寄稿／しいこさん

大阪ムーンキャンプ、アフターと行ってきました!
出演者の皆様、参加された皆様、本当にお疲れさまでした。
ワタシにとって初生キリンジは、とにかく淡々としてました（笑）。 あれがキリンジなのでしょう。
しっかし、会場暑かったです!!特にキリンジが始まってから。
泰行さんも2曲目の時点で、汗がグレーのＴシャツに滴り落ちてました。 その後、高樹さんも「暑いっすね」って言ってましたが、お顔は涼し顔。
それから、徐々に冷房がかかったから良かったものの、あれが 続いてたらワタシ倒れてたかも…
1曲目「アルカディア」は、ＣＤより少し遅めでした。間奏での高樹さんのギターは素晴らしかったです。思わず、左指をジーッと見てしまいました。 欲を言えば、サビ前の「ア〜ア〜ア〜」のコーラスを高樹さんにも歌って 欲しかったな。
印象に残ったのは、4/19に発売予定の新曲「グッディ・グッバイ」。
春らしくてイイ曲でした。また新しいキリンジを見せてくれました。 コマーシャルに使われそうな曲だな…なんて聴きながら思いました。 あれは、泰行さんモノとみたんですけど、どうでしょうか…

その後の、かせきさいだぁもホント楽しかったです。 とにかくメンバーが 楽しそうにやるから、こっちまで伝染されて、笑顔、笑顔でした。
エレクトーンのタッカーには、笑わせてもらいました。スピーカーに上る パフォーマンスあり、説教あり（笑）、しかし、演奏は最高でした。

アフターパーティーはですね、これはもう夢のような時間。
あっその前にバナナホールで開場を待っている時、まずHARCOが 会場入り。ホント、ファンが並んでいるすぐ横を通って行ったのです。
キリンジは、もっと出番近くなってから来るのかなぁ…なんて 思っていた矢先、な、な、なんと!!　ファンの真ん中を通って高樹さん、 泰行さん、かせきさんが会場入り!!　これにはかなりビックリしました。
ファンの「お疲れサマです!」の声に高樹さんはうつむき加減で「どうも・・」ってちゃんと答えてましたよ。
泰行さんは、え〜とワタシの見る限りでは少し照れ気味で顔は少し 微笑んでいたような気がします。あれは、多分心の中で「どうも・・」って 答えていたな。ってイイように取る（笑）
いよいよ23時過ぎに会場、整理番号34番で入っても、すでに座る場所なし…
仕方なく、後ろの方でカウンターテーブルのようなモノにもたれていました。
少しして辺りを見回すと、キリンジのお２人が座ってる〜〜!!
ハヤル心を抑えきれずに、とりあえず食事にありつく。
それから、高樹さんは結構ウロウロされてて、泰行さんはドシッと腰を 据えてる感じでした。ある時は真後ろに高樹さんが…なんてこともあって、 イイ年した女2人が体固まってました（笑）→ねっみほこさん♪

ＤＪでは、お２人共ちょっと だけ、お茶目ぶりを発揮。
泰行さんは、やり方をかなり教えてもらってました。高樹さんは、1回 テンポを間違えたかで、エヘヘ、イェ〜イって感じでしたね〜。それで 会場は一気に盛り上がる!
かけてた曲は、聴いたことあるなぁ〜ってのはあったのですが、ほとんど 分からなかったので知りたいです。
そういえば、「汗染みは淡いブルース」がかかりました!!ちょうど、高樹さんから岡村さんにDJ交代の時、確か3時頃だったか…ウトウトしてた私は 飛び起きました（笑） その後の、邦楽ナツメロ特集が個人的には嬉しかった。
「ブルドッグ」「東京ディスコナイト」「恋の極楽特急」（これはナツメロじゃないな、しかし違和感なし（笑））などなど、アー思い出せない!!
高樹さんのDJが終わってから、少しずつ人も少なくなってきました。
それから5時前まで居ましたが、あの後すぐ終わったのでしょうか…。
しかし、体はボロボロに疲れましたが（ほとんど立ちっぱなしだったので） 本当に行って良かったです。あんな機会滅多にないですからね〜。
よしっ次は4月のワンマンを待つばかりですな…。

　

