【TGさんから私へ】その1

 うちのバンドは、吹奏楽を楽しむ前の段階ですが、(初心者に、基本のマウスピースの練習をしていますが、やはり飽きてきてあまり熱心にやりません。・・・まあしかたないかなぁとも思いますが)その次には楽器を付けて吹くと思いますが、その時に少し楽しさを感じるかもしれませんが、その後自由にふけるようになるまで(ある程度ですが)またつらい(?)練習になると思うのですが、ここですぐに先に進むとあとでもっとつらい気がして、いまは、基本をやっているのですが、半数くらいの生徒は、つまらないと感じているようです。

 先輩でもいてしっかりと合奏をしているところでも、見せられればそれを目標にやる気でも出てくると思うのですが、何せ先輩はいないに等しいですから・・・

 私としては上手になってもらいたいので、つまらない練習でも、やらせているのですが、なんか、そこまででくじけてしまう生徒が出てきそうで、心配です。

 顧問の先生方で、一番最初に始めた時のことを覚えている方、どんな感じだったか参考までに教えて欲しいのですが・・・最近、いきづまっている「TGちゃん」でした。

【私からTGさんへ】(問いかけ)

TGちゃんさん、こんにちは

>>基本のマウスピースの練習をしていますが

具体的にどんな練習でしょうか?

マウスピースだけで吹く場合と楽器に付けて吹く場合のちがいはなんでしょうか?

考えてみてください。

これも、往復書簡スタイルにしましょうか?

全国のトランペットを始めた生徒のために。

【TGさんから私へ】その2

EBAKOSさんこんにちは

 マウスピースの練習は、主に、アンブシュアを作る練習です。

まず、正しい口の形で音を出すと言う事と、腹式呼吸を使って息を出すことを、見ています。

楽器を付けて吹くと、他のいろいろなことに注意が分散して、口の形が崩れてしまうことが多いです。

特に金管楽器の場合は、いろいろな音を出そうとして、マウスピースを押しつけてしまう生徒が多いです。

すぐに楽器を付けて吹くのは、口の筋肉の微妙な力加減が出来ていないのでかなりの無理がかかる気がします。

>>マウスピースだけで吹く場合と楽器を付けて吹く場合の違いは何でしょうか?

そうですねぇ、初心者でほとんど音域がありませんから、楽器を付けて吹くとむりやりF(またはBフラット)の音になるので、ある程度音域調整が出来ないと、変な癖になりそうな気がします。

往復書簡スタイル・・・・出来ればそれでお願いします。

それでは、今度ともよろしくお願いします。

【私からTGさんへ】(現状分析)

とがちゃんさん、こんにちは

私の専門楽器に関してだけのお答えと言うことを理解しておいてください。

>>マウスピースの練習は、主に、アンブシュアを作る練習です。まず、正しい口の形で音を出すと言う事と、腹式呼吸を使って息を出すことを、見ています。

正しい口の形って、どう言うんでしょうか?

腹式呼吸の体得の仕方は指導なさいましたか?(老婆心ながら・・・・(^_^))

>>楽器を付けて吹くと、他のいろいろなことに注意が分散して、口の形が崩れてしまうことが多いです。

そうですね。まず、楽器が、きちんと持てないです。

>>特に金管楽器の場合は、いろいろな音を出そうとして、マウスピースを押しつけてしまう生徒が多いです。

マウスピースでは、いろんな音を出さないのですか?

>>すぐに楽器を付けて吹くのは、口の筋肉の微妙な力加減が出来ていないのでかなりの無理がかかる気がします。

それは、楽器を付けても同じ事のように思いますが。

>>>>マウスピースだけで吹く場合と楽器を付けて吹く場合の違いは何でしょうか?

