1日も早く全駅にホームドアー設置を

2001年1/26夜にテレビを見ていたら、山手線新大久保駅において一人が駅ホームから転落し、救助しようとした二人のあわせて3人の方が、電車にはねられ死亡したとニュース速報で報じられた。自宅近くのよく利用する駅であり、驚きと「またか」という気持ちになった。1996年12月5日にもこの駅で、階段横の狭くなった場所で、乗客がひかれて死亡する事故があった。報道されない転落事故は数多く発生している。

特に視覚障害者の方は日々恐怖を感じながら、利用を余儀なくされている。鉄道の駅の多くは、柱や障害物のためつまずいたり、駅員が少ないため転落した人がいても、列車をすぐに止めることができない。現状ではだれもが、死亡することと背中合わせに電車を利用しているが、あってはならないことである。

今回の事故が、利用者の過失としてすまされず、鉄道の駅にはホームドアーがあることが当たり前になり、だれもが安心して電車を利用できる契機になることを願ってやまない。

福祉ウォッチングの会 事務局加藤

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