CUP COOLER
コップ冷やし器


概観
使用法
  本体中央部に冷やしたい液体の入った、熱伝導性がよく底が平らなカップを
  置き、スイッチを入れる。
  適当にかきまぜつつ15-20分程度で対象の液体は飲みごろ温度となる。
ブロック
主なパーツ
  ペルチェ素子
  半導体のペルチェ効果を用いたヒートポンプ素子。電圧を印加すること
  により面上の素子の片側から熱を吸収し、逆サイドから自己消費電力分
  も含めて放熱。
  T150-85127S 80W(シーリング品) \2,100 (千石電商調べ)
  12Vスイッチング電源
  機器内蔵型電源、VS100B-12 12V 8.5A \3,780 (千石電商調べ)
  なおペルチェ素子の発熱状況や、電源の電力供給能力を見ながら出力電圧
  をスイッチング電源上の半固定ボリュームで手動調整する。
  
  放熱器(約\800)、放熱用12Vファン(約\1000)、ペルチェ素子接着用シート
  (\100×2)、ケース(\100〜\1500)、ACコード(\100)、アルミ板(\200〜)
  など。
備考
  本体内部の写真。中央部に吸熱部を配置、上からアルミ板、粘着シート、
  ペルチェ素子、粘着シート、放熱器となっている。
  その他、クロスフローファン及びスイッチング電源を配置。
  なお、この物理配置では放熱能力が不充分のため、せいぜい12-3℃度ま
  でしか下がらない。強力なブラシレスファンを放熱器に直付けするなど
  して放熱を良くすることにより、同一回路で4℃程度まで下げることが
  可能。
  もとい、カップクーラーは対象の液体の自然対流という側面で加熱装置
  に比べてもともと不利であり、適当にかき混ぜながら冷やすことは必要。
       2002.05