>>そうですねぇ、初心者でほとんど音域がありませんから、楽器を付けて吹くとむりやりF(またはBフラット)の音になるので、ある程度音域調整が出来ないと、変な癖になりそうな気がします。

私は、Fを吹くように指導しています。

私が伺いたかったのは、身体にとって、どう違いがあるのかという事です。

1 重い楽器を持たないということで、呼吸や口の形に集中できる。

2 楽器の抵抗が無くなる。

3 多少無理しても、楽器を付ければ鳴ってしまうが、マウスピースだけだと、なかなか、鳴ってくれない。

  そこで、きちんと唇を合わせる習慣が付く。

  

こんなところでしょうか・・・

  

>>往復書簡スタイル・・・・出来ればそれでお願いします。それでは、今度ともよろしくお願いします。

ということで、お返事です。(^_^)

【TGさんから私へ】その3

こんばんはEBAKOSさん

前回の内容ですが、

>>正しい口の形って、どう言うのでしょうか?

なかなか言葉で説明するのは、難しいのですが、生徒には、まず私の口の形を見せて、まず口を横に引くけども戻す(何か変な日本語ですが・・・)と言うのと、顎を引いて下唇の下に指が1本入るような形を作る。それでいて、唇に力が入りすぎないようにリラックスする、と言うようなことをしています。

それからマウスピースでバズィングをするときに、唇にマウスピースを押しつけないように言ってます。

>>腹式呼吸の体得の仕方は指導なさいましたか?

これがなかなか難しいのですが、まず、1番目として足を開いて立ち頭をまたの間に入れるように持っていき、息を吸い、次に吐きながら体を起こしていくというものです。

あとは仰向けに寝てもらい呼吸しながらお腹の動きを感じてもらうなどただ、楽器を持つとそれがなかなか出来ないのですね。

うちの学校の生徒で、2人はFの音から始められたのですが残りの1人はその下のBの音になってしまいます。

ちょっとそれが心配ですが、その子は3人の中ではあまり練習熱心な方ではないのです。

今日初めて楽器を付けたのですが、ホルンとトランペットはまあまあな音が出ていました。トロンボーンとユーフォはまだ音が小さく、腹筋が使われてませんでした。

木管楽器については、まだ音が安定していないので、どのパートもときどき良い音が出るのですが、それが1回きりになってしまいます。

それでは

【私からTGさんへ】(現状分析の2)

とがちゃんさん、こんにちは

>>生徒には、まず私の口の形を見せて、まず口を横に引くけども戻す(何か変な日本語ですが・・・)と言うのと、顎を引いて下唇の下に指が1本入るような形を作る。それでいて、唇に力が入りすぎないようにリラックスする、と言うようなことをしています。

>>それからマウスピースでバズィングをするときに、唇にマウスピースを押しつけないように言ってます。

とても良いと思います。(^_^)

>>>>腹式呼吸の体得の仕方は指導なさいましたか?

>>これがなかなか難しいのですが、まず、1番目として足を開いて立ち頭をまたの間に入れるように持っていき、息を吸い、次に吐きながら体を起こしていくというものです。

もう少し、詳しく説明していただけますか?

ちょっと、私の考え方と違うようです。

>>あとは仰向けに寝てもらい呼吸しながらお腹の動きを感じてもらうなどただ、楽器を持つとそれがなかなか出来ないのですね。

そうですね、ここは、根気よく・・・・

>>うちの学校の生徒で、2人はFの音から始められたのですが残りの1人はその下のBの音になってしまいます。

>>ちょっとそれが心配ですが、その子は3人の中ではあまり練習熱心な方ではないのです。

そうですか・・・いくらやっても、Bbが出る子は、

低音楽器に回して上げても良いですね。

>>トロンボーンとユーフォはまだ音が小さく、腹筋が使われてませんでした。

ストレッチ体操&ロングトーンをたくさんやるようにしましょう。

身体で、少しずつ、憶えてくれると思います。

>>木管楽器については、

楽器毎に違いが大きいので、指導が大変ですね。

ガンバってください(^_^)

