METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI | |
2002年 11月23日 〜12月23日 |
11〜12月の企画展 |
泉のありか |
長谷川千賀子展 |
会 期 |
2002年11月23日(土)〜12月23日(月・祝) |
作家名 |
長谷川 千賀子(はせがわ ちかこ) |
作家紹介 |
1978年より多摩美術大学大学院において,ブロンズ鋳造を始めたことが,以後の一連の活動の出発点となった。金属の他,自宅の窯で,ガラス,陶を焼き,大理石を削り,多様な素材を組み合わせ,“生命”(いのちのめばえ)をテ−マに制作している。「作品は,見る人との出合いの中で,初めて存在する。生命のリズムのままに刻まれ,形づくられたものが,作者の手を離れて,今度は見る人の心のなかに,それぞれのイメ−ジとなり,それぞれの形の作品となって存在をはじめる」といった考え方が,ベ−スになっている。 |
作 品 |
内容 : 彫刻・光のオブジェ・ドロ−イング等 素材 : ブロンズ・ガラス・大理石・その他 |
制作意図 |
人生は泉のありかを求める「旅」なのかもしれない。心の奥には,厚く覆われた意識の地表を打ち破って,湧き出そうとする,豊かな生命の水,愛や創造力に満たされた流れが,静かにリズムを刻んでいるのではなかろうか。今回,水のほとりの美術館というロケ−ションをいかし,命の源として泉をテ−マに制作,展示する。野外には,天の川に誕生した生命の卵のような大理石とガラスの彫刻を展示,屋内にはいると“水”(涙)をイメ−ジした彫刻,光のオブジェ,2階に「ダ−ナの泉」と題する RE-BIRTH projectの作品を展示。この作品は岡本由利子のバレエ組曲「ダ−ナの泉」をもとに制作されたものであり,小宮伸二が作品内部の光と水の装置をつくり,形の部分を共同制作した。彫刻だけでなく,全感覚的な空間をつくることを考えて,光,水,音,詩をとりいれたインスタレ−ションを行う。会期中に松尾正信演出の詩劇的朗読「流寓」のパフォ−マンスを予定。 |
略 歴 |
1954 東京都に生まれる 1978 多摩美術大学彫刻科卒業 多摩美術大学鋳造研究会でブロンズ鋳造をはじめる 1980 多摩美術大学大学院修了 1979〜 二科展, '81竹の台賞受賞, '83特選受賞,'85会友推挙,'87二科賞受賞 1983〜 個展10回, '83円鳥洞画廊(東京) '86銀座画廊(東京) '89ギャラリ−ラミア・西武アムス(東京) '92ギャラリ−ラミア(東京) '95始弘画廊(東京) '96ギャラリ−ぼう(静岡) '98スペ−スS(東京) '01円鳥洞画廊(東京) 1989,'93 葛塚南線野外彫刻祭(新潟豊栄市主催) 1990〜'93 7人の彫刻・日本橋東急(東京) '93名古屋丸栄デパ−トでも開催 1991〜 海外展,レニァ−ノ国際彫刻展(イタリア), '01センツァコンフィ−ニ展(イタリア) センツァフロンティエ−レ(国際交流展)の活動とし て,交流展に参加。イタリア各地で5回(ミラノ市役所 主催等),日本で5回 2001 現代美術国際交流展2001かわさき (川崎文化財団,川崎市主催) その他,昭和会展/日動画廊,現代美術選抜展(文化 庁),アントロポソフィア展ストライプハウス美術館での サウンドガ−デン,ふれる彫刻100展/生命の星地球 館,らぷらすフェスティバル女性と表現/下北沢タウンホ −ル,など様々な集合展,グル−プ展に参加。 日本医科大学,東海大学等に作品を設置。 世田谷平和美術展での企画。詩集等も制作している。 2002 Metal Art Museum Hikarinotani(千葉・印旛沼湖畔) |
★関連企画 11/24(日)のみ印旛日本医大駅前より16:14,16:37発の会場までのマイクロバス(無料)を用意しております。 当日券2,500円 出 演 主 催 Re-birth Project 問合せ先 メタルアートミュージアム光の谷 | |||
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