ことこと日記
2005年6月20日(月) 生後1年6ヵ月と30日目
熱が出て以来、すっかりワガママ娘になってしまった ことこと、
のい兄と夫が通園・出勤した後は、私にしがみついているので(離すと泣く)、何にもできない。
試験が終わったら、あれもこれもやりたいと思っていたのに、全然だめ。
仕方なく、スリングで家事をする。ヘトヘト。
今週こそは、健診に連れて行こうと思っているのに、相変わらず階段昇降をしない。
健診の問診表に「(手をひかれて)階段を上り下りしますか?」という項目があるのだ。
育児不安に陥る。保健所に電話する。今、階段が上れないとどうなるってんだ?
「階段のぼりについては、健診ではあまりチェックしないんですよ。
異常があるかどうかは、見てみないとわかりませんね〜」との返事。
じゃあ、チェックしない・どうでもいい項目を、わざわざ書くなよ(怒)。
2005年6月19日(日) 生後1年6ヵ月と29日目 カラコ2級受験
夫が家にいてくれたが、午前中はやはり家事とことことの相手。隙間に総復習。
カラーコーディネーター2級の試験は午後から。自転車で行ける距離だが、家族皆で車で送ってくれた。
後部座席に小さい頭が並んでるの、可愛いなあ〜。いつもは、自分が運転しているので見られない光景。
試験問題は結構早くに解けてしまったが、せっかくの一人の時間が貴重に思えたので、
試験終了時間まで座って、今後の計画を立てたり、瞑想したり。
(翌日、ネットで自己採点したら、9割正答してた。自分でもびっくり)
お土産は、迎えに来てもらう途中の下町商店街で買ったプリン。
3時のオヤツを用意していったが、夫は、子供たちの食べる量が、
自分の考えていたのより多いのに驚いて、途中で取り上げたらしい。
いえいえ、幼児のオヤツは食事1回分。結局、土産のプリンを食べてもまだお腹がすいたらしく、
夫が仕事場に出た夕方には、ことことからピーピー泣かれる(しかも冷蔵庫を叩いて)はめに。
夫にはとんだ父の日になった。
2005年6月18日(土) 生後1年6ヵ月と28日目
明日は試験だが、家事とことことの相手ばかりで、な〜んにもできない。
「やりたいのに、できない」というのが、ストレスになる。夫は仕事。
2005年6月17日(金) 生後1年6ヵ月と27日目
朝になったら、ことことの熱は37度台前半に下がっており、かえってびっくりする。
熱は下がったが機嫌は悪く、この人には珍しく、ぐずぐず泣いたり喚いたり。
のい兄が通う、無料水泳教室が最終日だった。最終日じゃなかったら休むところだが
(気楽に預ける先がないから、誰かが倒れたら一家総倒れ)、
熱も下がったことだし連れて行った。
やはり機嫌が悪く、眠たいのに眠れず、泣きわめいた。スリングを忘れたのは大失敗だった。
のい兄は、すっかりヤル気満々で、立派にバタ足で泳いだり、飛び込んだりしていた。
続きのスイミングクラブ(こちらは安いけど有料)にも行かせてやりたかったが、
曜日が我が家の現状と合わないうえ、少人数限定で、申し込んでも外れる可能性があるので
(自分がコーチなら、将来の選手として有望な子から採る……とすると、外されたときの衝撃が大きい。
あるいは、厳正な抽選が行われるのかもしれないけれど)、
申し込まずに帰ってきた。とりあえず泳げるようになって良かった。
2005年6月16日(木) 生後1年6ヵ月と26日目 40度を超える発熱
明け方、隣に寝ていることことに触れたら、異様に熱い。39度の発熱。
食欲はある。熱だけだ。ちょこっと食べては眠る。
食べながらニッコリ微笑むあたり、さすが「食べるの大好き姫」。
のい兄のお迎えは、車で。ことことを外に出すのは可哀想だが、置いていくわけにもいかない。
道端で待っている間は、スリングに入れて抱っこ。熱い。熱が伝わってくる。
速攻でのい兄を連れ帰り、オヤツ(今日は芋けんぴ)を出すと、高熱娘も目を輝かせて平らげた。
食後はすぐに寝かせるが、30分ほどで起きる。熱を測ると、40.1度。
こんな高熱、のい兄のときですら、自分ですら体験したことない。
ジュースを飲ませたり、お茶を飲ませたり。水分補給を必死で行う。
症状が「熱」だけなので、小児科に連れて行っても解熱剤を出されるのが関の山。
かえって他の感染症に接触しそうなので、家で様子を見る。
幼稚園に電話して、感染症の流行状況を聞く。やはり夏風邪で高熱を出して早退している子がいる模様。
この1週間、幼稚園に2回も行って、長時間滞在しているから仕方ない。
幼稚園は、小さい子にとっては「感染症の巣」で、危険地帯である。
