■Lesson 15

　このエチュードはウォームアップのエチュードではなく、トレーニングのためのものです。大きい音を出すための練習方法は？という質問に答えてアップしました。ちゃんとウォーミングアップができて、身体や唇がほぐれてからやってください。でないと逆効果です。FFF（フォルテッテシモ）は一応の目安ですが、２小節間（８拍）で吸った息を全部吐き出すようにして下さい。音色が荒っぽくならないように、自分が世界最高のテノール歌手になったような気分でやってみましょう。通常のタンギングでできるようになったら、２小節間をスラーでクレッシェンドしてみたり、様々なアーティキュレーションでも試して下さい。唇周りの筋肉に大きな負荷をかける事によって、筋肉は発達します。但し、この練習を行った後（最中）は、最短でも３分間は休みましょう。

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