最強のBeBoxを作る貝々報(HDD編)

Last update : 2000/03/21

以下は12月にBeBoxのHDDを交換したときのメモのつもりだったんですが、書いている内に
なんだか自分でもワケわかんない文書になってしまいました。あまり役にはたたないと思い
ますが御参考くださいませ。(?)

注:いわゆるPCと異なり、BeBoxは基盤とかぶっ壊すと部品の入手がかなり困難と思
われます。内部いじりは自己責任にてね!テレビに近づきすぎない様にね!

バックアップというか環境大移動
まず、新しいHDDに元の環境を移します。やり方はOS新規インストールア〜ンド
/home上書きでもいいのですが、いずれにしろ新しいHDDは繋がないといけないので、
今回は単純な丸ごとファイルコピーとしてみました。最初にSCSIProveで各ドライブの
SCSI IDを調べておきましょう。電源を切り、BeBox本体のカバーを外し、SCSI IDを
既存のものとダブらない様に設定した新しいHDD(内蔵ターミネータはオフ)を古いHDDの
横にそろそろっと置き(ねじどめはしません。気になる方はネジ止めして下さい。)
SCSIケーブル、電源ケーブルを繋いでから立ち上げます。立ち上げ後、新しいHDDを
DriveSetupでBeFSにてフォーマット後、Trackerから/上の全フォルダを新しいHDDにコピーします。
(この際フォーマット後のHDDには/homeができているのでコピーのときに警告が出ますが、
このときは上書きします。)この後、インテル版だと起動のためにmakebootableとかやるんでし
ょうが?Beboxではその必要はありません。bootプリファレンスで新しいHDDを起動ディスクに
設定して再起動し立ち上げを確認します。新しいHDDからの立ち上げが確認された後、
電源を切り、新しいHDDを取り外して元箱などに入れて保管しておきましょう。

HDDの換装とついでにお掃除等してみる
電源OFFして、コンセントを抜いてさっそく分解です。カバーはもう外れていると思いますが。
最初に前面ファンの取り付けねじがゆるんでいたらしめておきましょう。
また内部にたまったほこりも掃除機で吸ってあげましょう。前面LED基盤と本体の間とか、
ファンの後ろなどいっぱいたまっています。つぎにドライブベイの取付けネジを
三本ゆるめてはずします。この際下のLED基盤の上についているリセットスイッチを
壊さない様に!(気になる人は基盤を外してから作業してください。)CD-ROMの
SCSIケーブル、電源、Audioもはずします。Audioは本体側を外した方が着脱しやす
いでしょう。フロッピーのケーブル、電源も外します。ドライブごとベイを取り外したら、
本体を上下ひっくり返してトップドライブベイのHDDを取り付けているネジを少しゆるめます。
(このとき前面LEDのケーブルも外しておくと楽かもしれません)
なぜひっくり返すかというと、ひっくり返さないと力がはいらないからです。
下からねじを緩めるのが得意な人や、いいドライバーを持っている人はそのままでもいいでしょう。
ゆるんだら元に戻し、完全にネジを抜いて古いHDDをトップドライブベイから外します。
新しいHDDはSCSI IDを0にし、内蔵ターミネータも入れておきましょう。トップドライブベイに
新しいHDDをおきネジをはめます。ネジはHDDについてきたものでもいいですが、元のゆ
るみ止め付きのを使用するのがいいでしょう。audioケーブルを通して、FDDの電源
をはめてから、ドライブベイを取付け、各ケーブルをはめます。
できあがり。電源を入れる前に、中にネジを残していないかをチェックしてくださいね。

立ちあげてみたりするこのスリリングな一瞬
たちあげてみてCDの動作チェック(CD、データ読込み、audioの内蔵スピーカーから
の再生)、FDDの動作チェック(データの読み書き)をします。万一、FDDのランプがつき
っぱなしのときはケーブル接続が逆です。動作チェック後、カバーをつけて作業終了です。

HDDの交換と、前面ファンの締め直しで少し静かになりました。
めでたしめでたし。


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