ことこと日記
2005年7月6日(水) 生後1年7ヵ月と15日目
キッズ体操へ。今日で第1期はおしまい。のい兄が頑張っている間、ことことは私の手を引いて歩き回っていた。
やっと場に慣れたらしい。のい兄が、ご褒美に貰った賞状を、ことことも持ちたくてたまらず。
クシャクシャにするので取り上げたら、大泣き。帰りは疲れ果てて、車に乗せたら眠ってしまった。
旧朝地町の産直野菜を買いに行ったら、「イクリ」なる赤い実を発見。
おじさんは「甘酸っぱくて…そんな美味いもんでもないけどな」ですと(苦笑)。売り物に何てことを…。
食べてみたら小振りなプラムという感じだった。果物好きのことことは、催促して食べていた。
2005年7月5日(火) 生後1年7ヵ月と14日目 初めての「のいで〜す」
のい兄が「のいで〜す」と言うのを、ことことが真似るようになった。
“のい”と発音できるようになったか。私もうれしいが、一番嬉しいのは、やはり のい兄で、
ことことにチュッチュして嫌がられていた。
銀行に寄ったら、「ボール、ボール」と片隅を指差す。ゴム風船のことだった。
ピンクのをとってやると、イヤイヤをする。白もイヤイヤ。
黄色のを取ってやったら、「我が意を得たか」とばかりにニッコリ。
2005年7月4日(月) 生後1年7ヵ月と13日目
蒸し暑く、あせもが怖いので(あっという間にできる)、ことこと在宅中はずっとエアコン稼動。
電気代の請求が怖いが、仕方ない。今朝は、のい兄が持ち帰り忘れた、汚れ体操服を持ち帰るため幼稚園へ。
帰り道で、着替え用のTシャツを持たせ忘れたこと、水泳カードにOKの印をし忘れたことに気づき、
再び園へ。朝から車で園まで2往復してしまった。その間、ずっと連れ回された ことこと。
園児たちが育てた、朝顔の鉢植えを見て「キエイー」を連発していた。
帰宅後、家事に励みたいのに、「タッチ、タッチ」と抱っこをせがむ。
片手ではなかなか終わらないので、意を決して久々にオンブ。
暑いので自粛していたのだが。オンブしたらあっという間に寝た。な〜んだ眠かったのか。
しっかり2時間も眠って、ニコニコで起きてきた。可愛いくてたまらず、デレデレする。
なぜか、私に向かって「センセー」と言うようになった。はあ?
のい兄は友達の家へ。途中の道で、のい兄の同級生たちから囲まれることこと。
「可愛いなあ〜」「俺、ことちゃん大好きや〜」と、見事なモテモテぶり。
しかし、ことことは愛想悪く、指を吸いながらギョロリと見るのみ。
「コショコショしても笑わんなあ〜」「どげえしたら笑うん?」…お姫様状態というか玩具というか。
のい兄が帰宅後の夕方からは、上機嫌で、
謎の膝曲げダンスをしたり、クルクル回ったり。
2005年7月3日(日) 生後1年7ヵ月と12日目
雨。多忙な夫は仕事場へ。
のい兄と作品を整理したり(放っとくとどんどん増える)、
飯野和好さんの「ねぎぼうずのあさたろうカルタ」をしたり。
ことことは、のい兄が広告紙でつくった「花」をもらって、嬉しそうに持っていた。
2005年7月2日(土) 生後1年7ヵ月と11日目
恵みの雨。のい兄と私は、無料の映画鑑賞会へ。ことことと夫は同じ施設内の図書館へ。
2時間もの間、おりこうに機嫌よく絵本のコーナーなどで遊んでいたらしい。
今日は一日夫が居てくれたので、この1週間、20時には尽きてしまう私の体力が温存できた。
ことことの真似行動が活発になってきた。
夫とのい兄が立位体前屈運動をしていたら、ことことも。
夫がふざけて、腹を「ブルブルーン♪」と揺する真似をすると、
ことことも「ブ、ブーン」と腹をさすりながら脚をジタバタ。
我々が話すことも分かっているらしく、質問をしてやると、的確なところで「ウン」と答える。
『おさるのはまべ』(いとうひろし作)という童話の本を、「サル〜」と言いながら持ってくる