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寄稿／あのあさん

２月１８日PM6:00過ぎ-----いよいよ待ちに待った "Natural Foundation Present's MOON CAMP2000" の会場に向けて私は電車に揺られていた。
ワンマンライブから、はや５ヶ月(まだ５ヶ月？)。
逸る気持ちを抑え、車窓から見上げた空に輝く大きな丸い月。(何だかひどく近い。)
-----「月キャンプ日和だ...」ただならぬ様子、上気した顔でウットリと月を見ている女が余程、奇妙だったのか、隣席の男性がジロジロと見ている(恥)。
しかし、ここは一つ高笑いで月へ飛躍！！(笑)

遅れるかと思ったが、余裕をもって会場入り。
同行の友人以外に終演後に落ち合う筈であった友人に入口 付近でバッタリ。(何だかツイている！？) 会場の前半分以上は既に人でぎっしり、盛況である。
私と同様に高揚した人々の立てる、期待の高まる音が耳に心地良い。

７時をやや過ぎたところで、一番手のHARCOが登場。
「カジヒデキをクシャらせた(?)ような...」という友人の意味不明なコメント。(笑)
(彼女にとっては誉め言葉だったらしい。「腐らせた」と聞こえて驚いてしまった：苦笑)
耳に残るフレーズ、私にとっても上々だったという事か。

続いてheacoの登場。
花柄のノースリーブ、折れそうなくらいスリムな彼女は とてもキュートで元気な女の子だった。
見た目＆話し方は「吉川ひなのっぽい」と思ったが、歌が始まると大人っぽいヴォーカル、ギターも様になり、カッコ良い。(ウィスパーヴォイスかと思っていた)
キリンジの２人に会った時の面白いMCもあり、観客を楽しませてくれた。

そしていよいよキリンジ登場！！
否が上にも熱気を帯びる会場。
いきなり新曲『アルカディア』からのスタート。
ギターの間を縫って泣きのフルート、泰行さんの切なくも力強いヴォーカルが音楽に乗る。
レコーディングでは「ラストで12弦ギターを弾いたのみ」との事だった高樹さんはエレキギターを担当。
残念ながらコーラスは取らなかったものの、ラストに掻き鳴らすギターは圧巻だった。
そのままライブの定番『雨をみくびるな』へ。
少しアップテンポのアレンジ、何度、聴いても素敵だ。
他に『唐変木のためのガイダンス』『ダンボールの宮殿』『銀砂子のピンボール』などが。
『ダンボール〜』では音響設備に問題があったのか何度か雑音が入ったり、「AHhhh...」の所がやや出切らずに泰行さんが苦笑いというアクシデントもあったが、どれも素晴らしかった。
そして特筆すべきは４月発売予定『グッデイグッバイ』が先駆けて聴けた事。
こちらは春の発売を意識してか『アルカディア』とは趣を異にする、とても軽快でウキウキする様なナンバー。
すっかり春が待ち遠しくなった。
全６曲、アッという間に出演時間終了。

続くかせきさいだあ≡はすっかり熱くなった会場をクールダウンさせる事なく飛ばしまくる。
DJ、TUCKERが一役買っていた様な(笑)
とても良い雰囲気、大興奮のうちに、「月キャンプ」は幕となった。

ライブ終了後、ファンの「キリンジ不足解消？」の為に企画された「After Party」は２人を近くに見れる、DJを聴けるなど、ファン感涙ものの、痒い所に手が届く心憎い企画であった。(ぜひとも再度！！)

祭のあと、月からの帰還の途についた私の足取りは
フワフワと覚束ず、心は遥か月に残して来たような体であった。

　
●キリンジ・Play List●

　１.アルカディア
　２.雨を見くびるな
　--ＭＣ
　３.唐変木のためのガイダンス
　４.ダンボールの宮殿
　--ＭＣ
　５.グッデイ・グッバイ（４月19日発売予定の新曲）
　６.銀砂子のピンボール
　
　
出演‥‥堀込泰行／vocal, guitar
　　　　堀込高樹／electric guitar, chorus

　　　　立川智也／bass
　　　　嶋村一徳／drums, chorus
　　　　大山泰輝／keyboads, chorus
　　　　音川英二／sax, fl・・・・・・thanks to 一徳's Homepage