2001.08.04.
★CBCラジオ [土曜天国SUPER]★
番組レポート

 

書き起こし/水道水真水さん

意外と苦戦してしまった、CBC「土曜天国」書き起こし。いつもの ラヂオと違って、言葉が多い多い。ちょっとクラクラ。クララじゃないよ。
ロックモアとも違う。「テルミン」は名古屋でも見れるのかなあ。

「た」堀込高樹、「や」堀込泰行、「キ」兄弟揃っていたり揃ってなかったり
「ひ」CBCアナウンサー平野ゆかりさん

キ・キリンジの堀込高樹です。堀込泰行です。
ひ・あー兄弟。
キ・そうですね。
ひ・にてないですね。
や・似てないと言われることが、多いですね。よく見てみると、
  似てる場所がいくつか見えてくる。
た・デザインをする人で写真をいっぱい見なきゃいけない人は、朝から
  晩まで二人の顔を見ていると「あ、似てる」となるそうです。
  こことここが似てる。と。
ひ・お兄ちゃんが眼鏡をかけてらっしゃるので、眼鏡を取ると雰囲気が
  似てくるのかも知れない。そう言われてみれば、その辺の角度とか
  似てますね。私は大好きでライブも曲も聴いてまして、
キ・ありがとうございます。
ひ・番組でも紹介するとき、キリンジて最初に言うと
キ・ああ力士、力士。
ひ・どうしても、お相撲さんじゃないよ、て注意をしないとみんな
  分かってもらえないんです。この番組初めてなのでお聞きしますが、
  何故「キリンジ」。
た・何故ですか。
や・これはですね、四文字五文字でカタカナで、というのを決めていて
  響きが良い言葉を探していたんですね。
ひ・そうやって探した中に「キリンジ」があったことが、すごいことじゃ
  ないですか。
や・そうですね。元々は漢字の「麒麟児」だけど、これカタカナにしたら
  いいんじゃない、て。
ひ・他に何が候補だったんですか。
た・特に無かったよね。
や・他にあんまり冴えたのがなかったから、言いたくないんですよね。
  思い出せるんだけど。恥ずかしいんです。
ひ・キリンジがぴったりだったんだ。それは二人ともOKで。
や・僕ら的にはOKだったんだけど、ただ、ディレクターの人とか、
  事務所の人か。
た・初め結構みんな色々反応はだいだいね「えー何それ」て。
  「あっそうか」て、二三日して別の考えて持ってくじゃないですか、
  そうすると「良いんじゃないの、キリンジで」て大抵の人なって
  ますね。友達も。
ひ・ぱっと見ぱっと聞き、「えっ」と思うんだけど何となく馴染む。
キ・みたいですね。
ひ・兄弟で音楽をやるというのは、どうですか。昔から仲の良いというか、
  お兄ちゃんの影響で音楽を聴くとか、そう言うのはどんな家族でも
  あると思うんですけど。
や・そうですね。昔から中良いとかじゃないですね。家の居間にステレオが
  あって、そこで父親とか兄がレコード聴いてて、それを僕も一緒に
  なって聴いてたのが最初なのかな。(た・そうですね)
ひ・今は一緒には住んでないの。
や・住んでないですよ。
ひ・その方が良いですよね。
た・普通一緒に住まないと思いますよ兄弟、この歳になったら。実家から
  通っているとかは、別かもしれないけど、実家出てるので僕たちは。
  だから、実家出てまで一緒に住むか、というと住まないと思いますよ。
ひ・まあそうですね。男ですしね。来ないだの名古屋のライブで
  カバーをやったじゃないですか。いきなりクィーンの
  「FAT BOTTOMED GIRLS」すごい意外な感じだったんですよ。
や・でも、僕クィーンが一番好きなんですよ。中学生のときから。
  あ、そうなんですか。
ひ・もう大好きで。クィーン。
た・何で握手してんですか。
ひ・クィーンつながり。私もクィーン大好きで、クィーンから洋楽を
  聴き始めた。そこから、もどったり、カルチャークラブ行ったり。
  思わず一緒に歌っちゃいましたよ。
や・そうですか。僕もそうですよ。
ひ・周りの若い子が、きょとんとしてました。
や・家で色々音楽がかかってて兄のとか父のレコードとかかかってて、
  たまたまその中にクィーンのベスト盤があって、それを聴いてから
  自分で意識して音楽を聴くようになって。それまでは、
  ああかかってんな、という感じだったけど、それからは自分で
  レコード買いに行ったり、借りに行ったりするようになって。
ひ・そうだったんですね。独特ですね。
や・それがキリンジなんです。
ひ・今回、二ヶ月連続シングル六月に「雨は、、」七月に「Drifter」。
  連続で、全然タイプが違うじゃないですか。三曲とも全然タイプが
  違うんですよね。ちょっとまた面白いは面白いんですけど。
  「Drifter」はバラードじゃないですか。こういうメロディだったら
  もっと綺麗事ばかり並べそうな雰囲気かなと思ったりするんですよ。
  それがグサグサ、ポイントを突くような言葉を使うじゃないですか、
  それが意外性で。
た・メロディがストレートで、甘いじゃないですか。そこで甘いの、
  甘い歌詞を載っけると胃がもたれると思ったんです。これはだめだと。
  だから、多少、ビターなテイストみたいな物を盛り込んで、
  なんだろな、奥行きを出した方が何度も聴けるかなと。
ひ・それ大成功です。
た・ああ良かった。
ひ・だから、メロディと歌詞が余計に際だって入って来るんですよ。ねえ。
キ・ねえ。「ねえ」て。
た・恐縮してます。
ひ・普通に作ってないんだなって。今回三曲全然違うタイプなんで
  それだけでも確かに、この人達は何だろ、と思いますし。
  ライブは長めにやってくれるじゃないですか。
や・そうですね。割と。
た・短い方が良いのかな。
ひ・長い方が良いんですよ。しっかり楽しめるんで、私達は楽しいでけど。
  夏ツアー大変でしたね。
キ・夏はね、大変でした、ライブ向けじゃない、二時間ちょいとかやって。
ひ・二時間越しますよ。今回ツアー全カ所ソールドアウトで。
た・おかげさまで。
や・嬉しいですね。
ひ・素敵なライブを楽しませてもらってますが。
  あと年内にはアルパムがでるんですね。
や・これまだ、どんなのになるか分かんないね。
た・いま曲を出している途中で、数的にはね。でも緩急をつけるじゃない
  ですか、アルバムて。その緩急を付けられるぐらいまで揃ってる
  感じじゃないですね。
ひ・良い物期待してます。前作上回る。
キ・頑張ります。
ひ・でも、そうでしょ。
た・いやまあ、どうなんでしょ。分かんないけど。
ひ・その時その時に好きな物を作ってくれれば、良いんですよ。
  年内アルバムがあったら次ですかね、ライブは。
キ・そうですね。来年ぐらいかな。いっぱいやります。
ひ・今日はどの曲を聴かせてくれますか。
や・んー、「Drifter」で良いですか。
た・「Drifter」良いんですか。
ひ・良いですね。皆さんにはしっかり歌詞も聴いていただいて。
  紹介してください。
や・はい。キリンジで「Drifter」。
ひ・今日はどうもありがとうございました。
キ・ありがとうございました。

約十分間でしょうか、喋りっぱなしの平野さん。ヘッドホンで聴いてると 「じゃないですか」とか「語尾上げ」のしゃべり方が、カチンと来て、何度、 止めようかと思ったか。以前は良い話し方をするアナウンサーだったのに、 意外な点が残念でした。高樹さんよりも、五歳は上なのかな。

2001.08.11. up



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