OpenTrackerの導入でTracker高速化!

Last update : 2001/06/17(さらにスペルミス修正。)

といっても大したことをするわけではなく、OpenTrackerのソースを取ってきて
コマンドオプションでPPC603対応のスケジューリングをつけてコンパイルするだけです。
まあ、少しでも速くなった気分を味わうということでしょうか??

コンパイル手順

  1. ソースを入手します。
    ソースは本家の最新版より、BeBitsでアナウンスされた版の方がいいでしょう。
  2. .すでに、OpenTracker使っている人は元のバイナリのバックアップをしましょう。
    標準またはアップデータのTrackerの人は飛ばしてもいいです。
  3. ソースを取って来て、Expanderなどで展開します。
    ここでは例として、デスクトップに展開します。以下のように3つのフォルダが出来ます。
  4. makefileが書込み禁止になっているので修正します。

    chmod a+rw /boot/home/Desktop/OpenTracker/tracker/makefile
    chmod a+rw /boot/home/Desktop/OpenTracker/deskbar/makefile

    なお、新しいOpenTrakerでは、Get Infoでできます。
  5. tracker、deskbarのmakefileに以下の赤字部分を追加します。
    
    	ifeq ($(DEBUGGER), TRUE)
    		OPTIMIZER := -O0
    		DEBUG += -g
    	else
    		OPTIMIZER := -O7 -proc 603
    	endif
    	DEPENDENCIES = .ppc_dependencies
    
    Dual133の人は-proc 603eを試してみるといいかも?
  6. Trackerからコンパイルします。

    cd /boot/home/Desktop/OpenTracker/tracker/
    make install

  7. 次にDeskbarをコンパイルします。

    cd /boot/home/Desktop/OpenTracker/deskbar/
    make install

  8. 再起動します。

動かない場合

残念ながら、たまに新しいTrackerではうまく動かないことがあります。
その時はインストールCDから立ち上げ、インストーラーからターミナルを起動
して、CD上のtracker、deskbar、libtrackerを所定の位置にコピーして
再起動してください、その後必要に応じてアップデータを当て直します。


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