【TGさんから私へ】その4

EBAKOSさんこんばんは

 腹式呼吸の体得方法ですが、音楽の授業でもやっているという事で、それを継続してやってます。

 普通に呼吸をすると、ほとんどの生徒が胸式呼吸になるのですが、体を前に倒しながら呼吸すると、普通に呼吸するときよりもお腹の力が抜けて横隔膜が下がりたくさん空気が入ります。今度は体を起こしながら息を吐きます。

 自分でもやってみたのですが、確かにそうなるので、この方法でやっています。ただ、楽器を吹くときは腹筋を使って吹くのでこの呼吸で息を吐くと、息が少なくなるとだんだん息のスピードが無くなるので腹筋に力を入れて、息を吐くときにお腹がへこまないように腹筋でお腹を支えるように言っています。

トランペットは3人いますが、いまのところ2人は随分大きな音が出るようになってきました。

ただ、2人とも、Dの音までが精いっぱいです。それでもF位までの音を出したいらしく、高い音を出そうと一生懸命です。

ただ、それを見ているとマウスピースを押したり、アンブシュアがくずれたりしそうなので、ちょっと心配なのですが、高い音が出るようになるためにはいま出るDの音をたくさんロングトーンして楽に出せるようになればもっと高い音が出ると言っているのですが、これは正しいのでしょうか?

 残りの1人は、習い事や医者に行くと言って、ほとんど来ていません。

ですから随分差が出来てしまいました。(この子は、いまやっとFが出る程度)

 フルートも3人いるのですが、おなじような状態で、各自で随分と差が出てきました。個人個人でいろんな所が違いますから、差が出るのはしょうがないと思いますが、練習不足というのは困ったものです。

 クラリネットは3人いたのですが、2人やめてしまいました。毎日のように練習するのについていけないと言う事で、他の文化部に行きました。(うちの学校は、どれか1つに入らないといけないので、活動が週一回のクラブに行きました。)

 練習は、月、火木、金、土(学校がある日のみ)の放課後にやっています。それから、7月に入ったら、月〜金に朝練もやる予定です。

 退部した生徒についてと、朝練については、残っている生徒といろいろ話をして決めました。(何人かは小学校で、週に1回程度学校で金管楽器をやっていたようで小学校の時に比べて、毎日のように練習する中学の方が自分でも上達がわかるようで練習に積極的です。)

 夏休みの練習も、同じようにして決めていきたいと思いますが40日のうちのまず半分以上は練習になりそうです。

長い間楽器を吹かないと下手になるということで、お盆は旅行に行く生徒が多いので、その時は休むことになりそうです。

まだ、楽器を持って1ヶ月半しかたっていないのに、随分上手になりました。

【私からTGさんへ】(現状分析の3)

とがちゃんさん、こんにちは

>>腹式呼吸の体得方法ですが、音楽の授業でもやっているという事で、それを継続してやってます。

こういう連携は貴重ですね(^_^)

>>普通に呼吸をすると、ほとんどの生徒が胸式呼吸になるのですが、

たしかに、そうですね。

おなかが使えないですね。

今でも、ラジオ体操というのは、やっているのでしょうか?

東京芸術大学で習った野口先生はあの体操の弊害を強調していました。

>>体を前に倒しながら呼吸すると、普通に呼吸するときよりもお腹の力が抜けて横隔膜が下がりたくさん空気が入ります。

おなかが使えない子はそうだと思います。

でも、「たくさん」入るわけではなく、そういう気持ちになるのでしょう。

おなかの「張り」が意識できますね。

>>今度は体を起こしながら息を吐きます。

これの効用は・・・なんでしょうか?

>>ただ、楽器を吹くときは腹筋を使って吹くのでこの呼吸で息を吐くと、息が少なくなるとだんだん息のスピードが無くなるので腹筋に力を入れて、息を吐くときにお腹がへこまないように腹筋でお腹を支えるように言っています。

ちょっと、意味が解りづらいですが、なんとか、言いたいことは解っています。

息を吐いて、おなかがへこむのは、悪いことではないですよ。それを耐えるのは、つらいです。勿論、必要な力ではありますが・・・

多分、その前の段階があるのですよ。そこを忘れている人が、たくさん居ますね。

息を吸うときと吐くとき、どちらが、力が必要ですか?

