ことこと日記
2005年10月20日(木) 生後1年10ヵ月と29日目 突然活発姫
気候がいいので、午前中は南大分の公園へ。
ことことは絶好調で、何やら鼻歌を歌いながら、土手の散歩道をスタスタ歩いた。
遊具のある広場に着くと、コンクリートの低い壁(穴が開いていて、子供が遊べるもの)の上によじ登り、
これまた、嬉しそうに歩いた。私も念のため手を繋いでいたのだが、一番高いところ(といっても高さ1mほど)に
上がったとき、ことことは嬉しくて「ヤッター!」。私の手を振り払おうとして、バランスを崩し、落ちかかった。
1回目は何とか引っ張り上げたが、歩行再開後、またまた同様の場所で足を踏み外し、砂場に転落。
上唇に下の歯が当たって血が出た。ことこと本人は、少し泣いたがすぐにケロリ。
さっさと別の遊具へ。追いかける私。ことことは、滑り台を上り下りして嬉しそうにしていた。
あまりの逞しさと活発ぶりに驚く。いつも、私にくっついて離れないのに。
高いところの滑り台にも上りたがり、「まだ難しいから」と言っても聞かず。
仕方ないので、私が抱いて台に上げてやった。
一人で滑らせたら勢いがつきすぎて、最後は砂場につんのめってダイブする形に。
しかし、サッと両手を前に出して身体を支えていた。大したものだ。
ことこと本人は、予想外のスピードに驚いたらしく、キョトンとしていた。
遊び疲れて、帰る車の中で眠りこみ、そのまま抱いて帰宅。2時間以上眠った。
これまで、私の都合で、ことことを家に閉じ込めすぎていたかも…と反省した。
帰宅した のい兄、昨日の遠足で行った、アフリカンサファリのパンフを見ながら、
色々と説明をしてくれた。ことことも、いつか行こうね〜。
のい兄曰く「リスザルはね〜、ことちゃんに似てた!」。
ことことも、パンフに載っているリスザルの写真を指差し、次に自分の頬を指して
「アチャン!(ことちゃん と言っているつもりらしい)」と言っていた(笑)。
ことことが眠っている間に、ようやっと栗の皮むきができた。
夕方は夫に弁当も作れたし(イベント準備で忙しい)、久々によく働けた感じ。
2005年10月19日(水) 生後1年10ヵ月と28日目 アカンボ用はイヤ!
注文していた椅子2脚が届いた。2週間ほど前から、ことことが、
テーブルに取り付けるタイプの椅子に座るのを嫌がるようになったのを機に、
大人も子供も座れる椅子を探していたのだ。
アントチェアのバッタもんだけど、角が丸いので子供のいる家には悪くない。
昼過ぎに届いたので、遠足帰りの のい兄を迎えに行くまでに1脚組み立てた。
ことことは隣でおとなしく、梱包の箱で遊んでいた。
夕食後に、のい兄と残りのもう1脚を組み立てた。邪魔する ことことをいなしつつ。
さて嫌がるのは、アカンボ用の椅子のみならず。アカンボ用のスプーンやフォークも気に入らず、
「おはし、おはし」とうるさい。1ヶ月ほど前に箸を買ってやったが、
まだうまく持てないので、ときどき癇癪を起こしながら食べている。
また食器類も、自分だけアカンボ用なのに気がついたようだ。食事中も、
わざと他の人の瀬戸物を触る。特に私の膝に移動してきたときは、
自分の皿鉢にまだ食べ物が残っていても、私の食器から食べている。やれやれ。
のい兄の体操教室のお伴で体育館へ。子供好きの男性職員に、初めて「バイバイ」が出来た。
今までは声をかけられても私にしがみついて、顔を見ようともしなかったのに。
2005年10月18日(火) 生後1年10ヵ月と27日目 『ミルトン』・メダカの餌をひっくり返す
産直野菜を買いに行ったら、店の人に「牛喰い絶叫大会に行かんかった?」と聞かれた。
ことことが映ったテレビニュースを見て、「ああ〜、よく買いにくるあん子や」と気づかれたとか。
素晴らしい記憶力。覚えていただいて、ありがたいこと。
掃除機をかけ、生協の荷物を受け取り、ホッとしながら皆の運動靴を洗っていたら、
ことことが突然「ハ〜シャ〜ン(おかあさん の意)」と駆け寄ってきた。
え? 手に持っているのはメダカの餌袋…しかもカラ!