(この本の、主人公のおさるは、実にのい兄に似ている)。
涼しかったおかげで、あせもはかなり乾燥した感じになった。昨日買った市販薬が効いたかどうかは不明。
2005年7月1日(金) 生後1年7ヵ月と10日目 抵抗
昨日とは別の子どもルームへ。蒸し暑いからか、エアコンの効いているルームは大繁盛で、
親子がギッシリ。そんな中で、たくさんのボールを投げ合いまくる親子もいて、ビックリした。
元気が有り余っている子たちのようだ。外で遊ぶ場所はないんだから仕方ない。
ことことは、やはり最初はしがみついていた。慣れてきたらマイペースで遊んでいた。
でも、ほとんど1〜2歳児の世界は、訳が分からないため野蛮で
(連中は「貸して!」などと言えないため、よその子が遊んでいる玩具を横から奪う)、
親の中には、我が子の横暴を平然と眺めていたりする人もいるので
(一言「ごめんね」とか「すみません」とか言ったらいいのに)、ビックリしてしまった。
ことことが愉しそうに鉄琴を叩いているのを見て、
他の子が鉄琴を取り上げようとしたが、ことことは「イヤーン!!」と頑張っていた。
相手に私が他の鉄琴を出してやって収めたが、結構やるじゃん>ことこと。
2005年6月30日(木) 生後1年7ヵ月と9日目 水着デビュー
子どもルームへ。今日はプールで遊べるルーム。今月はのい兄の絵画教室が休講になったので、
なかなか来られなかった。久々である。ことことの水着デビューでもある(フリマで100円だったやつ)。
水着に着替えたときは得意気な顔をしていたが、水に入れると
「タッチ、タッチ」(「抱っこ」を間違えて覚えたらしい)と私にしがみついて離れないので、
杓子で水を身体にかけてやったのみ。数分で終了。それでいて、プールから上がるときに、
私が片付け忘れた水遊び用玩具を「あ!」と指差して教えた。片付け好きなのか、余裕があるのか。
プールの後は、エアコンの効いた部屋で涼みながら遊んだ。やはり最初は私から離れず。
同じくらいの子どもには寄り付こうともしないが、大きい兄ちゃん(3〜4歳?)には、玩具を渡したり。
2005年6月29日(水) 生後1年7ヵ月と8日目
ここ数日の蒸し暑さで、あっという間に、ことことが「あせも」だらけになってしまった。
観念してエアコンを入れる。それでも代謝の良いことことは、外に出るたびに汗をかく。
今日一日で水浴び2回、着替え4回。
午前中は生協の催しがあり、ことことは眠らず、生産者さんから美味しいものをいろいろ頂いた。
帰宅しても眠らず。のい兄が短時間睡眠(この人は3秒で眠る)に入っても、ことことは暴れて眠らず。
そのうちキッズ体操に行く時間となってしまった。ことことは車の中で10分間ほど眠ったが、
車から降ろすと起きて、絶好調に。「ボール、ボール」と言いながらボールを持って歩き回ったり、
水筒を首から提げて歩き回ったり。珍しくニコニコと、また冒険心いっぱいに遊んだ。
終いには、よそのお母さんたちにバイバイまでして(今まで恥ずかしがってしなかったくせに)、
異様なハイテンション……。車に乗せたら、やっと電池が切れたらしく、熟睡モードに。
帰宅後も眠り続け、夕食の時間を過ぎても起きない。夜、寝られなくなるので起こしたら、泣き叫んだ。
それでも15分ほども抱っこして機嫌を直したら、ようやく私の膝の上で夕食を食べ始めた。
すっかり遅くなってしまったので、夕食後に帰ってきた夫に、子供たちをお風呂に入れてもらった。
2005年6月28日(火) 生後1年7ヵ月と7日目 ドライブ
朝から蒸し暑いうえに、アパートの受水タンクの取替工事のため、うるさ過ぎ。
とてもことことが昼寝を出来る環境ではないため、車に乗せて、ドライブドライブ。
用事を済ませるついでだが、ことことを眠らせるため、わざと遠い支店へ向かう。期待通りに眠ってくれた。
