*アルカディアがバックに流れてきた時の会話
(DJの方が、ウイスキーをグラスへつぐ動作をする)
高「(動作について)あっ分かりますね~」
泰「ニッカウイスキーの宣伝は、僕が子供の時は”アローンアゲイン”がかかってたんですよ。
ギルバート・オサリバンの」
DJ「子供の頃に、もう覚えてました?」
泰「覚えてましたよ。そんでね、イイ曲だなぁとか思って。
ジョンレノンだなぁ…とか思って(笑)。子供だから。ジョンレノンだな、この声は」
DJ「でも泰行さんは、やっぱり洋楽に耳がいっちゃってっていう?」
泰「そうですね。兄もいましたし。兄も兄で割と耳年増というかね」
高「そういう意味ですか(苦笑)」
泰「ちょっと違うかもしれないけど…早かったんですよ。
父親もジャズとかラテンとか聴いていたので、僕も同じ居間にいたら、聴くじゃないですか。
で、自然に聴いてました」
DJ「その頃、高樹さんが好んで聴いていたのは、覚えてます?」
泰「なんかね兄もさすがに子供だったので、ちゃんとビートルズ、
R・ストーンズ、
ツェッペリン、(ディープ)パープルとかね」
高「割と順番に(笑)、教科書通りに」
泰「なんかそっから、ドゥービー、マイケル・マクドナルド、スティーリン・ダンとか
いい並びを僕も勝手に入ってきて…(聴き取れない!)」
DJ「そういう時、お兄さんがいるといいですよね」
泰「おいしいな、と思いました(笑)。」
DJ「高樹さんは、自分のおこづかいで買ってきて…」
高「そうそう、月1枚位どれを買うかって、勝負でしたね」
DJ「悩みますよね~」
高「ハズしたら大変ですから、ホントに」
DJ「試聴とかはできなかったんですか、その当時は」
高「レコードは、なかったですね」
その後、お二人のルーツの話でした。
泰行さんは、やっぱり「クイーン」。今の曲作りへの影響は、クイーンの全体の音作りよりも、
ソングライティングの面で分かりにくい影響を受けているのだそうです(笑)。
で、ライヴのお話をちょこっと…
DJ「高音で、フレディのように”アアァーーー!!”っていうように
ライヴではやったりしないんですか?」
泰「まぁ...(苦笑)できるようになったらやりたいなぁと思ってるんですけど(笑)」
DJ、高「アッハッハッハ(爆笑)」
泰「ライヴはもうちょっとレコードよりも荒っぽい歌い方になりますね、やっぱり。
その方がやっぱ楽しいですよね。僕も本当は体力とかあって 声出たら、
バァーっとフレディみたくやりたいので、まぁだから今年のツアーからは
徐々にそういう風に向かって行こうかなって(笑)」
ウン!向かってる気がするよ(笑)。
次は高樹さんのルーツですが、「ホール&オーツ」「スティーリー・ダン」。
R&BもJAZZもR&Rも全部あって、その中で面白いコードとメロディがあるので、
聴いてて楽しいそうです。
そんな感じで、次はワタシの見学した番組を。
「四国のカタチ話」出ます(笑)。
DJ「キリンジのお二人、四国そして愛媛知ってました?」
高「僕ね、前高知に行ったことがあって、それも会社絡みなんですけど、
野球のゲームを作ってたんですよ。それがね、そこそこ売れたんで、
ご褒美に巨人軍のキャンプを見てきていいよって(笑)、
でも別に練習とか紅白戦とか見てもあんまり興奮しないんですけどね。
でも、楽しかったですよ」
DJ「じゃぁその時に愛媛が隣ですから、何となくは」
高「そう、来ようと思ったんですけどね~」
DJ「弟さん、愛媛知ってました?」
泰「知ってますよ、あのミカンだったりとか。あとは、何だ…
イヤ、四国はかなり好きですよ、あのカタチが」
DJ「アハハハ」
泰「ちゃんとこう、本州にカッチリいきそうじゃないですか。
んで、九州もくっつけたくなっちゃう」
DJ「(笑)そうですよね」
泰「子供の時から、すでにインプットされてるというか。
日本の地形を考えたときに、重要なポイントじゃないですか」
DJ「テストはできないけど、頭のいい子(笑)」
高「(爆笑)」
そしてライヴの告知があり、最後に…
DJ「次会う時は4/25の松山サロンキティのライヴ、こちらでお会いしましょう。
で、最後に4/19リリースの”グッデイ・グッバイ”を聴きながらお別れで~す。
今日のゲストはキリンジのお二人、
ヴォーカル、ギターで弟担当、泰行さんと(笑)」
泰「弟を担当しています(笑)」
DJ「ギター、兄貴担当」
高「兄を担当してます(笑)」
DJ「高樹さんでした。どうもありがとうございました!」
チャンチャン!これは、爆笑だったなぁ。
2000.06.14. up