静かに寝かせてやりたいのに、家のまん前で貯水槽の工事。
ドリルの音が響いて、可哀想でならない。
のい兄も家に軟禁状態で、テレビもなし。
今日は1歳6ヶ月健診に行くはずだったが、
来月or来週に延期。お友達に会いたかったのに、残念だった。
試験勉強のほうは、なかだるみもいいところ。
そういえば、去年も本番直前に突発疹だったなあ。
2005年6月15日(水) 生後1年6ヵ月と25日目
キッズ体操は、今日は親子ビクス。私は風邪っぽいうえ、ことこと連れなので辛い。
ことことも多少は、一人で遊んでいたし、ことこと10kgを抱いているときも、
激しい動きは膝に悪いので、適当にサボっていた。
にも関わらず、予想通り、ヘトヘトに疲れた。
ことことは、少し目やにが出ていて、目が充血気味。
キッズ体操の帰りの車の中で眠り込んだまま、夕食の時間になっても起きず。
ことことも夏風邪を引いたか。食欲は普段どおりで、モリモリ平らげた。
2005年6月14日(火) 生後1年6ヵ月と24日目
思い出して、ままごとの包丁セットを出してみた。やり方を教えると、ニコニコして一人で遊んでいる。
ヨシヨシ…と思っていたら、木の包丁を舐めていた。
のい兄の幼稚園グッズに、並々ならぬ憧れがあり、
のい兄が帰宅すると、すぐに連絡帳やシール帳など持って行ってしまう。コップ袋も好きで、提げて歩いては得意顔。
「幼稚園に行くの?行ってらっしゃーい」と声をかけたら、颯爽と「チュース♪」と言い残して、家中回遊の旅に出てしまった。
ことこと寝る前のお気に入り絵本は、ディック・ブルーナの「ちいさなふなのりのぼうけん」。
ここのところ毎晩のように読まされていて、暗記しそう。のい兄が「また〜?」と笑うこと。
でも、以前は途中でページをめくったりして飽きていたのに、今は最後までちゃんと聞けるようになった。成長成長。
赤ちゃんをおんぶしたエスキモー(今はイヌイットって言うんだよね)の奥さんが、私にそっくりなのも笑える。
赤ちゃんの髪の毛がふさふさなのが、惜しい。ことことはまだ、ほぼ坊主頭なので。
2005年6月13日(月) 生後1年6ヵ月と23日目 幼稚園の給食を平らげる
のい兄の園の参観日。今日は給食の試食会でもあった。ことことは眠たいのに眠らず、歩き回り、
私は講演会・学級懇談とも立ちっぱなし。ことことの餌(おやつ)を忘れたのは失敗だった。
ことことは、園で飼っているウサギが、満腹してウトウトしているのを、「バウバウ」と指差しながら喜んでいた。
給食の試食会では、ことことは待ってましたとばかりに「だ!(いただきます)」とニッコリ。
大人用の給食セットの3分の2を、自分でワシワシと平らげ、その勢いたるや、幼稚園児も顔負け。
エビフライも、私が切り分けるのを待てずに自分で掴み、尻尾まで食べてしまったのには恐れ入った。
帰り道は、すっかり満足して、ベビーカーのなかでぐっすり眠った。
最近のことことのお気に入り絵本は、「わにわにのごちそう」(福音館書店、こどものとも年少版)。
ワニのわにわにが、肉を自分で焼いて食べるだけの話だが、すごい食べっぷり。
ことことは「わにわに」を自分、あるいは自分と同類の友達だと思っているのではないかと思う。
2005年6月12日(日) 生後1年6ヵ月と22日目
3月末からず〜〜っと忙しい夫が、今日は在宅。
午後は、ことことも、のい兄と一緒に散歩に連れて行ってもらったが、
自分では全く歩かず、抱っこばかりだったそうだ。
家では、私の手を引いて歩く歩く歩く。一体、どこに連れて行ってくれるんですか?な勢い。
2005年6月11日(土) 生後1年6ヵ月と21日目 たんこぶ、アセモ、鼻血
梅雨入りした。昨日までとガラリと変わり、あまりに湿度が高くなったので、
エアコンを稼動させることにした。まずはエアコン掃除。布団でつくったソファを移動して、
エアコン掃除をしている間に、ことことがソファによじ登り、さらに転がり落ちて、脇にあった座り机で頭を打った。
大泣き。冷やそうとするが、触るだけでも嫌がる。汗をかきながら泣き暴れるのを無理矢理押さえ込んで、アイシング。
たんこぶができた。そうこうしているうちに、みるみるアセモが……。慌てて除湿をonに。
夜は夜で、私とのい兄が体操をしているところに、ことことが急に入ってきて、私の頭に顔をぶつけ、鼻血を出す。
2005年6月10日(金) 生後1年6ヵ月と20日目
のい兄をお迎えに行ったら、いつも、
ことことを可愛がってくれる(お下がりもくれた)お姉ちゃんが、ことことの手をとってチュ。
すると、対抗意識を燃やした?他のお姉ちゃんたちも、ことことの手を奪い合ってチュッ!