メダカの水槽の周りに餌が全部、床にこぼれている! 幸い、メダカには被害は無かったが、
ことことの手足も服も、歩いた跡も、メダカの餌だらけ。なぜか口の横にも(喰ったのか?)。
「なんてことしてくれたの〜!」と悲鳴が出た。家中が餌臭い。泣きながら片付け。
毎日毎日、掃除ばかりしている気がして、虚しい。
掃除機を一日何度かけるか、覚えていられないほどの回数。虚しくて悲しくてワンワン泣いた。
生産的なことは、何一つ出来ない。
午後、夫が借りてきた絵本の山に『ミルトン』という猫の本を発見。哺乳瓶の消毒薬ではない。
赤ちゃん用ではないが、ことこと はとても気に入って、何度も読まされた。
表紙と裏表紙に描かれた猫の頭も、「ヨシヨシ」と言いながら撫でていた。
ミルトンで機嫌が直ったところで、のい兄を迎えに出た。坂の途中で、ことことが先にのい兄を発見。
「ノイクーン!」とかけよる ことこと。のい兄は嬉しくてチュッチュ。
おやつを食べてから、美術絵画教室へ。ことことは子どもルームで遊んだ。
赤い屋根つきの車を喜んで、ずっと乗っていた。バックなら自分で進めるようだ。
ヌイグルミの大きな犬に寄りかかって、まったりもした。
うっかり、昼寝させるのを忘れていて、夕方どうなることかと思ったが、
夕食の前に眠って、ちょっと遅めにご飯。風呂に入ったら、いつもの時間に眠ってくれた。ホッ。
2005年10月17日(月) 生後1年10ヵ月と26日目 山登りが好き
運動会の振替休日。七瀬川公園へ。ことことは、長い滑り台に上がる坂道を何度も登っては、
坂道をトコトコと降りた。長い滑り台を滑るのは、怖いらしい。
2005年10月16日(日) 生後1年10ヵ月と25日目
日曜だが、夫は仕事場へ。
今度できる新しい保育園(前にお世話になっていた託児所のIさんが園長)
の説明会にエントリーしていたが、しんどくて行けず。
来春からの保育園より、今、すぐにでも!数時間だけでも!頼めるプロの一時保育が欲しい…。
新しい保育園にも、ことことを毎日通わせるつもりはなく、一時保育を頼むかどうかのつもりなんだが。
午前中は、ことことと寝て過ごした。のい兄には悪かったが……。頭が重い。
2005年10月15日(土) 生後1年10ヵ月と24日目 園の運動会
のい兄の園単独の運動会。雨のため、体育館で行われた。
ことことは、運動会には全然興味がなく、渡り廊下を行ったり来たり。
水溜りに入ろうとするので、止めるのが大変だった。
保護者参加の競技も3つあったが、しんどいので2つは夫に出てもらった。
ことこと は、オヤツを食べている間は、少し大人しくしていた。
オヤツの袋を指して「センベイ〜」。
のい兄は、とても頑張って、走ったり踊ったり、役目を果たしたりしていた。
終了したときには、雨もかなり降ってきていて、ことことには例のレインスーツを着せてスリングへ。
のい兄の方が、「ことちゃんの雨帽子、消防士さんみたいでカッコイイ」と喜んでいた。
2005年10月11〜14日(火) 生後1年10ヵ月と20〜23日目
身体がだるく、頭痛と目まいがする。
のい兄がいるときは、ことことをのい兄に頼んで眠ったりしていたが、あまりすっきりしない。
13日は、小学校PTA主催の講演会にエントリーしていたが
(OBSテレビの「かぼすタイム」でファンになった「寛ちゃん」こと吉田寛さんが講演者だったのだ!)、
行けず。楽しみにしていたのに。
ことことの相手もあまりしてやれない。ただ側にいてやるだけ。
いろいろ、ユニークなこともしてくれたような気がするが、覚えていない(残念)。
2005年10月10日(火) 生後1年10ヵ月と19日目 牛喰い絶叫大会
湯布院の高原の牧草地にて開催された、牛喰い絶叫大会に参加。
美味しい豊後牛を、炭火でバーベキューして食べて、
広い空の下、思いのたけを叫ぶ大会で、今年が31回目。
我が家は、初参加だった。
のい兄が、昨年、テレビニュースを見て、「ボクも次は絶対に出たい!」。
さらに忘れるといけないからと、
彼の忘備録?(ポケモンのメモ帳)に“うしくいぜきょうたいかいにでる”と書き。
しかし今年は、NHKの朝ドラの舞台が湯布院で、
しかも牛喰い絶叫大会のシーンが放映されたばかり。
人気が出ちゃって、入場できるかどうか心配した。
当日は7時半に自宅を出発、高速道路で別府ICから会場に向かうルートで、
予想外に速く40分で到着。
8時過ぎから入場券を買うために並んだ。レジャーシートに座って待つ。
子供たちは、キャッチボールしたり。9時に入場券の販売開始。
入場まで、隣の山へプチ登山。ことことも途中まで、スリングに入って登った。
草花が、ことことを歓迎してくれているよう。お花の好きな子は分かるのかな。
「お花が、ことちゃん、いらっしゃい、こんにちは って言っているみたいね」と話しかけると、
ことことも「コンニチハ!」と、左右の草花に向かって言っていた。可愛い〜。
山を降りてから、車に戻ってオヤツ。牧草をパックした白いビニールが落書きコーナーになっていて、
のい画伯も早速ペンを握って、怪獣と自分の絵などを描いていた。
10時半に入場。入場券はもう売り切れていた。今年は定員を100人増やしていたのに!
