしたり。 お風呂には、ことことは私と一緒に入ったが、 上がるときはあっさりとS子さん(私の実母)に連れてってもらっていた。 夜は、子ども4人と妹と私でギッシリ1部屋に並んで眠った。それもまた楽し。



2005年12月24日(土) 生後2年1ヵ月と3日目  ホイップクリーム
朝目覚めた ことこと、「シーチャーン」と甘い可愛い声でのい兄を呼ぶので、 皆が「可愛い〜」とメロメロに。クリスマスイブだが、ことことには何のことやら。 それでも、昨日焼いておいたスポンジとクリームチーズで、 甘さ控えめのレアチーズケーキを作って、のい兄と夫が仕上げのホイップクリームを泡立てて、 ことことも、ボールの縁についたクリームをお相伴で舐めて、楽しそうだった。 なかなか昼寝をしない ことことも、昼食+ケーキで満腹させたら、珍しくコロリと寝た。 眠った隙に、夫に ことこと の見張り(笑)を頼んで、自転車で用事を済ませた。街は人で一杯。
夜は、「寝ない子にはサンタさんは来ないよ」と言っても、大きな目をキョロキョロさせて、 なかなか眠らず。「根性があるなあ」と夫と感心する。



2005年12月23日(金祝) 生後2年1ヵ月と2日目  『おにぎり』
今日から冬休み。 『おにぎり』(平山 英三, 平山 和子 福音館書店) という絵本がお気に入り(って図書館で夫が借りてきたんだが)で、何度も何度も「ヨンデ〜」と持ってくる。 “ぎゅっぎゅっ”というところなど、自分の手も動かして、一緒におにぎりをつくっているつもりだ。 最後にお弁当箱がハンカチに包まれて“はいどうぞ”と出てくると、 「シーチャン、ヨウチエーン」と言う。のい兄が幼稚園に持って行くお弁当包みと似ているからかな。



2005年12月22日(木) 生後2年1ヵ月と1日目  
のい兄終業式。朝起きたら、雪が積もっていた。 日なたの雪は昼前に迎えに行く頃には解けていたが、日陰の道はまだ凍っているところがあった。 ことこと は、地面を見て、はじめ首をかしげていたが、スタスタと歩き出した。



2005年12月21日(水) 生後2年1ヵ月と0日目  拾った葉は元に戻す
ことこと は散歩のときに必ず、途中の史跡でイチョウの葉を拾う。 1枚は自分が持って、もう1枚拾って、私に「ハイ」と渡してくれる。 それを握り締めたまま、近所を一周。用事を済ませてまた史跡のところに戻ってくると、 必ず、イチョウの葉を拾った場所に戻してから帰る。2歳児なりのこだわりか。
最近は、花より葉の方が気になるらしく、特に山茶花やツツジなどの固くて丸い葉を見つけると、 必ず小さい手で触ってみている。 また石垣やコンクリートブロックの凹凸に、小さな爪を当てて、 何か摘まもうとしてはニヤリとしている。一体??
午後のお迎えは眠くてたまらず。雨が降ってきたので、傘を持っていない のい兄に早く傘を…と焦るが、 ことことが自分も傘を持って歩くと主張して、自分のペースで歩く。 間に合わないので抱き上げると、泣き暴れ、ほとほと困った。 暴れることことを抱えて、とうとう道端で怒鳴りつけながら、小走り。 車にしておけば良かったと思うが、後悔先に立たず。



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