西原つれづれ04.2月

1月

04.2.26
「四季社」から、以前から色々な原稿を頼まれ、楽しんできましたが、今度は「しきたり全書」を作るので監修してくれと頼まれました。まず「しきたりの今日的意味」を書き送りました。これは400字45枚ほどあり、読むのに一苦労します。

本当は、こんなアルバイトをせず、創作親鸞物語を書きたいのですが、どうしても目先に走ります。

04.2.25

清風52号をアップします。

だいぶ間が空きました。19.20.21日と、山口別院へ若仏婦の集いで出向してきました。20.21日は、連日400名の方の参拝で「脱常識のすすめ」の本がよく売れました。 宗派の仕事以外ではほとんど出向しないのですが、別院の職員が私をどこで見つけたのか、1年前からの予約でした。これは外的動機付け。

それと坊守が車を12年乗っており、買え換えの時期だけど少々金子が足りないとのことで「よし山口へ行くか」となりました。これは内的動機付け。

19日は友人が設定してくれた組の若婦人研修会で講話をし、友人の寺に泊まりました。知人も尋ねてきてくれ、夜は大宴会となりました。

なかでも「猪鍋」は堪能しました。料理旅館のマスターが自らしとめたとのことで、猪の骨の部分と、4センチ以上ある皮(コラーゲン)は、漁師しか食べられない逸品だとの説明でした。

別院でのお話しは久しぶりに馬鹿話をしました。その1つは通夜に袈裟を忘れて、風呂敷を代用した話し。それと、良寛さんが、茶席で鼻くそをほじくって遊んでいて、捨てようとすると隣の席の客人が、オレの方へはと袖を引いて睨む。反対側へと思うと、同様にお客人が、オレの方へはと袖を引く。良寛さんは、何食わぬ顔で、遊んだ鼻くそを元の鼻に戻した。
 ある時、私はペンションで、さあ寝るかと布団にはいると、鼻くそが取れた。それを捨てるところがなかったので、ふと良寛さんの逸話を思い出し元の鼻に納めた……。馬鹿話でした。