スカラベ

		スカラベは、フンコロガシの仲間≪なかま≫です。成虫≪せいちょう≫も幼虫≪ようちょう≫もフンを食べます。わぁ、きたない、なんて思うでしょう。でもね、フンを食べる虫がいなかったら、世界中は動物のフンだらけになってしまいますよ。
フンコロガシは、フンを玉にして転がしながら巣穴に運びます。巣穴で、フンの玉の中に１コの卵をうみます。フンコロガシはフンの中で生長し大人になって出てきます。

大昔のエジプトの人たちは、スカラベは大事な虫として、スカラベの形をしたお守りを身につけていました。

なぜ大昔のエジプトの人たちは、スカラベは大事な虫と考えたのでしょうか。
スカラベがフンの玉を転がす姿≪すがた≫を見て太陽が動く姿に見えたからとか、フンから突然≪とつぜん≫大人のスカラベが出てくるのを見てスカラベ生き返ったと思ったから、などといわれています。