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       ■ 会期 
        2006年2月11日(土)〜3月12日(日) 
      ■ 作家名 
       杉山啓子(すぎやま けいこ/Keiko Sugiyama Exhibition) 
      ■ 作家紹介 
       和紙にエッチングの手法をとり、種子や蕾といった極小の植物の単体を数十倍拡大してかたちの輪郭に沿ってちぎり、それらを直接壁に連ねたり、重ねたりして展示するインスタレ−ションのスタイルをとる。グラフィックデザインを学んだ後、ウイリアムモリスに影響を受け、イギリスに渡りエッチングの技法と和紙を使うことにたどりつく。 
       1991〜98年のイギリス滞在後、帰国。国内外で作品の発表を展開。近年、病院内病棟壁面へのインスタレ−ションを手がけ始める。 
      ■ 作品 
       内容:イスンタレ−ション(亜鉛版によるエッチング) 
       素材:和紙・クリスタルレジン 
      ■ 制作意図 
       植物を題材に、オ−ガニズムシリ−ズとして発表している作品群を、これまで数多くの既存空間でインスタレ−ションしてきました。元チョコレ−ト工場、印刷工場、ホテルの一室や博物学者の邸宅などと
      いった、建物自体がかつて明確な機能を持ち、それらの特徴がいかに作品と反応しあって、空間全体を作り上げてゆくのか。 
       今回のメタルア−トミュ−ジアムにむけての制作では、正面エントランスから始まり室内にかかる橋を渡り、切り取られたような2階部分へと上がり、階下を見下ろす。一連の動きの中で、プリントされた植物の庭を散策するように館内をめぐり、そして外へ、十数種類の花びらのあるHIKARINOTANIの
      Plants planをご覧ください。(初めての試みとして発表の場を屋外まで広げます) 
      ■ 作家略歴 
          女子美術短期大学 グラフィックデザイン科卒業後、広告制作会社勤務 
      1993 ロイヤル・カレッジ・オブ・ア−ト(ロンドン)イラストレ−ション科卒、主にエッチングを学ぶ 
      【個展】 
      1993 デビッド・ホックニー・ギャラリー(イギリス) 
          コバヤシ画廊(東京)ガレリア・パフ(鎌倉) 
      1998 レッドミル・ギャラリ−(アメリカ)コバヤシ画廊(東京) 
      2000 マキイマサル・ファインア−ト(東京) 
      2001 INAXギャラリ−(東京)ギャラリ−Y&Y(東京) 
      2002 Zaギャラリ−文京/有明(東京) 
      2003 Zaギャラリ−文京/有明(東京) 
      日仏会館エントランスホ−ル(東京) 
      2004 Zaギャラリ−有明(東京) 
      2005 PIGA画廊(東京) 
      2006 Metal Art Museum Hikarinotani(千葉・印旛沼湖畔) 
      【主なグル−プ展】 
      1992 ヘンリ−・ム−ア・ギャラリ−(イギリス)麻布工芸館(東京) 
      1995 EC2・ギャラリ−(イギリス) 
      1996 ハリエット・グリ−ン・ギャラリ− 
          ア−トコノソワ−・ギャラリ- (イギリス) 
          目黒区美術館(東京) 
      1997 ハ−ビカンセンタ−/リバ−サイド・スタジオ/ 
          アトリウム・ギャラリ−(イギリス) 
      1988 コンコ−ス・ギャラリ−/ピッツハンガ−・ギャラリー(イギリス) 
          スウィート・ブライアーズ・ギャラリー(アメリカ) 
          コバヤシ画廊(東京)       
      1999 ミニ・プリント・インタ−ナショナル・カダケス(スペイン他) 
      2000 トリエンナ−レマイダネク(ポ−ランド) 
      2002 CWAJ現代版画展(東京) 
      2003 ギャラリ−Kopis(東京) 
      【パブリックコレクション】 
          静岡県立がんセンタ−(静岡) 
          公立学校共済組合中国中央病院(広島) 
          公立豊岡病院(岐阜)山口県済生会下関病院(山口)
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