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       ■会期 
       2008年8月9日(土)〜9月7日(日) 
       休館日:月曜日、祝祭日の翌日 
      ■ 作家名 
       小笠原 森(おがさわら しん / Shin Ogasawara) 
      ■ 作家紹介 
       やきもの・粘土の性質、成り立ちを受け入れることによって見えてくる、やきものらしさからやきものの表現の可能性・形を考えます。 
      ■ 作品 
       内容:立体 
       素材:やきもの 
      ■ 制作意図 
       まずはたくさんドロ−イングを描きます。その中から気に入ったものをさらに何枚も描きます。ここで、作品のだいたいの方向性、形が決まります。それ以上のことはあえて決めません。僕の作品は意識と無意識の間で立
      ち上がる形です。やきものはいろいろなものが作れます。器はもちろん、レンガにすれば、建物。薄っぺらくすればタイル。いろいろです。そのすべてがやきもののル−ルの中で理にかなった成り立ちをしているわけです。つまりやきものに無理をさせることなく、ある形、ある用途を実現させているわけです。 
       僕の作品もそれと同じです。形を成立させる為にはどうすれば良いのかを考えると見えてくること。それを作品を成立させるル−ルに制作します。それを表現にむすびつけます。積み重ねた粘土の板は、制作過程で、何千もの無数のパ−ツに分かれる。その後無数のやきもの片は、再度ひとつのカタマリとして組み合わされる。 
      ■ 略歴 
      1978 東京生まれ 
      1997 北海道余市高校卒業 
      2003 多摩美術大学工芸学科 陶プログラム卒業 
      2005 多摩美術大学大学院美術研究科 工芸卒業 
      2005 多摩美術大学工芸学科 陶プログラム副手 
      2007 多摩美術大学工芸学科 陶プログラム助手 現在に至る 
      【exhibition】 
      2002 ア−トユニバ−シア−ド菜の花里美発見展/千葉市・土気駅バ−ズモ−ル内作品展示 
      2003 The Department of Fire Graduation Works Exhibition 2003/スパイラルガ−デン 東京・青山 
          ドイツ交流展/多摩美術大学 
          史水展/ギャラリ−風 東京・銀座 
          バイロ展/gallery GAN 東京・青山 
      2004 Shin Ogasawara exhibition/TOKI art space 東京・青山 
      2006 中村錦平プロデュ−ス<クレイコネクションbyフリ−タ−>展/スパイラルガ−デン 東京・青山 
      2007 Shin Ogasawara exhibition/TOKI Art Space 東京・青山 
          神奈川県展/神奈川県民ホ−ル 横浜 
          神奈川県展/厚木文化会館 厚木 
      2008 Shin Ogasawara exhibition/Metal Art Museum Hikarinotani 千葉・印旛沼湖畔 
      2008 神奈川県展大賞作家展/神奈川県民ホ−ル 横浜(予定) 
      【受賞歴】 
      2007 第43回神奈川県展/平面・立体部門 大賞
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