京王線で秋葉原
 秋葉原駅の混雑と見上げるような高さの総武線。暑苦しいホームに人、人、人。しかし秋葉原を見渡すと、周りにもたくさんの駅があります。今回は京王線路線から便利な、都営新宿線経由の方法を紹介します。
小川町(淡路町)から秋葉原へ

 京王線と直通運転をしている都営新宿線の小川町(岩本町でも良い)から、秋葉原までは地上徒歩5分くらいです。都営はJRより高いですが、(新宿からで50円高いです。京王線笹塚−初台間からは直通割引があるので差額は30円です)中央線に比べて格段と空いていること、面倒な新宿の乗り換えがないこと、駅エスカレータ完備なこと、などから、快適さでは勝っていると思われます。重たい買い物をした後や、バイト疲れの帰途ではこちらのルートがおすすめです。




秋葉原駅構内の様子。特に土日はひどい。切符を買うのにも苦労するほど。->

小川町まで

 小川町は調布から橋本快速で直通32分、また、高尾急行であれば笹塚でホームtoホーム乗り換え、京八特急では、明大前−笹塚乗り換えとなります。新宿線は平日日中に急行がありますが、小川町、岩本町とも停車しませんのでご注意。



階段位置

 階段は、一番本八幡よりを使います。真ん中の階段でもokですが、その場合、出口の関係上、信号がひとつ増えます。しかし真ん中は下りのエスカレータがあって、重い荷物を持ち帰るときは便利であったり、しかしながら一番本八幡よりはトイレがあるなど細かな違いがあります(なんだかかなりマニアっぽくなってますが、私はいつも秒単位で行動しますので)
 
 なお、丸の内線の淡路町と新宿線の小川町、千代田線の新御茶ノ水はメトロマップではつながっています。新お茶の水はすこし離れていますが、淡路町と小川町は上下の違いで同一で、営団の職員が都営の改札内のトイレを利用していたりします(またまたマニア)ただ、都営線からは階段の選択でどこでもいけますが、中央階段からは丸の内線荻窪方面、本八幡側からは大手町方面へしかいけません。よって、丸の内線の淡路町から降りる場合は方向によって出口を選べない場合があります。


都営階段案内
なんか時計が映っているとこれから殺人でもやりそうな雰囲気ですが・・

都営改札を出ると・・

 都営小川町改札を出て階段を数段上がると、そこは営団淡路町大手町方面改札なのでした。

 この後、画面右斜めへ進路をとります。
右手に売店を見て(日祝休み)A3の出口から出ます。

地上へ

 写真は、地上へ出る階段を上っている途中のものです。地図上、@の位置に出るわけですが、このとき、階段を上がりきったら方向転換して、外堀通り(神田川を越えると昌平橋通りと呼称)へ向かいます(といっても10mほど)


そしてすぐに、おねいさんが指差しているほうへ曲がります。(中央階段から出ると、この道の向かいに出ます。)なお、この道は靖国通りで、この先ちょっとあるけば神田古本街です。
このさきのビルが立ちはだかって行き止まりのように見えるところが、神保町のところのカーブになります。

あとは5分ほどまっすぐ歩くだけ。

約1分で神田しのぶすし通過。持ち帰りできます。


4分でこの位置に。なおここの右側は、改築してきれいになった神田郵便局です。秋葉原でお金を下ろす場合、郵便局系統では、東芝 のところのATMが便利ですが、込む場合もあるので、ここでおろせば待ちません。土日も開いています。
なお、目の前の交差点を左に曲がって、中央線に沿って歩いて行けばお茶ノ水駅に到達しますが、ここから行くと上り坂がきついです。(逆にお茶の水からは楽。)右へ曲がると交通博物館に衝突します。(小川町から交通博物館へは、この道だと遠回りですが)
ちなみにJRを使用する場合で、出発地点が特定区間である場合、山手線内の共通回数券を買っておくと大変安く上がります。例えば、高尾から秋葉原まで行くのに、高尾−新宿間の切符を買い、あとは山手線内共通回数券を使用すると、通常より205円安くなります。この回数券は山手線内ならどこでも通用するので、他の、特定区間からの乗車にも柔軟に適用できますし、帰りでもこの値段で清算okです。

昌平橋

 もう、あなたは忘れたかしらああ 赤い手ぬぐい云々
の、神田川、昌平橋です。上は総武線右は中央線、聖橋のたもとに丸の内線が見える風景ですが、実際神田川は悪臭がしてまさか、落っこちないでくださいなと。ここからもう秋葉原、秋月、千石もすぐ近くです。



追記

中央線は良く止まるなあ、と思っているあなた。今現在、中央線がうごいているかどうかわかります。
お茶の水からのリアルタイム映像
地図上、A地点からの映像です。これでばっちり。

小川町から、帰り、座りたいんですが・・

 新宿線は、昼ならたいてい座れます。橋本快速は幾分込みますが、大丈夫です。土日は夜でも座れます。平日下りは・・座れませんね。さすがに。以前は本八幡よりは空いていたんですが、新線新宿で、本八幡よりに都営12号の連絡口が出来てから、少し混雑しました。
 この先、京王本線へ直通する場合ですが、
まず、基本的に、平日でも、平日夕方でも、休日でも、列車ダイヤはほとんど変わりません。小川町発で、
20分ヘッド、2(,22,42)分が笹塚行き・・特急京八行き接続
      8(,28,48)分が橋本行き、
     15(,35,55)分が笹塚行き急行(通快)高尾山口行き接続

      となっています。なお、京八行き特急には、同じ電車で笹塚−明大前乗り換えと、新宿乗り換え両方が可能です。通常は、笹塚−明大前乗り換えでしょう。

 平日/休日の日中はどれでも座れます。ただ、新宿よりは込むので、乗り換え時に一番笹塚よりの車両に乗りかえるようにします。
 夕方以降ですが、平日はまず簡単に座ることは難しいかと思います。新宿で降りて乗り換えれば座ることはできますが、その場合、上のパターンで2本分程度前の電車でないと座れません。そのまま行く場合は、京八特急が本命であると思います。特急停車駅はもちろん、その他の駅でも、特急であれば府中乗り換えでそのあとの各停で座れますが、通快では45分くらい座れない場合があります。
 休日の夜間は多少座りづらいこともありますが、こんな場合は急行接続ねらいで、あえて、一番新宿よりの車両に乗ります。休日はみなさん血眼で並んでないので、近くで降りる方も結構座っています。千歳烏山は急行停車駅で一番乗降客が多いので、この位置であれば十中八九そこで座れます。
なんだかなあ・・ちょっとおじさんくさいコーナーでした。

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