メモリーアップ強行編
果たして〜このコーナーは役に立つのか??さて・・ただ簡単にHP更新するネタ探してきたという・・いかん弱気になっては。うーむこれまた一興!・・<だんだん慣れなれしい態度になっってきとるなあ・・


さてさて何をやろうかというと、手短に・・
ある方より頂いたダイナブックGT-R575。今となっては旧型機種ではあるがそれでもメインで使ってるパソコン(PT60MHz)より早いではないか!それにこれなら寝ながらインターネットもできるぞ。確かに640*480DOTはきつい。それにメモリー16M、うぉ、こ、これは・・


なんとかならんかぇ〜〜

と、思いきや、SマップにてGTR用8Mメモリボードが¥500で出ているのを発見!16Mが3000円、32Mは・・うーん指数関数的に高くなるイレギュラーメモリーボード、そうか、8Mなんて誰も使わないと思ってるわけね、8M+8M=16Mという足し算は眼中にないわけね!!

ならば〜はがして付け替えます

こんな風にしました。



すでに使っているメモリーボードの開きパターンに、安く購入したメモリボードのD-RAMを引っぺがして載せ換えます。TSSOPもなんのその〜会社行けば専用の剥がしツールもありますが、ここは日本人、箸の文化をもつ民族なんですからはんだごてが2本あればオーケー。

まずD-RAMをはがします。ハンダを溶かして対象となるチップの足の部分にべた付けします。(両側)写真では一番てっぺんのがすでにハンダを乗っけています。なお、過熱には細心の注意を!無理せず、チップを触ってみて熱いと思ったら、しばらく休憩。冷えるのをまって 作業を再開します。




さて2本のはんだごてを箸を持つ要領で持ち、余った手にはピンセット を持ちます。で、この状態でチップの両側にたくさん乗っけたハンダを 両側同時にあっためて、その隙にささっとピンセットをチップの下に潜り込ませてひょい!とチップを抜き去ります!!(日本の技巧)




さて取れました〜〜(といいつつ、結構難航しましたが・・)
なお、取る時、ピンはなるだけなるだけ曲げないようにします。後でハンダ付けするとき、ピンが曲がっているとハンダ付けが難しくなりますし、だからと言って、曲がったのを元に戻すのは案外手間です。
それでも曲がってしまったのはしょうがない。慎重に元に戻します。 ハンダブリッジなどあっても気にしませんが、足の基板のパッドに触れる部分は平坦になるように、ハンダを取り去っておきます。
あと、頭にTのつくパッケージはパッケージそのものが簡単に割れそうな気がするのは気のせいか・・まあ割れなかったからいいや 。



さて、このはがしたチップを現在パソコンに乗ってるメモリボードの空部分に乗せるわけですが・・・一応現状を確認しておきます。

今後の作業の成否によってはこの画面ともおさらば、ぴぃぃぃぃ〜〜ということにもなりかねませんから、見納め見納め。




メモリを追加する方のボードです。パッド部分にはハンダが乗ってますから、ハンダ吸い取り銅線できれいに吸い取っておきます。(写真の左下)
これもそおっとやらないと簡単にパッドが剥がれて再起不能になります。



やっとハンダ付けですが、SSOP以下のハンダ付けは1ピン1ピン丁寧にやって行くより、最初にばあぁぁっとハンダを盛ってしまって吸い取った方が早いし、きれいです。
ここで実は憂慮すべき問題がありました。ボードには最大32MB搭載可能で、現在8M載っています。ここに8M載せるわけなので、空パターンがまだ残ります。果たして、どこに載せたらよいか??まあ、4つのチップを載せるんですが、見た感じ対称に成る様に載せるとはしても、載せパターンは幾つか・・起動時のメモリチェックがお馬鹿な場合、変なとこに載せると認識しない恐れが・・これが大変危惧されるところです。

まあ裏と表にばらけてつくのも変だからとりあえず今チップが載ってるほうに追加するかということにしました。

世の中たいていこんなもんで、失敗するのもこんなとこ。


たくさん盛ったハンダをハンダ吸い取り銅線できれいに吸い取ります。 こうすればまるでリフローかけたようなきれいな出来あがりが・・のはず。




さて、4つ追加できました。

ヤニなどがのっていて汚かったため、消毒用アルコールでふき取ってあります。
また、念のため、傍らの0.1uパスコンを追加しておきます。(チップ品がなかったので例の青い積セラ使ってます>WLA作った時500個パックの残り)



じゃじゃーん。スイッチon!(そのまえにいちおうコンデンサ両端での抵抗値を測って、電源-GND間がショートしてないかは、調べます)
やったーー24Mだ。これでもうばりばり使える??

お、おそまつ様でした〜〜

戻る