2000.03.20.
★FM中九州「POWER RADIO DD4to7」★

 

寄稿/さゆりさん

番組は4時からでしたが、お二人の出演は5時5分過ぎからの約20分。
熊本にキャンペーンで来たのは初めてだったので、 まずはラジオの前の皆さんにお二人が自己紹介などしてから始まりました。

・どうやって音楽を始めましたか?
高樹さん『中学生頃、家に放ったらかされてたギターをポロポロ弾きだして』
泰行さん『、、その後、兄が自分用のギターを買って、手放したギターを
     こんどは僕が弾き始めました』
・結成以前も仲良く行動されていたんですか?結成は当然の成り行きで?
泰行さん『(結成は)僕はビックリした(笑)』
高樹さん『以前はそれほど接触はなくて、試しに泰行に歌ってもらったら
     結構良くて。パッケージして配ったらトントン拍子に、、』
・じゃぁその後「やっぱり兄弟じゃダメだ」なんて事もありました?
高樹さん『(笑)どうスかね?』
泰行さん『あったかもしれないけど、今は出来てくる物を見ると良くなってる し、
     その部分では納得してます、、イイ意味でですよ?(笑)』
(自分で言った「納得」に仕方なく、という感じを受けた様でした、笑)
・お兄さんから見た泰行さんのイイ所は?
高樹さん『まず単純に曲がいい。とても練り込んであるし。詩の部分では
     面白い部分を持ってくるんで「なるほど」とビックリしますね』
・弟さんから見た高樹さんのイイ所は?
泰行さん『ヒネくりまわしたコード進行が、聴いているうちに説得力を持ってく る。
     タダのヒネクリじゃないな、と(笑)』
高樹さん『有難うございます(笑)』
・今度のシングルは詩が泰行さん、作曲が二人で、となっていますが?
泰行さん『コレは昔、兄が作って日の目を見なかった(笑)曲の一部分を使って
     ワンコーラス作って、こんなの出来たよ、と兄に聴かせて、
     それにまた兄が大サビみたいなのを作ってできあがりました』
・キリンジの詩は全体的にパッと読んだだけでは解釈しづらい感じもしますが?
高樹さん『明確なイメージより、聴いた人がどう感じてくれるかが重要なので、
     その手助けができればいいなと思って詩を書いています』
・今年4枚シングル出しますが、アルバムへの意図などがありますか?
高樹さん『単純に、より多くの人にキリンジの曲を聴いて貰いたいな、と』
泰行さん『シングルでバラついた感じになると思うけど、最後にアルバムで
     一つにまとまるような感じになればいいなと思ってます』
・今回ツアーのメンバーは?
泰行さん『ドラム、ベース、ピアノ、サックス、という感じで
     ギターと歌はぼくらが担当、、』
高樹さん『6人ですね。ドラムとベースに関しては、インディーズの時から
     一緒にやっているメンバーなんで息も合ってますしね、
     いいライブになると思いますよ』
・シングルのカップリング、キリンジの曲ではダークサイドな感じですが?
泰行さん『むすんで ひらいて、、って最後、"おひさまキラキラ" って
     なっちゃうじゃないですか。それがパッパラパーになっちゃうのか、
     達観して幸せになるのかわかんないけど、あんな簡単な詩の中で
     紆余曲折があるのが面白いなぁ、いつかこの言葉を使ってみたいな、
     ってずっと思ってて。で、今回ようやく使ってみました』

その他、キリンジの楽曲についての話や曲の趣味嗜好の違い、
最近の音楽、アルバムの事についてなど、主に音の話が多かったです。
やっぱり出演されるDJにもよるのではないかと。
(この時のDJは、20年位前から自分の持っていた番組で1週間にわたり
 ナイアガラ特集なんてやっちゃってた人だったりします、、、)
泰行さんがいっぱい話をされててちょっと嬉しかったり(笑)、
発売前の新譜が2曲とも(フルで!)聴けてびっくりしたり。
なによりこの電波が街中で鳴り響いているかと思うだけで何か嬉しくて
『どうッすか!?聴いてくださいよ!!こ〜んなにイイんスよ〜!!!』なんて
宣伝しまくりたい気持ちになりました。
(移動中だったんで、実際車の窓を開けてデカい音で聴いてましたけど、笑)

2000.05.26. up

 


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