工事も昼には落ち着き、帰宅したらもう静かになっていた。
しかしまた昼に雨が降ってきて、傘を持っていかなかった のい兄を車で迎えに行く羽目に。
ドライブドライブ。園ではやはり、兄ちゃん姉ちゃんに手を握られたり、「ことちゃ〜ん」と声をかけられたり。
帰宅したのい兄、暑いのに、ことことにくっつき回って嫌がられた。「キアーーー!」と威嚇することこと。
2005年6月27日(月) 生後1年7ヵ月と6日目 19時半就寝
風が強く蒸し暑い。ベビーカーで出歩くのが恐くて、のい兄の送り迎えは車で。
その分、のい兄が帰宅後は、家の前の原っぱで、たっぷり遊んだ。
自転車の のい兄を追いかけて歩いたり、草むらで虫をつかまえたり、ボールを追いかけたり、
石を拾ったり、ネコジャラシを持って歩いたり。のい兄と一緒だと、飽きずに遊べた。
いつも声をかけてくれる近所の人たちに、「バイバ〜イ」と言いながら手を振ることもした。
これまでは、丸目でジッと見つめるばかりだったのに。
草原のなかの小さな野の花にも、いちいち指差して「キエイ〜」。
遊んでいたら、大家さんが、強風で落ちてしまった果樹園のなりものを下さった。
素晴らしく赤くて、これにも「キエイ〜」と叫ぶことこと。
家に戻るときには、階段を自力でよじ登った。ハイハイで。
遊び疲れて、19時半には眠ってしまった。眠くても、風呂上りのお楽しみ(果物かパンちゃん)+歯磨き
は欠かさない“きっちりことこと”であった。
2005年6月26日(日) 生後1年7ヵ月と5日目 形容詞3発
降れ降れ坊主さまのご利益か、朝は雨で、のい兄と一緒に喜んだ。しかしだんだん晴れてきてしまった。
夫は仕事へ。ことことが外に出たいとぐずるので、雨が上がりかけたところで、子供たちを車に乗せてスーパーへ。
産直野菜と花、調味料などを買い込む。花を生けると、ことことが指差して「キェイ〜(きれい)」と言ってくれる。
今日は、小梅の梅干をいたく気に入って、5個ほども食べた。大丈夫か?と思っていたら、
後で白いご飯を、白いご飯だけでパカパカ食べ、満足そうにゲップ。野生の本能か。
「シイ〜(おいしい)」と言いながら、しっかり食べてくれるのはありがたい。
が、エキサイトしてくると手づかみになり、その手をバンザイして
頭を触ったりする。体中が食べ物だらけ。
前に猫がいたところを見て、「バウバウ、ナイナ〜イ」と言う。昨日ニャンニャンだって教えたのに(苦笑)。
さらに夜中、寝言でも「バウバウ!」と叫んでいた。のい兄は「キシャ」を1日100回くらい言っていたが、
ことことは「バウバウ」なのね。動物がとても好きなようだ。
2005年6月25日(土) 生後1年7ヵ月と4日目 牛娘の「ナンネ〜?」
今日は夫が在宅。皆で図書館へ。その後は虫取り。先に出た、のい兄と夫を追って、ことことも
隣の史跡まで自分で歩いて往復した。目的があれば、“牛娘”な ことこと も歩くのね。
“牛娘”というのは、食べたらすぐ「ネンネ〜」と言って、布団に横になろうとするので。
家の前の原っぱにたくさんのバッタを発見。捕まえては放して遊んだ。
のい兄が「なんで?」と言うのの真似をして、「ナンネ〜?(ネ〜の部分だけ高音)」と言うのが面白い。
猫はバウバウじゃなくて、ニャンニャンだと教えたら、「ナ〜ンナン」と言うようになった。
薄い紙の絵本でも、上手にめくれるようになり、気に入った本を一人でめくって眺めていることもある。
2005年6月24日(金) 生後1年7ヵ月と3日目 イシ喰うな
午前中、暴れていて全然昼寝をしない。昼に少し眠ったが、お迎えの時間になってしまい、少しの睡眠で起きた。
のい兄が帰ってきたら、まず降れ降れ坊主をつくった。夫の古Tシャツなどで4体つくって、
のい兄が家族全員の顔を描いた。ことことはお目目パッチリ。
その後は、家の前で外遊び。ことことは、
