1111k_honda of Metal Art Museum

本多真理子展 Red Line Connection #20
2011年11月26日(土)〜12月25日(日)

 休館日:月曜日、祝祭日の翌日
 (ただし、12/24(土)は開館します)

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作家紹介•作品

本多真理子 (ほんだ まりこ / Mariko Honda)

■ 作家紹介
 20数年前のマッスに魅力を感じて輪郭を超えた表現領域に入り込んだ、金属を主体とした作品。テーマは時の流れを確認することだった。
 2005年にオーストリアで発表の機会を得た時、時間の軌跡、人と人とのつながりを表すのに初めて赤い糸を用いた。始点から終点まで一本にこだわり空間に張り巡らした初期から、赤い糸のシリーズを重ねるごとに糸に対して新たな発見があった。あらためて「撚った糸の強さ」という更なる可能性を展開している。
■ 作 品
 内容:インスタレーション
 素材:毛糸 鉄 ガラス

制作意図

 一本の赤い糸が面になり空間を占める立体となる。屋外でひと月耐えた糸、30キロの銀塊を吊上げて耐えた糸。人が身を委ねて耐えた撚った糸のしなやかな強さ。私が赤い糸の作品#1から#18までの間に毛糸についてあたり前に扱い、知らなかった可能性に気づき、知らなかったことを認めて毎回の発見を模索している流れを観ていただきたい。

略 歴

◇ 本多真理子 (ほんだ まりこ / Mariko Honda)
1964 埼玉県に生まれる
1990 東京芸術大学美術学部彫刻科卒業 
1992 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
■ 個 展
1991, '94, '96 ルナミ画廊/東京
1992 秋山画廊/東京
1995 「新世代への視点'95」ルナミ画廊/東京
1996 エル ポエタ/埼玉
1998, '01 TOKI Art Space/東京
2005 「たまごの可能性について」TOKI Art Space/東京
   「RED LINE CONNECTION」Weissraum/京都
2007 「未だ見ぬ結果のために」GALERIE SOL/東京
2008 「Red Line Connection #7」RAMP Gallery/東京
   「RED LINE CONNECTION 」Weissraum/京都
2009 「残暑味わう - 赤い糸でつながって -」ぎゃらりー由芽/東京
2010 「赤い糸の先にあるもの」ギャラリー健/埼玉
2011 「無生物たちの共存する世界」ギャラリー由芽/東京
   「Red Line Connection #17 - 途方もない間 -」TOKI Art Space/東京
2011 「Red Line Connection #20」 Metal Art Museum Hikarinotani/千葉 印旛沼湖畔
■ グループ展
1993, '96, '00 スタジオ バンクハウス展/埼玉
2001, '04, '07 第22, 23, 24回金属造形作家展/神奈川県民ホール
2001 「ON THE EDGE」国際シンポジウム/リトアニア
2002 JAPAN KOREA AMERIKA EXHIBITION O美術館/東京
2005 「TARACHINE」Kunstraum arcade/オーストリア
   「The art of breastfeeding」国際シンポジウム/ナクソス
   「還流」日本韓国交流展/日本 韓国13か所
2006 「接近展」/府中市郷土の森美術館
2007 「East & West Artists in CAREI」国際シンポジウム/ルーマニア
2008 「STEELERS」東京芸術大学彫刻科金属室で学んだ作家たちVol.4/東京
2010 「西宮船坂ビエンナーレ」/兵庫
2011 「The 6th ACKID 2011」現代美術家と身体表現者 音楽家 映像作家とのコラボレーション/東京
   「波浮港現代美術展」/東京