天空のレクイエム ~12人ゲットの軌跡~

その4・LLEDの巻

アンジェ: さ~て、これで12人全員、LLED準備が整ったわね。
アリオス: それじゃ、そろそろお別れだな。
アンジェ: 名残惜しいけど…。
アリオス: そんな顔すんなよ。すぐに会えるだろ。
セイラン: 敵だけどね。
アンジェ: さて、女王陛下ともお会い出来たことだし、レベルも装備もバッチリだし、早速アリオスの元へ行きましょうか♪
セイラン: それはいいけど、まずは誰からLLEDを迎えるつもりなんだい?
アンジェ: 勿論、アリオスです。
ちゃんとLLEDを迎えられるかどうかを真っ先に確認しなくては…。
セイラン: はいはい。それじゃ、僕らはちょっとだけ席を外させてもらうよ。
アンジェ: この扉の向こうにあの人が…。
皆様、準備は宜しいですか?
セイラン: ドーピングも回復も準備万端整ってるよ。
アンジェ: 作戦はお解りですね。
メル: メルは、皆を守りの珠で包んだら、後は適当に魔法攻撃だよね。
アンジェ: ええ。メルさんにパーティ全員の命をお預けしますから、宜しくお願いします。
メル: うん、絶対に守ってみせるから任せておいて!!
ジュリアス: クラヴィス、我等は攻撃の要だ。しっかり頼むぞ。
クラヴィス: フッ、心配は無用だ。
アンジェ: お二人とも、宜しくお願い致します。私も、アイテムで精一杯補助させていただきます。
セイラン: それじゃ、嫌がらせは僕に任せておくれ。
アンジェ: はい、宜しくお願いします、セイラン様(^^)
セイラン: それじゃ始めるよ。…白氷のロンド。
アンジェ: クラヴィス様、これを…。
クラヴィス: 「戦いの紋章」か。…助かる。
メル: 守りの力で包んであげるよ、先見の宝珠!
ジュリアス: クラヴィス、準備は良いな。
クラヴィス: フッ…。
ジュリアス: 我等の力をとくと見るが良い。流星の鉄槌!!
レヴィアス: この程度ではまだ倒れはせぬ。
銀の凍嵐!! …くっ、効かぬか。
セイラン: 今度こそ、その動きを止めてあげるよ。…白氷のロンド。
アンジェ: セイラン様、お見事です!!
皆様、今のうちに炎系魔法を思いっきり叩き込んで下さい。
あ、その前に、ジュリアス様も「戦いの紋章」をどうぞ。
ジュリアス: アンジェリーク…すまない。
メル: えっとえっと…、烈火の嵐!
ジュリアス: 良いか、クラヴィス。もう一度、流星の鉄槌だ。
クラヴィス: フッ…、承知した。
レヴィアス: くっ、先程よりダメージが大きいか。何とかしなくては…。
しかし、身体が動かぬ。
アンジェ: 皆様、もう一度今の攻撃を繰り返して下さい。
メル: うん、わかった。
…あぁ、どうしよう、まだ倒れないよ~。もう、守りの珠が消えちゃうのに…。
アンジェ: でも、まだ痺れてるみたいですから…。
セイラン: 嫌がらせは任せてと言ったはずだよ。
それに、もう瀕死みたいだしさ。
アンジェ: あっ、セイラン様の攻撃で…。
メル: 倒れて行く。
セイラン: さぁ、起き上がったところで僕達は外へ出てるからね。あとは宜しく。
アンジェ: …アリオス…。
セイラン: さて、アリオス用のセーブデータが出来たところで、次は誰にするの?
アンジェ: ガイドブックの紹介順てことで、マルセル様から順番に…。
アリオス: それで、スチルフルコンプまで俺はあと7回叩きのめされれば良いのか?
アンジェ: …そ、そうね。ごめんなさい(^^;)
アンジェ: ふ~、やっとスチルフルコンプが終了しました。ジュリアス様とクラヴィス様とランディ様の恋愛第3段階も確認済みです。
セイラン: おめでとう。それじゃ、最後の仕上げと行くかい?
アンジェ: はい、お願いします。
セイラン: では…。
ちょっといいかい。君に伝えたい言葉が……。
アンジェ: ……セイラン様…ゥ
セイラン: …これで良し、と。さぁ、皇帝を叩きのめしに行くよ。
アリオス: おい、ちょっと待てよ。終わったんじゃねぇのか?
セイラン: まだ、僕専用のセーブデータが出来てないんだ。
アリオス: それじゃ、扉の前で終わりだな。
アンジェ: ごめんなさい。もう1回叩きのめさせて。
アリオス: な…、何でだよ!?
アンジェ: だって、アニメーション前の台詞が聞きたいのよ~。ね、お願い!!
アリオス: …ったく、仕方ねぇなぁ。
セイラン: 全て、終わったんだね。
アンジェ: はい。
セイラン: それじゃ、始めるよ。
……君が…好きだよ。過去も、現在も、未来も二人で……
アンジェ: (*^^*)
セイラン: さよなら、とは言わないよ。生涯ただ一人の相手に別れの言葉をたたきつけるほど、僕は運命に従順じゃない。…わかるよね?
アンジェ: (こっくり)
セイラン: …はい、お疲れさま。
アンジェ: お疲れ様でした~☆

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