■ 会期
2009年2月14日(土)〜3月15日(日)
休館日:月曜日、祝祭日の翌日
■ 作家名
真鍋 武 (まなべ たけし/Takeshi Manabe)
■ 作家紹介
目に見えない生命の根源な「かたち」の「ありよう」をテーマに制作。2000年以降、作品が空間を取り込むという感覚が重要な制作の要因と考えている。現在は「記憶/表層/水辺」をキーワードとした絵画、手遊び的なドローイングによる半平面作品、単純なかたちの美しさや力強さを基準とした鉄の立体作品を制作。
■ 作品
内容:立体
素材:鉄 塗料
■ 制作意図
Q. 円環は花に変換できるか?
勝手に「円環」をこの自然界そのものの一形態だとイメージしてみた。そして次に人の心にも宇宙や自然が認識できるとすれば、円環は人の心のかたちの一つであるはずだと思い込んだ。しかしそれが心の何を表す「かたち」だというのか。理解することができないから、説明できるはずもない。ここに在る「円環」は錆びついた鉄によって作られた。いずれは消滅する一瞬の花の輝きに似せたいと思い、ここに置こうと考えた。円環とは何だろう。
■ 略歴
1954 愛媛県生まれ
1977 武蔵野美術大学造形学部美術科油絵専攻卒業
【個展】
2000 (種の様なもの)/ギャルリーワッツ・東京
PRECONSCIOUS「前意識」Metal Art Museum Hikarinotani・千葉
2002 原植物/ギャラリー山口・東京
原植物/ギャルリーワッツ・東京
2003 原植物/GALERIE SOL・東京
2004 原植物/ギャルリーワッツ・東京
2005 真鍋武展「絵画-水辺のように」/ギャルリーワッツ・東京
2006 記憶-表層-水辺/ギャルリーワッツ・東京
2008 ドローイングとそのかたち/ギャルリーワッツ・東京
2009 円の連鎖 -冬花-/Metal Art Museum Hikarinotani・千葉 印旛沼湖畔
【グループ展】
2002 ONE-FOURTEEN GALLERY/つくば美術館・つくば
2003 TRACE展/GALERIE SOL・東京
2006 ドローイングをめぐって/つくば美術館・つくば
2007 ART KAWASAKI 2007/think アウマンの家周辺・川崎
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