豊後牛、ほんっと美味かった!
のい兄は、絶叫大会に出るクジ(参加希望者多数のため)にも無事当たり、
思いっきり叫んでいた。「お肉、全部、食べた〜! す〜っごくおいしかった〜!」98.1dB。
大人の部では「フォー!」と腰を振る男性が何人も。
皆さん、面白いことを言うために趣向を凝らしていた。
受けるためには全力で頑張っちゃる!という姿勢が、九州やなあ〜という感じ。
周りに居たベテラン参加者の真似をして、
配布されたオニギリを、残りの炭火で焼きオニギリに。
焼肉のタレの残りを塗って。これがまた美味しかった!
ベテランさんの中には、ヤカンや中国茶の茶器まで持参で、
おいしいお茶を愉しんでいる人も。
帰りは、湯布院でチャポンと温泉に浸かろうと思っていたのだが、3連休とあって観光客で街は一杯。
まるで京都の嵐山状態でうんざり。というわけで、国道210号線を大分に戻りながら温泉を探した。
子供たちは疲れて眠ってしまった。湯平では、先日の台風の爪痕を見てゾッとした。
結局、子供たちも起きたところで、元の庄内町(現由布市)の篠原温泉へ。
常連のおばあさんとその介護者の方とおしゃべり。
この辺りでは、最も泉質がいいとのことだ。ラッキー。肌がツルツルになった。
帰宅後、夕方のニュースをチェック。地元の全局が取材に来ていたが、
某民放に大口開けて肉を喰う ことこと の姿が(笑)!
同じ局にはのい兄の叫ぶ姿(と声少々)も映っていた。よい記念になった。
2005年10月9日(土) 生後1年10ヵ月と18日目 雨セット完成
市役所駐車場で行われたフリマへ。ことことの長靴などをまとめて50円で買った。
ほとんど使っていないのに、「いいんですか?」価格の太っ腹。ありがとうございます。
先日、紙オムツのシールを貯めて、メーカーから、雨傘とレインスーツのセットをもらったところなので、
これで、ことことがどれだけ水溜りで遊んでも大丈夫になった。
ことことは、キティのお茶碗をいたく気に入って、
「キティ!キティ!」と指差しては喜んでいた。
2005年10月8日(金) 生後1年10ヵ月と17日目 ハズレの日
午後、ディーラーへ。車のフロントガラスに撥水コートをかけてもらった。
待っている間、ショールーム内の玩具コーナーで、ことこととのい兄を遊ばせていた。
ちょうど居合わせた子連れ、まだ赤ちゃんぽかったが、ことことと同じくらいの大きさだったので、?と思って、
「1歳何ヶ月ですか」と尋ねたら、まだ1歳前半だった。うちはもうすぐ2歳だと言うと、
「小さくていいですね〜」だってさ。何なの〜、ちょっと嫌味じゃない?
会話が今ひとつ噛み合わず、何だか後味の悪い親子だった。
予想外に待たされてしまい、別府に行こうと思っていたのだが中止。
南大分方面に差し掛かったところで方向転換した。ケーキを買ってから(夫曰く「ハズレ」)、
私がのい兄とちょうど同じ年頃の4〜8歳を過ごした家を見に行った。
久大線の駅のすぐ裏にある小さな貸家。
確かに8年前、大分に転居してきた時には存在していた。
屋根だけ色違いで、全く同じ形の家が3軒。その青い屋根の家。
駅からもすぐ見えるはず…なのに、それらしい家は無し。
近くまで行ってみたら、3軒分が無くなって一つの土地になり、新しい家が建っていた。
築30年は過ぎていたから当然とはいえ、ちょっと残念だった。
それにしても、新築された家も広いとは言えない大きさに見えたのに、
ここを3分割した土地に建った家はどんなに小さな家だったんだろう。
しかもその家の小さな庭に、小さな車の駐車スペースがあり、
さらに花や野菜もつくってたのだから…。吃驚するやらあきれるやら。
家の前は2mギリギリくらいの細い路地。車で出入りしていたのが信じられない。
遠かった〜と思っていた学校・幼稚園やスーパーも、
笑ってしまうくらい(大人の足で徒歩5分くらいか?)近かった。
通園通学に徒歩25分で鍛えられているのい兄とは、比較にもならない。彼は毎日が遠足状態だよ……。
遊んだ公園はまだあった。その公園内の、時々登ったポプラの木は剪定されすぎて?ポプラとは思えないほど背が低いまま。
家を見ている間、ことことは車の中で眠っていた。
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