もう大変である。ことことは例によって「なんですの?」な顔をしていた。
でも可愛がってもらえることは、良いことだ。
2005年6月9日(木) 生後1年6ヵ月と19日目
のい兄の園で、地域の子育て支援(未就園児向け)があるというので行ってみた。
ことことは、のい兄たち在園児が、「今日はヒヨコ組さんが来るから、いっぱい遊んであげようね」と、
人形劇だのシャボン玉だの、いろいろと遊びを用意していてくれたのに、全然行かず。
私の周りから離れず、絵本を取り出しては積み上げて、得意になっていた。
来ていたのは、在園児の弟妹がほとんどで、最も育児に悩んでいるはずの、一人目の子どもが少ない!
これは、情報が行き渡っていないからだ。
「一応やってます」と言うための形式的な育児支援事業ではつまらない!と思い、
副園長先生に、気づいたことをお話した。
午後、家の前で遊んでいたら、近所の小学生女子たちが、ことことを見て「かわいい〜」と集まってきた。
ことことは固まってしまい、私から離れず。野良猫が来たときだけ「バウバウ!」と言って、顔を輝かせていた。
のい兄は久々に、彼女たちの仲間に入って、かくれんぼなどして遊んだが、
結局、最後は女の子同士の揉め事が発生したらしく、「あ〜あ」という感じで帰ってきた。
2005年6月8日(水) 生後1年6ヵ月と18日目 「オカエリー」
カラーコーディネーター2級試験の参考書の中で、唯一過去問が載っているらしい本を買いに、
街の本屋へ。車で行き、ことことを乳母車に乗せ、ダッシュで探し回る。試験まで10日ほどしかないので、
もう売り切れかと思ったが、何とか入手できた。帰りに、商店街の八百屋さんで買い物。
ことことを見て、奥からオバサンが出てきて、お菓子をくれたが、ことことは固まっていてニコリともせず。
午後は、のい兄の体操教室にお付き合い。はじめはいつものように私にしがみついていたが、
一人でトコトコ歩いて楽しそうにしていた。夕食には、キンピラゴボウ(甘めに、ちゃんと出汁で炊いた)を
ワシワシと食べた。夫が帰ってくると、のい兄や私と一緒に「オカエリー」も言えた。
「おかわり」〜「おかえり」〜「かわいい」…発音が類似の言葉ですな。
2005年6月7日(火) 生後1年6ヵ月と17日目 「チュース」
うちの出掛けの挨拶は「いってきま〜す」「チュース」。
「チュース」はドイツ語で、バイバイの意。我が家ではすっかり定着してしまったが、
他の日本人には通じませ〜んよね。とうとう、ことことも覚えて「チュース」と言うようになってしまった。
バイバイよりも、ことことが使う頻度は高いかも。
2005年6月6日(月) 生後1年6ヵ月と16日目
のい兄のお友達たちが遊びに来た。いきなり虫取り、オヤツ食べて虫取り。
ムシキングごっこ(相撲?)。のい兄が1枚だけ持っているムシキングカード(1回で飽きた…)を品定め。
「これ、なかなか出んやつや〜」…そうなん?。昆虫図鑑で盛り上がったり、虫ばっかり。
無言で全員草むらにしゃがみこんで虫探し……姿が見えなくてビックリした。
ことことは、兄ちゃんたちがオヤツを食べているところに近づいていって、
頭を撫でられたり、「食べる?」と食べかけのクッキーを差し出されたりして、照れていた。
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