何日も前に猫が通っていった塀の上を指差して「バウバウ」としきりに言う。
のい兄の泥団子づくりを手伝っていたら、
いつの間にか、ことことが土を口に入れてるし。小石を食べるなよ(怒)。でも嬉しそうにしていた。
2005年6月23日(木) 生後1年7ヵ月と2日目 1歳6ヶ月児健診
のい兄を園に迎えに行くことにしていたのに、ことことがなかなか起きず。
念のため、降園時間に遅れた場合に備えて、園に電話。
出発の10分前に起きてきた。食事椅子にのせたら、ことことは凄い食欲で昼ごはんを平らげた。
ダッシュで車に乗せて園に向かったら、ギリギリで間に合った。
そのまま、1歳6ヶ月児健診へ。先週、発熱で受け損なったため、遠くの会場である。
体重は9950g。10kg超えてると思ったのに、50g足りなかった(笑)。身長は82p。
問診の係は、殆どが臨時職員だった。
ことことは、まだ階段昇りはできない。が、母親として腹を決めていた。
「この子はこの子のペースで成長してる。何にも問題ない!」。
寝返りもハイハイも歩くのも遅かった。父親は歩き始めがもっと遅かったが、今は普通だ。
問診表のすき間にギッシリと、問診表の細かすぎる項目について、改善の要望を書いておいた。
その迫力?に圧されたようで、積木積みも、絵の指差しも、なーんにもなく、
私の申告だけで問診は終わってしまった。いいのかそんなんで。いい加減過ぎる。
(ちなみに、「どんなお子さんですか?」という項目には、「育てやすい」に大きく○をして、
その他の記入欄に「ゆっくり、おっとり、のんびり、慎重」と書いておいた)。
医師の診察、歯科医師の診察も、問題なしでスルー。
ことことは、ガヤガヤとした雰囲気に圧倒されて、泣きもせず。
素晴らしいと思ったのは、最後のコーナーで私たちの担当になった、保健所の若い女性。
お土産の歯ブラシを下さるときに「ピンクと水色のがあるんだけど、どっちがいいかな?」
と、ことことの目の前に両方を出して、選ばせてくれたのだ。
「女の子だから、ピンクね」ではなく。意識が変わってきたな〜と感動した。
水色の歯ブラシは既に使っているので、結局ピンクのを選んだのだが。
サービス?で、絵本の読み聞かせグループの人たちが来ていたが、
知人とのおしゃべりに夢中になっていて、全然読み聞かせなどしていなかった。
ついてきた上の子供たちが、本を踏んだり投げたりしていても注意しないし。
私が子供たちを叱っている声を聞いて、初めて注意する始末。
「絵本の読み聞かせ」って誰にでも出来そうで、ボランティアとしてはとっつきやすいのだろうけど、
志が高い人から低い人まで色々だな…と思った。
去年、幼稚園に講演に来て下さった先生は、本への気迫が違った。
2005年6月22日(水) 生後1年7ヵ月と1日目 納豆大好き
のい兄のキッズ体操へ。前半はことことが、グズグズ泣きわめくので、ヘトヘトになった。
後半は、水筒を首から提げて得意顔で歩き回っていた。
のい兄が図書館で借りてきた「しょうた と なっとう」(作:星川夫妻、監修:小泉教授)という写真絵本を
ことことがえらく気に入って、私に読め!と持ってくる。
何しろ、表紙が、ホカホカごはん+ネギ入り納豆の大写しですから。
ことことの大好物である(ご飯は熱すぎると食べられないんだが)。
今日は4回も読まされた。
2005年6月21日(火) 生後1年7ヵ月と0日目 ちいさなふなのり のことこと
今日も午前中は泣きわめく。
ブルーナの絵本「ちいさなふなのりのぼうけん」が相変わらず好きで、よく見ると、主人公と顔が似ている。
セーラー服を着せて、「ちいさなふなのりさんだね〜」と鏡の前に立たせたら、嬉しそうにしていた。
「ちいさなふなのりさん!」と呼ぶと、得意顔で「ハ〜イ」。
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