【TGさんから私へ】その5

こんばんは

>>息を吸うときと吐くとき、どちらが力が必要か?

と言う質問に対して、吸うときだと思います。

たくさん空気を入れれば自然と出てきますから、吐くときには力を必要としない気がします。(普通に吐くときは)

息を吐いてお腹がへこむのは、悪くないのですか?

これは私は誤って覚えてました。

 自然に吐いて、普通にお腹がへこむと空気の量が少なくなると空気の勢いがなくなるので、腹筋で支えると習いました。

その時には、おへその当たりに力を入れて支えると聞きましたが、これがわかってきたのがごく最近なのです。

(そのおかげで、高い音で口がつかれにくくなってきたのですが・・・)

その時にお腹がへこまないようにすると聞きました。

>>多分、その前の段階があるのですよ。そこを忘れている人が、たくさん居ますね。

・・・・何だろう?

 話が前後しますが、息を吐くときに体を起こすことの効用はお腹がたるんで空気がたくさん入ったお腹に、体を起こすと引っ張る力が加わるので、自然と(不自然な力が掛からず)空気が出る気がします。

いままで、あまり考えて呼吸法なんてやってこなかったので、(しかも他人に教えるなんて初めてなので)改めて理由を問われると自信を持って答えられないです。

PS・ラジオ体操はまだやっています。

【私からTGさんへ】(分析結果)

TGさん、こんにちは

>>吸うときだと思います。

勿論そうですよね!!

>>たくさん空気を入れれば自然と出てきますから、吐くときには力を必要としない気がします。(普通に吐くときは)

 普通に吐いて、音が鳴れば、楽だと思いませんか?

これが、鳴るんですよ!

>>息を吐いてお腹がへこむのは、悪くないのですか?

 お腹の場所が曖昧な表現になりますが、悪いことではないです。

このとき、「お腹」とは、どの辺を指すのでしょうか?

鳩尾のあたりだとしたら、へこんでも問題ないですよ。

>>自然に吐いて、普通にお腹がへこむと空気の量が少なくなると空気の勢いがなくなるので、腹筋で支えると習いました。

 勿論、ある意味では、当たっています。風船と同じように、たくさん息があるときは、出ようとする力も大きいです。

息が無くなってくると、出ようとする力は小さくなります。

 ですが、これは、フルートなどの楽器の場合のように、楽器の抵抗の少ない楽器の場合には、そのまま当てはまると思いますが、

金管楽器は、まず、唇を軽く閉じるので、楽器の抵抗は、フルートより大きくなります。勿論、オーボエほど、抵抗は強くありませんが・・・

 この楽器の抵抗を利用するのです。

「息」は、「押し出す」のではなく、「楽器にもたれ掛かる」のです。

それができるようになったら・・・

>>その時には、おへその当たりに力を入れて支えると聞きましたが、これがわかってきたのがごく最近なのです。

 このように支えて、ロングトーンの練習をします。支えるのは、おへそより下、普通、息を吸っても膨らまないところで支えます。

>>(そのおかげで、高い音で口がつかれにくくなってきたのですが・・・)

 唇は息に対して常に「受け身」であると憶えてください。そうすれば、口は疲れにくいです。余分な力を使わないからです。

呼吸法に関しても、この「受け身」というのを体感してから、先に進む方が、効率的と思います。

>>息を吐くときに体を起こすことの効用はお腹がたるんで空気がたくさん入ったお腹に、体を起こすと引っ張る力が加わるので、自然と(不自然な力が掛からず)空気が出る気がします。

なるほどねえ・・・やってみました、一理ありますね。ただ、力が入るのは、少し高い位置(おへそより上)になるきらいはありますね。

それに気を付けて上げればいいと思います。

【友人KY君のフォロー】

>>唇は息に対して常に「受け身」であると憶えてください。

さすが! 短い文の中にも含蓄がありますね。管楽器演奏のツボを見事に押さえた名言です。

勉強になります。(^.^)

