METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI | |
2000年 9月16日〜 10月15日 |
9〜10月の企画展 |
真鍋 武 展 |
Takeshi Manabe Artworks −PRECONSCIOUS− |
会 期 |
2000年9月16日(土)〜10月15日(日) |
作家名 |
真鍋 武(まなべ たけし) |
作家紹介 |
1979年から1988年まで「制止した時間」を主要テ−マに,人体や幾何形態のフォルムをモチ−フにした「静態保存」シリ−ズによる複数の平面絵画を制作。1988年秋より生命現象(根本現象)をテ−マにした制作にはいり,より単純化した様式化(抽象化)した制作へと移行するなかで,絵画表現自体の意味を問いながらも,制作そのものをゼロから再出発させるという考えから,完全な抽象形態から成る[Recomposition(再構成)]シリ−ズの絵画作品を制作。同時に,多様な自然界(人間も含めて)の命のありようを意識下から探り,具体的な形にする試みとして[生成]シリ−ズによる空間意識の強い絵画作品の制作,「緑」に焦点を合わせた絵画作品[緑の表層]シリ−ズ,さらに[Preconscious(前意識)],[未然の形象]シリ−ズによる現実的な空間を作品に取り込む表現が加わり,今日に至っている。 |
作 品 |
内容:立体,ドロ−イング 素材:鉄,銅,木,ボロ−ニア石膏,鉛筆,アクリル,胡粉,etc |
制作意図 |
*[Preconscious]シリ−ズによる立体作品(屋外展示) 我々の心の内にあるさまざまな感覚的イメ−ジを刺激しながら,共に生きる時代,社会,時間の中で表出されるフォルムを感じ取ること−を目的に,敢えて意識下の世界をテ−マに立体作品を呈示。*「未然の形象」作品[ドロ−イングと立体作品](屋内展示) −私たちの意識下に共通に在るかもしれない形象−を複数のドロ−イングで表現。そのドロ−イングが見せるさまざまな表現と,そこから生まれ物質化した[もの]として形を持つことの意味性。「未然」とはまさにそのような形を示す言葉として捉え,「未然の形象」とは,偶然いま現れた−ある存在−を確認するための一つの道具に他ならないと考えている。そしてその形象もやはり永遠に変化していく一過程にすぎないと考えるべきものかもしれない。 |
略 歴 |
1954 愛媛県生まれ 1977 武蔵野美術大学造形学部美術科卒業 【個展】 1994 −生成のム−ブマン− (愛媛県立美術館/ギャラリ−宇高 愛媛県) 1995 Recomposition(つくばア−トギャラリ− 茨城県) 真鍋 武 展(愛媛県立美術館 愛媛県) 1996 Preconscious[意識のむこうがわ] (つくば美術館 茨城県) くみかえられたかたち(青野ビル5F.6F 愛媛県) TAKESHI MANABE ARTWORKS (ギャラリ−21+葉 東京都) 1997 ただようように−在る−ということ (ギャラリ−木葉下 茨城県) 真鍋 武 展(ア−トギャラリ−オオハシ 東京都) 1998 真鍋 武 展 1996-1998(青野ビル6F 愛媛県) 1999 ファイルホルダ−に描かれる1000のドロ−イング (ギャルリ−ワッツ 東京都) 2000 Preconscious (METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI 千葉県印旛沼湖畔) 2000 LE PLAN AVEC LE SOLIDE(ギャルリーワッツ 東京都) 【グル−プ展】 1975 三人展(荻窪画廊 東京都) 1979〜87 独立美術協会展(東京都美術館 東京都) 1989 第6回ふれあい彫刻展(NSビル 東京都) 1991 モニュメント91展(埼玉県立近代美術館 埼玉県) 1994 郷土作家展(龍ヶ崎市歴史民俗史料館 茨城県) 1996 蔵BORATION(有隣館 群馬県) 美術の現代 6人展(銀座井上画廊 東京都) 「今を生きる」展(牛淵ミュ−ジアム 愛媛県) 1998 美術の現代1998 (銀座井上画廊 東京都) 1999 '99現代美術精鋭「6月の風」展 (ブルミエギャラリ− 東京都) |
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