Italia Capri

青の洞窟へ

青の洞窟に入るには、とにかく晴れた日の朝凪ぎの 時間を狙うしかない。
ナポリから朝イチの高速船でカプリ島についたら、モーターボートで洞窟に向かう。
洞窟前あたりには手漕ぎボートが何艘も待ってるので、これに乗り移らなければならない。
たぶん年に数人はここで海に落っこちるはずだ。私達の見てる前でも太ったおばちゃんが危うく落ちかけた。
手漕ぎボート代は港で払うモ-タ-ボ-ト代とは別なので、ここでお金がなかったりすると、モーターボートで待つはめになったり。(まあ、そんな人はいなかった。)

青の洞窟

頭を屈めてやっと通れるくらいの入り口から、洞窟の中へ。
水面は、予想していた透き通った青ではなく絵の具を溶いたような不透明なセルリアンブルー。
船頭さんが櫂で水面を打つと、それが青色発光ダイオードみたいに光る光る!
そんでもって船頭さんが歌う歌う!狭い洞窟内に3,4隻もボートが入ってきて、それぞれに「オーソレミヨ」だの「帰れソレントへ」だの歌うもんだから、うるさいったりゃありゃしない。
静かに感動に浸る、なんてのはイタリア人にはありえない。

カプリ島の猫

って書いたけど、猫かなあ。大きさは普通 の猫くらい。
でも顔が子供っぽいし 、模様がへんじゃないか。
なんか、2倍くらいまで成長しそうな予感。
君は動物園にいるべきではないのか?