【友人への答え】

KYさん、こんにちは

>>さすが! 短い文の中にも含蓄がありますね。管楽器演奏のツボを見事に押さえた名言です。

>>勉強になります。(^.^)

KYさんの後押しで、更に自信が増しました(^_^)

更に、別の言葉で言うと・・・

息にはまず、「呼気」と「吸気」があります。

「呼気」には「吐く息」と「吹く息」があります。「出る息」と「出す息」と言い換えても良いです。

「出る息」で、楽器が鳴るようにして、「出す息」で吹き込んで行く。

この二つの息のコンビネーションで音楽表現をするのです。

【友人KY君からの返事】

>>KYさんの後押しで、更に自信が増しました(^_^)

実は、私もサクソフォンを教えるときまったく同じことを言っているのです。

自信が増したのはこちらです。(^.^)

【友人KYさんへの答え】

KYさん、こんにちは

>>実は、私もサクソフォンを教えるとき、まったく同じことを言っているのです。

そうでしたか!!

この奏法を身につければ、楽器の抵抗に惑わされることが無くなりますね。

つまり、オーバーブロー(吹きすぎ)によるうわずりや、ふかな過ぎ(なんて言うんだろ?)による音程のぶら下がりが無くなります。

楽器の持ち換えに対しても柔軟に対応できますしね。

サックスはソプラノからバリトンまであるから、対応が大変でしょうね?

【友人KY君からの返事】

>>この奏法を身につければ、楽器の抵抗に惑わされることが無くなりますね。

あるレベル以上の学生には、もっと隠喩を込めて「楽器を鳴らせるのではなく、この部屋の空気を鳴らせなさい」と言ったりもしますが、そのココロは同じです。(^.^)

>>楽器の持ち換えに対しても柔軟に対応できますしね。

>>サックスはソプラノからバリトンまであるから、対応が大変でしょうね?

厳密に言えば「ソプラニーノからコントラバスまで」ですが、(^^;

ソロで用いるのは「ソプラノからバリトンまで」ですね。

息の扱いと口腔の感覚(舌の位置や咽喉の状態)を身につければ、それほど大変なことでもありません。

でも、人によって高音域の楽器が苦手だったりその逆もあったりとイロイロですね。

【友人KYさんへの答え】

KYさん、こんにちは

>>「楽器を鳴らせるのではなく、この部屋の空気を鳴らせなさい」

うーん、深いですね・・・

>>厳密に言えば「ソプラニーノからコントラバスまで」ですが、(^^;

>>ソロで用いるのは「ソプラノからバリトンまで」ですね。

解ってはいましたが・・・・一般的な範囲にとどめました。

>>息の扱いと口腔の感覚(舌の位置や咽喉の状態)を身につければ、それほど大変なことでもありません。

その点、金管の方が大変ですね。

私は、トロンボーンは吹けません。

>>でも、人によって高音域の楽器が苦手だったり、その逆もあったりとイロイロですね。

口腔の広さとか大きく関係しますね。

【友人KY君からの返事】

》解ってはいましたが・・・・一般的な範囲にとどめました。

はい。(^_^) 読者の方のために補足したまでです。

EBAKOSさんの書き込みは(レスをしなくても)読むのを楽しみにしている人が多いと思いますので、そういう方のための「脚注」のようなものです。

>>口腔の広さとか大きく関係しますね。

他にも声帯の状態や舌の位置など複雑な要素がありますので、実際に(時間をかけて)やってみるしかないですよね。

ふとしたことでそのテクニックが獲得できたときに、それまでとものの見方や聞こえ方が変わる瞬間(当然、音楽の感じ方も変わってきます)が味わえるのは素晴らしい経験です。

その喜びは初心者でも味わえるはずです。

【友人KYさんへの答え】

どうもありがとうございました。私の独善的な(?)文章が、読みやすくなったような気がします。


第2部へ・・・まだまだ、続きます(^_^)


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