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上根拓馬展 -カラーチャートによる煩悩の開示 108 guardian Golden DAIDARA- (屋内展)

2013年10月26日(土)〜11月17日(日) 10:00-17:00


休館日:月曜日、祝祭日の翌日
11/3(月)は開館し、翌11/4(火)は休館します

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作家紹介•作品

上根拓馬(かみね たくま / Takuma Kamine)

 作品フォーマットをフィギュアとし、外骨格の表現を試みている。外骨格とは皮膚骨格とも呼ばれる骨格構造のことである。作品においては精神宇宙 生命を内包し構造的に守るということに加えイメージを仏教における守護者から引用するところから考えた。『ガーディアン』という概念の具象形態表現として制作を続けている。
■ 作 品
 内容:フィギュアによるインスタレーショ 立体作品によるシリーズ
 素材:エポキシ樹脂・キャスト・金属・ガラス・木材

制作意図

*108 guardian Gold DAIDARA
 108のguardianは八百万の守護者でもあり、大地の守護者でもあるダイダラボッチの具象形態。本来は形態を持たない概念的な存在ではあるが、大地に生きる動物達の骨格...それを守護する外骨格的な意味合いでの具象形態表現となる。内包される無垢な存在とは対照的に、軽薄なまでの金とまばゆいカラーチャートが外界における煩悩と思惑を映し出す鏡となるかもしれない
*12 Guardians - M
 12天と呼ばれる12体の天部のGuardianのフィギュアシリーズ。マテリアルがコンセプトであり様々なテクスチャーと融合された展示。
*5 Guardian - V
 5大明王を外骨格として構成したGuardianのフィギュアシリーズ。地獄的なイメージの空間構成をする。
*4 Guardian - F
 四天王を外骨格として構成したGuardianのフィギュアシリーズ。この4体は大型のサイズであり、胸像的な表現。

略 歴

◇ 上根拓馬(かみね たくま / Takuma Kamine)

1978年 大阪府生まれ
2002年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
2009年~ 東京造形大学絵画専攻非常勤講師

個展

2005年 「混沌∞秩序」gallery OPEN DOOR/東京
2006年 「宝飾のアダムとエバ」gallery OPEN DOOR/東京
    「究極の生命形態へ...」デザイン事務所 Platform/東京
2008年 「Project of NOA」GALERIE SOL/東京
2009年 「Atlamticus/アトランティクス」GALERIE SOL /東京
2010年 「BAVEL's/バベル」GALERIE SOL/東京
2011年 「12 Guardian - M」GALERIE SOL/東京
2013年 「新世代への視点2013」GALERIE SOL/東京
2013年 -カラーチャートによる煩悩の開示 108 guardian Golden DAIDARA- Metal Art Museum Hikarinotani 千葉 印旛沼湖畔

主なグループ展

2003年 「東京ワンダーウォール公募 2003」東京都現代美術館/東京
2004年 「開けゴマ! vol.2 美術誕生」八王子夢美術館 /東京
2005年 「美術誕生受賞作家新作4人展」八王子夢美術館 /東京
2006年 「第4回ムーブアートマネージメント ポートフォリオコンペティション」デザイン事務所Platform/東京
2010年 「東京コンテンポラリーアートフェア+PLUS Tokyo Contemporary Art Fair 2010」東京美術倶楽部 /東京
2011年 「I氏Y氏コレクション展」阿久津画廊 /群馬
2012年 「NEW CITY ART FAIR, Taipei」gallery COEXIST-TOKYO/EARTH+GALLERY /台北

受賞

2004年 「開けゴマ!美術誕生」準大賞受賞
2006年 「第4回ムーブアートマネージメント ポートフォリオコンペティション」審査員賞受賞