Spain

Barcelona


サグラダファミリアで「人間の塔」を見たのだ。
地区対抗(たぶん)で、こんな塔が10あまりも立つ。
いちばん下は屈強な男の人たちが10数人がかりで支えている。そして・・・
てっぺんに立つのは、こんなお子さん。もっと小さい子もいた。女の子だけど、闘牛士みたいに凛々しいぞ。

Santillana del mar

アルタミラの洞窟への入り口、サンテリーナ・デル・マル村。
18世紀の村がそのまま保存されている。

アルタミラ洞窟は、我々が行く1ヶ月前に永遠に閉鎖されてしまった。4000年も開けといて、なんで人が行くっていうと閉めるの。ぷんぷん。
(どっちにしろ、予約2年待ちで入れなかったのではあるが)

でも、洞窟の隣に作られたレプリカは思った以上に臨場感あり。ミュージアムもすばらしい。

この時代(25000年くらい前)、スペインからフランスにかけての広範囲で、炭や赤い岩を砕いたものを口に含んで吹き付けて、手形を取るのが爆発的に大流行。大人も子供も夢中になりました。( 想像ですけどね)

Puente viesgo

とはいえ、レプリカじゃやっぱり、そこに居た人たちの気配は感じられない。 なんていう方も安心。ここらには、アルタミラほどの規模ではないが、同じ時代の絵がかかれた洞窟がいくつもあるのだ。
私が行ったのは、プエンテ・ピエスゴ 。ここには3つの洞窟があり、そのうち2つに入れる。

圧巻は洞窟の中の小さな部屋の天井に残る、40あまりの手形。まだ宗教もなかった時代だが、なにかの祈りを込めているように見える。
そういえば、アルタミラは「旧石器時代のシスティーナ礼拝堂」と呼ばれているのだった。
バス停へと降りる蛇行した道をショートカットして、牧草地を歩いていたらおじいさんがやって来た。
おこられるかと思ったら、さにあらず。
なにかしきりに言ってるのだが一言もわからない。しょうがないので、洞窟で買って来た絵葉書を見せた。
おじいさんは、ニコニコしてドングリをひと掴みくれた。なんでドングリ?と思いながらバス停に着くと、また別 のおじいさん、袋いっぱいの ドングリを持ってニコニコ話し掛けてくる。
なんだ、この村は?謎は謎のまま、今に至る。