2000.07.29.
★ TOUR 2000/pt.2・新潟ジャンクボックス ★

 

寄稿/ザキさん

東京から新潟に遠征してきました。
私が今まで観たキリンジのライブでは一番の出来!! もう大満足です。
バンドの息バッチリで、たたみ込むように次々と演奏するのでずっと興奮しっぱなしでした。
ハコが狭くて天井が低かったため会場は異様に暑く、しかも酸欠気味、 泰行さんはあごから腕からギターから、汗を滝のように滴らせてました。 白いTシャツ着てるんで、周囲のギャルが「すけてる、すけてる」って(笑)。眼福、眼福。

演目最後の「唐変木」のアウトロのとこでは、マイクから離れた位置で まるでスキャットするかのように泰行さんが「アッチィー」を連呼してたり、
「牡牛座」のイントロ部分で高樹さんのちょっとムーディーなギターソロがあったり、
「千年紀末」での一徳さんのドラムに大山さんから「フォウ」の掛け声があったりと
やたらにリラックスしてるんだけど、かつタイトな演奏で、心地よいノリでした。
「風を撃て」アウトロ部分で泰行さんがピックをふっ飛ばしてしまい、指弾きをしていた(痛)とか、
またもや「牡牛座」で歌詞忘れをしたものの、後ろを振りかえらなったことなども後から思いだされます。

MCは前日のキャンペーンで仕入れたようなネタを話してました。(↓細かいところは違うかも)
●とある政党のキャンペーンカーに「中学校給食の早期実現を!!」と書いてあるのに驚いた(兄)
●東京・新潟区間の310kmよりも新潟県の縦幅(330km)の方が長い。だから渋公に来てくれ(弟)
●弟が今後の予定をちょっとアヤフヤに告知すると、すかさず兄が訂正。
●(告知後)兄「暑くて指先がふやけてる。風呂にはいっているみたい」
 弟「あぁ、熱くて堪らんってゆう…」
 兄「というより、気持ちいいんだけど、長く入り過ぎてるカンジ」
 弟「細かいッ!!」
 兄「暑くても細かい高樹(笑)」
 弟「暑くても きっちり細かい 兄・高樹(笑)」
 ニューキャッチか!?
●アンコール時に兄弟で赤Tを着用して登場
 「ナンシー関さんも言ってますしね、お揃いのTシャツ着る権利あるって」「もらっとけって」
例のごとくカンペ見ながら言葉少なになんですけど、始終ニコニコしてました。

個人的に今回発見したのは、音川さん(新潟出身だそうです)が実にチャーミングだってことです。
「BBQパーティー」(だったと思う)ではペットボトルとスティックで即席のパーカッション演奏、
「茜色」でジャンプする客を見て、ご自身まで跳ねだしたり(!!!!)
とにかくずっと楽しげに体(特に膝下)を動かしてるんですよ。
音川さんを見ながら客席の盛り上がりがステージにも着実に返ってるって、勝手に感動してました。
アンコールは1回きりで、客出しに「君の瞳に恋してる」がかかったのですが、
かえってアンコールの拍手が盛り上がってましたねぇ(あんな手拍子をしやすい曲はないでしょう)。
あ〜楽しかった。

 
Play List

Opening BGM:Shurrasco

01.牡牛座ラプソディ
 --(挨拶のみ)
02.双子座グラフィティ
03.風を撃て
04.雨を見くびるな
 --M.C.
05.B.B.Q.パーティ
06.Drive me crazy
07.午後のパノラマ (高樹作・かせきさいだぁ≡への提供曲)
08.水色のアジサイの上
09.アルカディア
10.千年紀末に降る雪は
〜11.むすんでひらいて
12.ダンボールの宮殿
13.繁華街 (泰行作、CD未収録曲)
 --M.C.
14.君の胸に抱かれたい
15.野良の虹
16.耳をうずめて
17.茜色したあの空は
 --(挨拶のみ)
18.グッデイ・グッバイ
 --encole
19.休日ダイヤ
20.唐変木のためのガイダンス
 
 
出演‥‥堀込泰行/vocal, guitar
    堀込高樹/electric guitar, chorus

    立川智也/bass
    嶋村一徳/drums, chorus
    大山泰輝/keyboads, chorus
    音川英二/sax, fl

2000.08.08. up



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